17/18ラ・リーガ第36節のエルクラシコ、バルセロナ 対 レアル・マドリード のマッチレビューです。
バルセロナは前節のデポル戦で優勝を決めてますので今までと比べると熱の入りようは違ってきます。
逆にレアルの方はCLの決勝があるからそこへ向けて弾みをつけたいですし、2位のアトレティコを追い抜きたい状況なのでバルサよりはモチベーションが高かったです。

今シーズン限りでチームを去るイニエスタにとっては最後のクラシコ、それにバルサは史上初の無敗優勝も懸かっています。
前回のクラシコではバルセロナがかなり守備的な構えを取りながら、レアルのスキを突いて3得点。
カルバハルの退場なんかもあってバルサが完勝しています。

ただ、あの時はレアル側のパフォーマンスが上がってなかったこともあっての試合結果でしたんで、今回のクラシコの参考にはなりませんでした。
まあ、それぐらいレアルが本来の強さを取り戻しつつあるって感じですかね。

フォーメーション

バルセロナとレアル・マドリードのフォーメーションです。

4-4-2と4-3-3です。

バルセロナはいつも通りの布陣です。
最近のレアルは試合によって4-4-2と4-3-3を使い分けてます。

全体の印象と試合展開

試合は立ち上がりからホームのバルサがハイプレス。
ベルナベウではかなり引いてたんですけど、まったく逆の展開にはなりました。

それでスコアは早々に動くことになってます。
セルジロベルトが右サイドを駆け上がり、中央にいたスアレスにクロス。
これをスアレスがボレーで合わせた形でしたけど、ニアサイドでメッシがレアルの選手を引き付けていたんですよね。
その動きによってスアレスがフリーになってます。

まあ、これでバルセロナが有利に試合を進めていくのかな~と思ってましたけど、そんなに間を空けずにレアルが同点に追いつきます。
ロナウド⇒クロース⇒ベンゼマのヘディングの折り返しをロナウドが合わせてゴール。
バルセロナもそうでしたが、レアル側もホントにキレイに相手をくずしてゴールを決めてます。
この一連のプレーはレベルが高くて面白かったですね。

それで序盤こそホームのバルセロナがリズムをつかんでましたけど、徐々にレアルが盛り返すようになってます。
ただ、前半は1-1で折り返すことにはなるんですが、終了間際にセルジロベルトが一発退場。
それ以前からかなりやりあってカードが乱発してたんですけど、まさかバルサの選手が退場するとは思いませんでしたね。

後半に入るとレアルがかなり勢いよくプレッシングを仕掛けるようになります。
その感じで試合を決めてしまおうって意図があったとは思いますけど、逆にバルサに勝ち越しゴールを許してしまいます。

スアレス・メッシと2人で攻撃を完結させてしまったわけなんですが、これにはビックリするしかありません。
その後は追いつきたいレアルが前がかりに行ってましたが、思うような攻撃ができずにバルサのカウンターを食らうシーンが多くなっていきます。
人数が多いレアルの方が逆に追い込まれて行っているような雰囲気が漂ってましたね。

でも、そんな雰囲気はベイルのゴールで消えてしまいます。
アセンシオからのパスをベイルがダイレクトシュート。
枠の外から巻きながら飛んできたんで、さすがのテアシュテーゲンもセーブするのはムリでしたね。

その後はお互いに決定機がありましたが決めきれず。
引き分けの試合でしたが、良いゲームでしたね。

辛抱強かったバルセロナ

前回の対戦とは違ってかなり積極的、というか従来の戦い方を仕掛けていたバルセロナ。
スアレスは最前線からボールを追いかけまわしてましたし、トランジションのところではメッシもかなり速いアプローチを仕掛けてたりしてましたね。

カゼミーロのところはブスケツがかなりケアしてたし、クロース・モドリッチにはラキティッチ。
この辺はマンツーマン気味の対応だったと思います。
ただ、ここのプレッシャーを剥がされると途端にピンチになってたシーンが序盤から目立ってた気がします。
失点シーンはブスケツがクロースを潰しきれずにボールを運ばれてしまったからですし、それ以外のところでもフィニッシュまで持って行かれてしまうシーンがありました。

攻撃のクオリティに関しては相変わらずレベルが相当高い(コウチーニョは微妙やったけど)んですけど、守備対応ではレアル側に分があった感じですかね。
そんなわけで前半の内容はレアルに負けてたと思いますけど、10人になってからの後半立ち上がりはすごい勢いでした。
メッシの勝ち越しゴールが生まれてからは勢いに乗ってチャンスメイクをかなリできてましたし、数的不利を忘れさせるような雰囲気だったんで。

とはいえ、試合の終盤は疲れがありましたかね。
レアルの攻撃をなんとか凌いでた印象はあります。
まあ、これは仕方なかったんですけどね。

勝ち切れなかったレアル

BBCを並べたレアル。
まあ、ベイルがいるとレアルの高速カウンターは最大限の力を発揮するんですけど、守備の時には彼は少し下がり気味の位置にいましたね。
4-4の8枚ブロックをやってましたけど、ベイルはそこに合流してましたんで。
守備対応が忙しかった影響もあってか、前半からベイルはほとんど攻撃に絡むシーンも作れませんでしたし、これだったら始めからアセンシオやバスケスを使ってた方が良かったんじゃねえかって思いましたけどね。
(それでもゴールは決めたけど)

序盤からバルサに押し込まれそうなところもあったんですけど、レアルはバイエルン戦同様に守備の集中が高かったと思います。
正直、序盤の失点シーンを防ぐのはどのチームでも不可能だったと思います。
それぐらいバルサの崩しは完璧だったんで、あの失点は仕方なかったですね。

カードは貰ってますけど球際のところは激しかったですし、奪われた後の切替も早い。
ここをきっちり押さえながら、攻撃の時は左サイドのマルセロを積極的に使ってました。
まあ、カルバハルがいればもっと右サイドを使ってたとは思いますけど、アルバを警戒してナチョを起用してたんで仕方ありませんでしたかね。

ただ、攻撃の時はサイドでかなり幅を取れてましたし、クロスボールが流れても逆サイドの選手が拾えていたんで、攻撃の厚みはかなり取れてました。
マルセロの活躍でセルジロベルトを退場に追い込み、数的優位な状況で有利に試合を進められるはずだったんですが、後半のバルサの勢いに抑え込まれてしまったところはありましたかね。
さっさと逆転ゴールを奪えていれば普通に勝ってたとは思いますけど、ちょっと難しかったですな。

試合結果

試合は2‐2の引き分け。

得点者
前半10分 バルサ:スアレス
前半14分 レアル:ロナウド
後半7分  バルサ:メッシ
後半27分 レアル:ベイル

交代者
バルサ
後半1分  コウチーニョ⇒セメド
後半13分 イニエスタ⇒パウリーニョ
後半47分 スアレス⇒アルカセル

レアル
後半1分  ロナウド⇒アセンシオ
後半23分 ナチョ⇒バスケス
後半39分 クロース⇒コバチッチ

ハイライト

全体のハイライトです。

バルサは無敗優勝か

前半終盤に退場者を出しながらも負けなかったバルセロナ。
まあ、順当に行けば無敗優勝を決めますかね。
チームとしてはもちろん史上初ですし、リーガで考えても現在のレギュレーションに移行してからは史上初みたいです。

ローマ戦の敗退でバルベルデは批判されることが多かったみたいですが、カップ戦を含めての2冠は流石の戦績です。
バルセロナらしさが失われつつあるって声もありましたけど、それでもバルベルデのバルサは強かったですね。

数的優位で勝ち切れなかったレアルですけど、感触としてはそんなに悪くなかったんじゃないでしょうか。
もちろん勝ちたかったでしょうけど、最低限の結果は残してます。
まあ、このチームはチャンピオンズリーグの決勝ですね。
今から非常に楽しみです。
また次回!!

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