17/18ヨーロッパリーグの決勝戦、アトレティコ・マドリード 対 マルセイユのマッチレビューです。
長ーいELの戦いもこの試合で決着がつきます。

アトレティコはCLのグループステージ敗退からここまで勝ち上がっています。
まあ、守備力がトップクラスのチームですからこういったトーナメント方式の勝負では本来の力を発揮します。
アーセナル戦が一番厳しかった戦いにはなってくるでしょうが、退場者を出しながら(シメオネ含めて)も2戦通して安定した戦いをやってましたし、個人的にはホントに好きなチームです。

一方のマルセイユはよく勝ちあがってきたな~っていう印象です。
比較的対戦相手に恵まれていたとはいえ、弱いチームなんてありませんし、リーグ戦と並行しながらの戦いですので厳しいものはありました。
マルセイユはリーグ最終節前にこの決勝戦を迎えることになります。
ここに勝つと来季のCL出場権を貰えます(リーグ戦の順位で確保するのはちょっと厳しい)し、タイトル確保のためにもこの試合は全力で臨んでいます。

というわけで、まずはフォーメーションから。

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フォーメーション

アトレティコ・マドリードとマルセイユのフォーメーションです。

4-4-2と4-5-1です。

マルセイユの酒井はケガから復帰してますがベンチスタートとなってます。

全体の印象と試合展開

この試合は始まる寸前からマルセイユサポーターが発煙筒を炊きまくってたんで、スタジアムが煙まみれでした。
それにフランスのリヨンが会場ということもあって、マルセイユサポーターの熱気は半端なかったです。

決勝だけあってプレーのインテンシティは相当高かったし、アトレティコにとってはそれがいつも通りなんでしょうが、マルセイユも負けじと球際のところはかなり激しくいってましたね。
それで序盤から得点の雰囲気というか流れはマルセイユにあったように見えました。
実際そんなにシュートシーンがあったわけではありませんけど、想定通りの試合運びができていたのがマルセイユだった感じです。

緊張感のある試合展開でカウンターの応酬が続いていたんですけど、意外にも先制したのはアトレティコの方になりました。
マルセイユ側のミスがきっかけだったんですけど、ガビのワンタッチパスとグリーズマンの冷静さが表れたゴールシーンになってます。

そして、先手を取ってからはリズムが徐々にアトレティコの方に行くようになります。
後半の開始早々にグリーズマンの2点目が生まれることになりますけど、マルセイユのスローインをカットしてからグリーズマンにボールが渡るまでほぼワンタッチで繋いでます。
このゴールはめちゃめちゃ速かったし、非常にキレイなゴールでした。

こうなると余計にアトレティコの方に流れがいくようになったんですが、追いつきたいマルセイユはロクに攻撃もできない状況(セカンドが拾えない)でしたし、後半はホントにしんどい展開でした。

途中出場のミトログルが惜しいシュートを放ってましたけど、マルセイユは結局無得点。
逆に終盤でアトレティコのガビにとどめの一撃を食らって、試合が終わってしまいました。

試合結果

試合は3-0でアトレティコの勝利。

得点者
前半21分 アトレティコ:グリーズマン
後半4分  アトレティコ:グリーズマン
後半44分 アトレティコ:ガビ

交代者
アトレティコ
後半1分  ヴルサリコ⇒ファンフラン
後半43分 コレア⇒トーマス

マルセイユ
前半32分 パイエ⇒ロペス
後半10分 オカンポス⇒ヌジエ
後半29分 ジャーメイン⇒ミトログル

ハイライト

全体のハイライトです。

やっぱり安定のアトレティコ

この試合に対してどういったスタンスで行くのか?が個人的には一番注目していました。
間違いなく格上の相手に対しては堅守速攻の構えを取るんですが、マルセイユっていうチームに対してその辺がハッキリしてこなかったですよね。

ただ、基本的な戦い方はどの試合でも変わりません。
結局は「ボールを奪う」⇔「ゴールを守る」っていうフェーズを”ボールの高さ”によって変えているわけなんですが、それが低目になるか?高目になるか?の違いだけです。
僕としては守備の局面においてその切り替わりが「どの高さからなのか?」っていうのを結構気にしますし、チームの姿勢っていうのが表れやすいと思ってます。

それでこの試合のアトレティコは思ってたより積極的には行ってませんでしたね。
(2点先行してからはかなりボールを狩りには行ってましたが)
マルセイユ側の戦い方の影響もありましたけど、自陣までボールを運ばれるとブロックを作る感じにはなってました。
序盤から相手の個人技でゴールを脅かされそうなシーンはありましたけど、いつも通り守備の集中が高く全体的に安定してました。

スコアレスの時間が長かったらまた違った展開になってたとは思いますけど、さっさと先手を取れたのが非常に大きかったと感じてます。
序盤はそうでもなかったですが、全体的には相手を圧倒してました。
やっぱりアトレティコは強かったです。

勢いは良かったマルセイユ

相手のアトレティコはマルセイユから見れば格上の相手にはなってきます。
過去の試合ではまずは失点しないようにブロックをしっかり作って、、、っていう試合運びをしてたこともありますから、大事な決勝戦ではより守備の集中を高く試合に臨んでいたと感じています。
監督のガルシアは前日会見で「攻撃的に行く」っていってたみたいですが、序盤にその姿勢は表れてましたね。
でも、そこまで極端な構えにはなってませんでしたが。

それで面白かったのはこの試合のキックオフです。
マルセイユボールだったんですけど、いきなりタッチラインに向かってボールを蹴ってたんですよね。
これってビルドアップを放棄してわざと相手ボールにしたわけなんですが、相手陣内でボールを奪ってショートカウンターで仕留めたいっていう意図があったんでしょう。
(立ち上がりで先手を取るために)

印象的だったのはサイドの選手の推進力です。
特にオカンポス。
ボールを持ってからの縦への仕掛けが序盤からかなり効果的で、それが攻撃の起点になるシーンが多かった感じです。
なかなかブロックが整っているアトレティコDF陣を崩していくにはこういった個人技が有効になってきますし、彼はかなり効いてましたね。
(途中で下げられたのは永遠の謎やけど)

残念だったのはパイエが早々にケガで離脱してしまったことでしょうか。
チームの中心選手ですし、キックの精度は相当のものがあったんでセットプレーからでも得点チャンスが欲しかったマルセイユにとっては痛かったかなと。

おめでとうアトレティコ

考えてみればELの決勝を見たのは生まれて初めてでした。
なかなかCLと比較すると注目度は落ちてしまいますけど、レベルの高い戦いは普通に行われています。

まあ、この試合はアトレティコが単純に強かったですな。
戦い方にスキがほとんどありませんでしたし。
マルセイユもチャンスが無かったわけではないんですが、全体的に試合をコントロールされてかなり苦しくなりましたね。

個人的には優勝してほしいチームが勝ってくれてたんで気分がいいんですけど、久しぶりに徹夜するとやっぱり眠いです。
って言っても、次はCLの決勝があります。
それが終わったらW杯。
しばらく眠れねえな~~~

そんなわけでまた次回!!

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