今回は日本代表がどういう状態なのかを考えていきます。

前回の記事はこちら

現在の日本代表のフォーメーションは4-3-3です。

日本代表のフォーメーション

2017.6 シリア戦の先発


大雑把にチームが攻撃的か守備的かを判断するのに、ディフェンスラインの人数で判断することがあります。
一般的に4バックは攻撃的なチームになります。
これは4バックだと、サイドバックの選手が攻撃参加した時に攻撃の厚みが出る反面、ボールをカットされて、カウンターを食らったときにはディフェンスラインが2枚しかいない状況などがあるためです。
3バックだと基本的にディフェンスラインには3枚残るので、4バックと比べると守備的になります。

サッカーは守備から考える

サッカーの場合、攻撃は個人技で何とかなることもあるけど、守備は組織で連動しないといけません。
「個の力」とかよく言いますけど、それは攻撃の部分であって、守備の局面ではあまり聞きませんよね。
局面では、確かに個人技になるんですけど(1対1のマッチアップとか)、全体で見れば連動しています。

日本代表の守備は?

日本代表の守備はハイプレスですね。
高い位置から相手にプレシャーを与えて、パスコースを限定し、インターセプトだったり、1対1でボールを奪取するイメージです。
ボールを奪取した瞬間から攻撃に移るので、高い位置であればあるほど、攻撃が有利になります。

高い位置からプレスをかけるので、前線の選手(FWとかOH)がしっかり走ってプレスをかける必要があります。
ですので、FWの選手でもスタミナが必要ですし、特に3トップの両サイド(ウイング)は上下運動が激しく、しっかりとしたフィジカルコンディションが必要となってきます。
それでハリルさんが求めているのが「デュエル」であり、高い位置からしっかり相手選手に体をぶつけて、相手がボールをキープしづらい状況に追いやろうとしています。
体をぶつけたときにボールを奪取できればいいですし、仮に無理だったとしても相手がミスしやすくなって、インターセプトも狙えます。

前線の選手から「よーいドン」で、守備がスタートしますが、前線の選手が走り回るだけだとあまり意味がありません。
相手もボールを動かしてくるので、FWの選手がボールに対してアプローチを開始したら、両WGだったり、OHの選手は相手チームのパスの出し所を予測しながら、先行してその場所にアプローチをかける必要があります。

ハイプレスの弱点

ハイプレスのいいところは↑に書きましたが、どこかで綻びが出始めると、割と守備は崩壊しがちです。
それは例えば、相手に対してプレスをかけに行った選手がかわされてしまったりとか、プレスをかけに行った選手の周りの選手が事前に動けておらず、相手にフリーでボールを受けられたりなどです。
結局、守備の時に多数の選手が動き回るので、結果的にそれが相手チームにスペースを与えてしまうことにもなるわけです。

ハイプレスをする上では、いかに運動量を落とさないか、ボールを追いかける選手と周りの選手が連動できるか、ボールの出し所に対していいポジショニングができるか、そういった部分が大事になってきます。

次回は、ここ最近の日本代表の試合を見て、守備がちゃんとできていたか?を考えていきます。