日韓戦の失点シーンに関することは昨日の記事でいろいろと書いてきましたが、今回はなんであんな感じの試合になってしまったのかってところを考えてます。
実はこの試合は韓国に16本ものシュートを打たれてますし、それだけフィニッシュまで持って行かれてしまったのは日本側に問題があったし、戦い方にも問題があったのでは?と考えた方がいいです。

代表常連組より初召集や久しぶりの招集になった選手が多く、、、急造チームで全体的に対応が難しかったとはいえ、北朝鮮と中国とは試合をやってますからね。
それに条件的には変わらない韓国代表にこれだけ力の差を見せつけられてしまったのは非常に不甲斐なかったと感じています。

とりあえず、今回の記事は今までの補足的な内容になってます。
なんだかんだサイド攻撃でやられてた印象が強かったと思いますが、その原因について触れてます。

それでは韓国がどういう戦い方をしてきてたのかをまず説明していきます。

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まずはフォーメーション

日韓戦のフォーメーションです。

韓国側は4-4-2のフォーメーションを組んでました。
それで韓国がどういう戦い方をしてきてたのかをこれから説明します。
まずは↓の図から。


この試合の韓国は中盤のサイドの選手が2トップのラインに合流して、日本の最終ラインの前に4人並ぶことが多かったです。
まあ、その代わりに空いてくるサイドのスペースを両SBの選手に使わせることが狙いだったと思います。
だから、SBはビルドアップの時にかなり高い位置をとってましたし、日本の4-5-1の並びを崩すことを考えたときにその攻撃は有効だったんですよね。

で、中盤のボランチ2枚はどちらかが中央に残って、もう1枚はCBのボール回しに絡んでいく感じです。
まあ、バルセロナがよくやってるビルドアップの形に似てますね。
引いて守ってくる相手に対しては非常に有効だと思いますし、今思うとここの戦い方の部分でも日本は韓国にやられてた感じです。

実際に対峙したときは↓のような形になりますね。


黄色丸で囲ったところが日本側が狙われたスペースですね。
韓国側の前4枚の位置によって、日本としては中央に絞るしかなかった感じになってます。
日本側の小林悠の左右には日本選手がいませんから、韓国側のCBやボランチの選手はフリーでボールを受けられます。
で、日本の4バックのところも中央に絞ってるんで、スペースがある感じになってます。

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実際にやられたシーン

もう少しわかりやすくするために実際やられたシーンをピックアップしてます。
まずはこちらから。


韓国側は自陣からビルドアップを開始しているところ。
もうこの時点でSBがかなり高い位置をとっているのがわかりますよね。

韓国側のボランチの選手が小林悠の右側にある空いたスペースでボールを受けている感じになります。
まあ、日本としてはこの位置からはプレッシャーに行かないようにしてたんでこうなった感じ。


それで、ボールを受けたボランチの選手はフリーなんで前にドリブルを仕掛けてきてます。
日本側の自陣に近づいてきたので井手口がアプローチに行こうとしているところですかね。

そんなことより、ポイントは最終ラインのところです。
右SBの植田から三浦・昌子とそれぞれがマークを持ってます。
中盤のラインを気にしているか、相手のSBを気にしているのか、伊東は微妙なポジショニングになってます。

で、ここから相手ボランチの選手から左SBの選手に浮き球のパスを通されます。


で、こんな感じになります。
伊東と植田が追いかけてますが、間に合いません。

それでここからしばらく運ばれて中央へクロスを上げられることになってます。
ここでは失点しませんでしたが、けっこうキレイにやられてます。
非常にシンプルですが、対応が難しかったですかね、日本としては。

まあ、韓国のビルドアップはサイドに人数をかけている分、中盤がスカスカになります。
日本の3ラインの真ん中である、伊東・井手口・今野・倉田・土居の並びがこの局面においてはまったく役に立ってないんですよね。

対応としては、、、

まあ、単純にサイドで崩されるのを防ごうと思えば、伊東・土居が最終ラインに合流して一時的に5バックみたいな形をとるか、、、
それか余ってるインサイドハーフが最終ラインに合流して日本側のSBが余るようにするかですね。
(これも5バックになるけどね。というかそうするなら3バックにしろよって話でね、、、)

引いて守るときの対応としては狙われそうなスペースをいかに消していくのか?と、相手選手の動きに対してどう対応するか?が重要なんで、こんな対策になりそうかなとは思います。

ただ、積極的な守備をするんであれば別の方法もあります。
例えば、井手口・倉田あたりが、韓国がビルドアップを開始してボランチに展開したボールに対して高い位置からアプローチに行くようなイメージです。
そうすると相手のボランチもフリーの状態でプレーできないし、前にドリブルで運んで、パスを狙うのも難しくなってきます。

その辺のことを考えるとこの試合はハイプレスを仕掛けて前線からハメにいっても良かったかもしれませんね。
相手も前に人数をかけてる分、ショートカウンターは決まりやすかったと思いますし、、、
試合中にこの判断ができていて、例えば、後半から戦い方を変えてたりしてれば、違った結果にはなったかもしれませんけどね。
ただ、これは結果論ですね。
結局、日本は流れを変えられずにそのまま負けてしまったんで。

まあ、サッカーは相手があるスポーツなんで、”一つの戦い方”しか持ってないとうまくいかないことも当然あります。
戦術的な柔軟性は日本サッカーが躍進していくためにも今後必要ですし、それが結局は組織力ってことになると思ってます。
そういう力は日本代表にいつ宿るようになるんでしょうかね?

まあ、今回はこんな感じですね~
それではまた次回!!

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