17/18プレミア第32節のチェルシー(5位) 対 トッテナム(4位)のマッチレビューです。
来期のCL出場権を懸けたロンドンダービーですし、両チームともに今期のCLはラウンド16で負けてしまっています。
状況も似ておりますし、順位も競ってますんで非常に楽しみなゲームになりました。

調子を落としてきているチェルシーですが、スタンフォードブリッジでのトッテナム戦はこれまで28年間負けなしと非常に相性がいい戦いができています。
データ的には不利なトッテナムですけど、質の高い中央突破は健在ですし、各選手のコンディションも良さそうなのでどういった結果になってもおかしくありませんでしたね。

チームの勢いの差が時間が経つにつれて現れるようになった試合にはなってしまったんですけど、まずはフォーメーションから振り返ります。

フォーメーション

チェルシーとトッテナムのフォーメーションです。

3-4-3と4-3-3の対決。

チェルシーのクルトワはケガ。
トッテナムのケインも足首の靭帯を痛めてましたけど、驚異的な回復でベンチに入ってます。

全体の印象と試合展開

試合は立ち上がりから落ち着いた感じでした。
球際のところは普通に激しかったですけど、前にかなり突っ込んできてたトッテナムをチェルシー側が”いなしてた”入りにはなった印象です。

というか、思ってたより序盤はトッテナムがボールを持てなかったですね。
まあ、チェルシー側の守備対応が集中してたこともありますけど、トッテナムはケインが不在だったのが少し響いてきた感じでしょうか。
存在感のある彼が中央で張ってると、やっぱり意識がそっちにいっちゃいますんでそこから隙が生まれたりするんですけどね。

まあ、展開的にはなかなか決定機が生まれにくい感じだったんですけど、右サイドからのクロスを中央でモラタ合わせてホームのチェルシーが先手を取ることになります。
この段階では明らかにチェルシーの方が有利でしたし、このままチェルシーが逃げ切るのかな~とは思いましたけど、前半終了間際にエリクセンのスーパーゴール。
というわけで、前半は1-1で折り返してます。

後半は徐々にトッテナムがリズムを上げてきてた印象でした。
途中からソンフンミンを右にスライドして、ラメラを中央に持ってきてたんですけど、結果的にこれがハマった試合にはなったでしょうかね。

ダイアーのロングフィードから一発裏に抜けだして、アリが逆転ゴール。
その4分後には右サイドの崩しから最後はまたアリが押し込んでトッテナムが3点目を奪います。

まあ、そんな感じでチームの勢いの差が時間が経つにつれて現れてきた試合にはなりましたね。

前半は良かったチェルシー

今シーズン取ったバカヨコが思ったようにチームにフィットしなかったこともあって、守備の強度が上がってこなかったチェルシー。
このチームは5-3でブロックを作ることが多いんですが、中盤の3枚っていうのはカバーすべきスペースもかなり広いですし、ボールを奪いに行くにはしっかりとアプローチに行く必要があるから結構重要なポジションです。

それに加えてモラタも数字が残せず、新しく取ったジルーも不発気味なんで、なかなかチームの戦いと新戦力との融合がうまくいってない感じです。
もともとシーズンが始まる前から補強についてはかなり文句を言ってたコンテ監督でしたけど、周りから見てる感じよりも実際はかなり苦労するんですかね。

ただ、この試合はかなりいいゲームの入りをしてたと思いますし、トッテナムのビルドアップにも落ち着いて対応できてました。
ブロックもアザールを少し下げて5-4に構えてましたし、さすがにトッテナムが相手だから真ん中に人数をかけておく必要がありましたかね。
まあ、相手の中央突破はかなり強力だったとは思いますけど、プレスバックも全員が早くできてましたし、ゴール前の壁はしっかり作れてた印象です。

それにカウンターからも普通にチャンスメイクができてましたし、モラタの先制ゴールはホントに良い崩しができてましたね。
ウィリアンとかアザールはもちろん効いてましたけど、この試合は左サイドのアロンソが効果的でした。

まあでも、それも前半だけでしたな。
前半終了間際のエリクセンのゴールは仕方なかったとしても、後半からはトッテナムにシュートを打たれてしまうシーンも増えてましたし、逆転されるのは時間の問題だったかもしれませんでしたね。

普通に強かったトッテナム

この試合はケインがベンチスタートだったトッテナム。
代わりにソンフンミンが中央に入ってましたけど、彼はアジアとか関係ないレベルの選手になっちゃいましたね。
ケインとはタイプが違いますし、同じポジションでも動き方はかなり違ってて難しいところもあったんでしょうが、後半になってポジションをズラしてからはきっちり仕事をしました。

それで最近のトッテナムはハイプレスが軸になってますし、それはこの試合でも変わりありませんでした。
それにデンベレとかエリクセンが中央にボールを運ぶのも相変わらずですし、ビルドアップはまず中央を狙うのも今までと同じでした。

相手チームがゾーンディフェンスでブロックを作っている場合、縦へのパスコースは非常に狭くなります。
ただ、味方選手にびっちりマークがついているわけではありませんので、その狭いパスコースを通せる足元の技術と正確なダイレクトプレーを組み合わせることができると、一気に相手を崩すことができます。
セリエAだとナポリもこんな感じの攻撃をやりますけど、トッテナムがやる攻撃っていうのは”ゾーンディフェンスの弱点を突くやり方”にはなってきます。

まあ、エリクセンのスーパーミドルには驚きましたけど、アリの逆転ゴールはやばかったですし、後半のパフォーマンスはホントに素晴らしかったですね。
それにソンフンミンを右に持って行ったことがうまくいって3点目のゴールが生まれたわけですし、チームとしての戦い方もハマりました。

ただ、守備のところについて1点。
トッテナムのプレッシングは前からでしたけど、押し込まれた時は全員がプレスバックしてボールサイドにコンパクトなブロックを作ります。
で、失点のシーンなんかはそのブロックの裏を突かれたしまったものになってます。
逆サイドのモーゼスがフリーなのは仕方が無かったとしても、もう少しリュディガーに対してプレッシャーをかけておきたかったとは思います。
(ロリスの判断ミスもありましたし)

とはいえ、反省すべきはこの辺だけじゃないですかね。
まあ、よく逆転勝ちしましたよ。

試合結果

試合は1-3でトッテナムの勝利。

ついにスタンフォードブリッジで勝てましたな。

得点者
前半30分 チェルシー:モラタ
前半46分 トッテナム:エリクセン
後半17分 トッテナム:アリ
後半21分 トッテナム:アリ

交代者
チェルシー
後半36分 モーゼス⇒ジルー
後半38分 アロンソ⇒サントス
後半43分 モラタ⇒ハドソン

トッテナム
後半29分 ソンフンミン⇒ケイン
後半36分 ダイアー⇒ワニアマ
後半43分 ラメラ⇒シソコ

ハイライト

全体のハイライトです。

まとめ

まあ、トッテナムが強かった試合でした。
特にエリクセンのパフォーマンスにはビックリしましたし、ケインが不在の中でもこれだけクオリティの高い攻撃を展開できるのは単純にすごかったと思います。

逆にチェルシーは前半うまく相手の攻撃をいなしてたんですけど、後半から相手の配置変更に対応しきれず逆転負けしてます。
これで直接対決を負けてしまったわけですし、正直CL出場権はかなり厳しくなりました。
ただ、リーグ戦はまだ残ってますし、なんとか立て直してもらいたいところですかね。

というわけで、また次回!!

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