17/18セリエA第30節のユベントス(1位) 対 ACミラン(6位)のマッチレビューです。
注目のビッグマッチですし、両チームともにここまで好調な戦いを披露しています。

ユベントスはCLでレアル・マドリードとの試合もありますし、非常にきつい日程のなかですが勢いをつけるためにもこのホームゲームは落とせないものになってます。
(スクデット争いもありますし)
一方のミランは闘将ガットゥーゾ監督のもと、勝負強さや戦う姿勢を前面に出してきており、みるみる調子を上げています。

まあ、自力で考えるとユベントスに分がある対決なんですが、こういったゲームは終わってみないとわからないところもあります。
そんなわけで、まずはフォーメーションから見ていきます。

フォーメーション

ユベントスとミランのフォーメーションです。

3-6-1と4-3-3の対決です。

ユベントスは3バックを採用してます。
ミランは基本的にメンバーを固定してますけど、アンドレシウバがセンターに入ってます。

全体の印象と試合展開

両チームとも立ち上がりはボール際も激しくいってましたし、トランジションも早くていい入りになってたと思います。
まあ、プレッシングのところでホームのユベントスに分があったこともあって、序盤からユベントスがチャンスを多く作ってました。

そんな流れの中で早い時間帯にスコアが動いてます。
ディバラの反転してからのミドルシュートでしたが、ボールスピード・コースともに質が高くてびっくりしました。

で、なかなか攻撃面では苦労してた印象のミランだったんですけど、死ぬほどブーイングされてたボヌッチがコーナーを合わせて同点にしてます。
(決めた瞬間には笑いましたw)
前半はそのまま1-1で折り返すことにはなりますけど、同点にしてからのミランはかなり元気になってましたね。
だから、ホントにいい勝負だったと思います。

後半が始まってもその流れは変わらなかった印象でした。
ユベントスはドウグラス・コスタを交代で入れてましたけど、流れをよくするきかっけにはなりませんでしたね。

ただ、クアドラードが入ってドウグラス・コスタが左サイドに回ってからユベントスの攻撃は活性化するようになってます。
そして、終盤にクアドラードの勝ち越しゴール。
まあ、クアドラード自体はずっと消えてたんですけど、このゴールシーンはクロスボールへの合わせ方がうまかったです。

で、とどめはケディラのゴールでしたけど、ココのつなぎはホントにレベルが高ったです。
とりあえず、この試合はすごいゴールばっかりでしたね。

ユベントスの3バックは

対戦相手や戦い方を変更するうえで、4バック⇔3バックと自然にシフトできるユベントスっていうチームはホントにすごいです。
パッと見は配置が変わるだけのように感じますけど、実際やってる選手はかなり役割とかポジショニングも変わってきますし、それぞれカバーすべきスペースも少しズレたりしまんで、そこの切替はかなり難しいと思います。

ボヌッチがいたときも普通にやってたとは思いますけど、彼が抜けたこととシーズン序盤でベナティアに不安があったことが影響して、ビッグマッチで3バックをやってるのは久しぶりな気がします。
で、この試合は3-6-1と書いてますけど、ディバラが1.5列目みたいな配置だったんで基本ブロックは5-3になってます。

相手が3トップなんで3バックで対応するのはセオリーから外れるんですけど、相手の攻撃に合わせた布陣だったとは思ってます。
ユベントスは基本的にボールサイドにブロックを作りますけど、ボールに近づいてくる選手とか最終ラインに入ってきたりする選手にはマンツーマンで対応することが多いです。

5バックだともともと深い位置でのサイドのスペースはかなり限定されますし、3バックの誰かが相手の動きに合わせてマンツーマンで少しズレてもほかの誰かがすぐにカバーできますので、その辺のことを少しは考慮したのかなとは思ってます。
普通は5バックを形成するまでの3バックの脇のスペースを嫌がったり、サイドが数的不利になりやすいからフラットな4-4-2で構えたりするとは思いますけど、そのあたりのことは織り込み済みだったんでしょうね。
(あとは中央を固めたかったんでしょう)

とりあえず、この試合のユベントスはカウンター対応が非常に良かったですし、逆に自分達がボールを奪ってからは中盤の数的優位を活かしながら攻撃ができてたと思います。
(それにディバラがかなり効いてましたね)
途中ミランの時間帯でもずーと辛抱して、終盤に勝ち越したのはさすがでしたな。

ミランは悪くなかったけど

最近はメンバーを固定して戦っていることでチームの連係が深まってきたミラン。
”終盤の男”アンドレシウバをスタメンに入れてきましたけど、厳しい試合にはなりましたね。

相当なハイプレスを仕掛けて、高い位置からボールを奪いに行ってたのはそれなりに効果があったような気はしますけど、なかなかいい位置でボールを奪う機会もなかったですし、その辺はユベントスが落ち着いてましたね。
まあ、比較的ボールは持ててましたし、押し込む時間がありましたけど、崩しのところでは結構苦労してた感じです。

それにカウンターを狙える場面ではアンドレシウバが孤立気味でしたし、それ以外の場合でもユベントス側の最初のアプローチがかなり速かったんで、全体的に攻撃の局面では苦労してた印象です。
押し込まれるとスソやチャルハノールが結構低い位置まで下がっちゃいますし、だれか中盤の選手がアンドレシウバのサポートに入れたら良かったんですけど、なかなか中央は締め付けが厳しかった感じかなと。
(それでもスソやチャルハノールはちゃんと仕事してましたけどね)

たぶん、ユベントスはそこを意識してこの試合の布陣にしたんじゃねえか?っていうぐらい、縦を狙うのは難しかったとは思います。
まあ、攻撃がうまくいかなくても何かのきっかけで先手が取れれば試合結果はわからなかったとは思いますし、実際チャンスはあったんですけどね。
ケディラのゴールで心が折れたようなトコロもあったかなと。

途中からセカンドボールを支配できることができてましたし、試合の流れはミランに行ってた時間帯もあったんですけど、そこをユベントスに耐えられてしまった感じですかな。
とはいえ、いい戦いをやってたとは思います。

試合結果

試合は3-1でホームのユベントスが勝利。

ユベントスは強いですし、ナポリとの差も広がってます。

得点者
前半8分  ユベントス:ディバラ
前半28分 ミラン:ボヌッチ
後半34分 ユベントス:クアドラード
後半42分 ユベントス:ケディラ

お帰り!のクアドラードが決勝ゴール。
これで日本はコロンビアに勝てないかな~

交代者
ユベントス
後半1分  リヒトシュタイナー⇒ドウグラス・コスタ
後半16分 マテュイディ⇒クアドラード
後半31分 ピャニッチ⇒ベンタンクール

ミラン
後半20分 アンドレシウバ⇒カリニッチ
後半31分 ビリア⇒モントリーボ
後半35分 チャルハノール⇒クトローネ

ハイライト

全体のハイライトです。

ユーべの話

ユベントスっていうチームは”去る者は追わず”のスタンスみたいで、例えばディバラが「移籍したい」っていっても基本的には引き止めないようです。
だからこそ、シーズン前にボヌッチが抜けたりしたんですけどね。

資金力にものを言わせて優秀な選手をガチガチに固める、、、っていうスタイルからはほど遠いチームですし、選手の入れ替わりも多い中、非常にコストパフォーマンスがいい戦いをやってます。
単純な戦い方や守り方、試合運びとか戦術の部分でも参考になることが多いですけど、それ以外の部分でも見るべきポイントが多いチームです。

昔はそんなに好きなチームでは無かったですけど、こうやってレビューをいっぱいするようになってから「スゲーチームだな~」って感じるようになりました。
まあ、ナポリなんかもそうですし、ホントにセリエAにはいいチームが多いです。
(ミランは昔から好きですし)

僕としては昔の盛り上がってたセリエAに戻ってほしいですね。
だからこそ、CLをイタリア勢が取ってくれることをこそっと願ってます。

そんなわけで、また次回!!

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