本来はチャンピオンズリーグのラウンド8の記事に全力を注ぐべきなんですけど、やっぱりこのニュースの衝撃は大きかったですね。
(ローマにバルサがやられちゃったのは後日に分析します)

とりあえず、ハリル監督はめっちゃ怒ってるみたいです。
”怒り心頭”って今のハリルさんのためにある言葉っていっても間違ってないぐらい。
まあ、当たり前の話なんですけどね。

だって、一番しんどいアジア最終予選を突破して6大会連続のW杯出場を決めたのはハリル監督ですし、試合内容がどうこうの前にそれは実績としてしっかりあるわけです。
確かにハリル体制の日本代表の試合内容は周りからホメられるものでは無かったとは思います。
みんなこぞって批判してましたし、「監督を解任しろ」っていう声はかなり前からありましたし。

とはいえ、勝負事の世界においては結果が重要です。
それにハリル監督じゃなかったら、W杯出場を逃していた可能性もあったわけなんです。
なんか、”W杯の出場するのが当たり前”の雰囲気のせいでそのことに関しては完全にスルーされてますが、ハリルさんは非常に可哀そうだなと感じてます。

電撃解任の発表から少し時間が経って、その理由についてはいろいろと記事が増えてきてます。
例えば、こんなやつ。

選手ミーティング禁じたハリル氏 意見すれば粛清

これに関しては「周囲は粛清と受け止めた」ってところが一番重要な気がします。
まあ、ハリルさんは多少世渡りがヘタなところもあるのかもしれませんけど、これがどこまで本当なのか?は当事者たちにしかわかりません。

あと、JFAの田嶋会長に主要選手から直訴のメールが届いたっていう記事もありましたね。

ハリル解任、背景に本田圭佑ら5人からの「直訴メール」

これもどこまで本当かわかりませんけど、これが事実であっても今回の解任は変だったかなと。

まあ、解任理由がどうであれ、僕が気にしているのはもっと深いところなんですよね。

現実的に考えて

僕はブログを使って情報発信をしていますし、できるだけフラットな目線で試合を分析するように心がけています。
(それでも”好き嫌い”はでますけど)

一般的には厳しい意見が多かったとは思いますけど、これまでの戦いを受けたうえでのハリルジャパンに対する評価っていうのは「まあ、こんなもんだろ」って感じなんです。
これについては少し前にも書きましたけど、世界から見た日本のレベルって大したことありません。

現実的に考えれば、ロシアワールドカップもグループリーグ敗退が濃厚です。
(もちろん突破の可能性も少しはありますが)
サッカーはチームスポーツですし、チームの戦術によって個々の選手のポテンシャル差を補うことができる、、、とはいえ、なかなかそれを実践するのは厳しいです。
クラブチームレベルならまだしも、代表レベルだとまとまった練習期間も取れませんし、意思疎通も難しくなってきます。

そんな中で一番僕が気にしているのは、、、

ハリル監督じゃなかったら、日本代表はもっとやれるはず、、、ってみんな少なからず思っていることです。
でも、それって少し見積もりが甘い気がします。
田嶋会長はハリル監督を解任することによって「グループリーグ突破の可能性を1%でも上げたい」って言ってましたが、必ずしもそうなるとは限りません。

残りの準備期間も少ないですし、戦い方を考え直すにしてもいろいろと厳しいです。
それに、、、
もともとレベル差があるからあんまり関係ないとは思ってます。

普段から海外サッカーが好きで世界トップレベルの選手たちのプレーを見ている人(僕も含め)って、日本代表に対して「厳しい意見」を言うことが多いです。
でも、それって仕方ないんです。
だって、外から見てても明らかに違うから。

世界の強豪国が展開するボールのスピード(パスやシュート)、アタリの激しさ(球際とかボールの収め方とか)、ポジショニングのうまさ(キレイなゾーンディフェンス)など、すべてにおいて残念ながら明らかに日本は劣っています。
その差を埋めるっていうのは並大抵のことではありません。
これも以前書きましたけど、”外から見ている差”と”体感する差”っていうのは2倍ぐらい違ってきます。

ただの小細工

厳しい要求とか規律を重視する指揮官から解放されたことにより、確かに日本代表の選手達にメンタルの変化や”勢い”が生まれるかもしれません。
でもね、、、

ホントに”勢い”なんてものはアテにならないんですよ。

だって、2006年とか2014年とかW杯直前の親善試合でいい結果を残していた日本代表って”勢いに乗ってた”と思いませんか?
でも、本番に臨んでみたら「その勢いはどこに行った?」っていうぐらいの惨敗になりました。

確かにメンタルコントロールが重要であることや選手たちの勢いによって格上の相手に勝ち切ってしまうっていう事実もサッカーにはあります。
とはいえ、実際のところそういった試合っていうのはごく稀ですし、メンタルとか勢いっていうのはギリギリの局面で作用することが多いんです。

切替(トランジション)の速さやセカンドボールへの出足の速さとか、ゴール前の落ち着きとか局面での状況判断が正しくできるとか。
(ほんの少しの差ですが)
サッカーは一つのミスがきっかけで失点してしまったりするシーンも多く、選手たちもそれをわかっているからこそ試合の反省でよくこういったことを口にします。

でも、僕の考えとしては世界の強豪との差を埋めるのはそれ以前の問題なんですよね。
その前に考えるべきは、、、
技術的なところ(個人戦術や足元の技術、チームの戦い方とか)です。

極端な話、なでしこが日本代表と普通にサッカーの試合をやっても勝てるわけがありません。
(メンタルコントロールとか、勢いで何とかなる話ではないでしょ)
こんなものは当たり前の話です。

でも、その当たり前がかなり薄れてきている気がします。

結局、技術的な話です

今回のハリル監督の電撃解任は上に書いたことと似た印象を持ってます。
おそらく、メンタルとか勢いのところを期待してのものでしょう。
「彼を解任すれば何とかなるかもしれない」っていう雰囲気もおそらくあります。

でも実際はそんなに効果が期待できません、というかたぶんありません。
今まで書いてきた通り、日本が勝てないのは技術的なところが普通に足りてないからです。

それに今回のような不可解な解任劇を披露したおかげで”今後、日本に優秀な監督を招聘できなくなる”ことも考えられます。
例えば、コンテとかシメオネのような監督が就任したら同じような理由で解任される可能性もありますし、自分のやり方で代表チームを指揮するのが難しくなりました。
本気の日本のサッカーを変えようと努力してくれたとしても、「いやいや、それは日本人にあってないから」っていう理由で拒否するようになりました。
結局、協会とか主力選手の意向に左右されるポンコツな監督しか日本に来てくれない、、、そんな現実も待ってるかもしれません。

まあ、日本サッカー界の未来を考えるといいことなんてありません。
むしろ悪い方向に行っている気がします。

以前も書きましたが、日本サッカー協会は考え方を見直す必要があります。
トップが変われば組織も変わっていくことがありますけど、とりあえず今の田嶋会長だと無理でしょうね。

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