17/18セリエA第27節のミラン(6位) 対 インテル(4位)のミラノダービーです。
フィオレンティーナのアストーリが急死した関係で延期となった試合です。

そんなわけでCLの準々決勝が行われている裏でコソッと行われた伝統の一戦となりましたが、有名なダービーマッチなんでスルーするわけにはいきません。
現状は両チームとも調子を上げてきている印象ですが、ミランはユベントスに負けてしまってますんでその影響がどう出るか、一方のインテルは得点力不足が解消されつつありますのでその流れを継続できるか、ってところがポイントだったでしょうかね。

順位も競ってますし、両チームとも来シーズンCLに返り咲くためには負けらない一戦になった試合を振り返っていきます。

フォーメーション

ミランとインテルのフォーメーションです。

4-3-3対4-5-1です。

両チームとも基本フォーメーションは変えずにこの試合に臨んでます。

全体の印象と試合展開

試合は序盤からインテルがボールを支配する展開。
ちょっと個人的には予想外だったんですけど、ミランはそこまでボールを積極的に奪いに行こうとはしてませんでしたかね。
それにもっと球際とか削りまくるんかと思ってましたけど、比較的落ち着いた試合展開にはなってました。

前半18分ぐらいまでは両チームともシュートチャンスが無かったぐらいのこう着した試合だったんですが、お互いに先手を取られたくない気持ちが出てた、というか慎重なところがありましたね。
まあ、ミラン・インテルともに守備の集中がすごく高ったですし、ブロックも非常にキレイでした。

正直どっちが優勢か判断するのが難しい試合です。
ボヌッチの決定的なヘディングはハンダノビッチがファインセーブしてましたし、ホントに締まったゲームだったとは思います。

途中イカルディのゴールがありましたけど、オフサイドの判定で取り消し。
前半はそのままスコアレスで折り返してますけど、後半に入ってもゲームの雰囲気は変わらりませんでした。
互いに集中高い守備をやってましたし、試合内容としては悪くなかったんで監督としても交代選手を考えるのが難しかったとは思います。

終盤に両チームとも選手を投入してますけど、それでも結局最後までスコアは動かなかったですね。

戦ってたミラン

ユベントスと戦った試合ではいい戦いを展開してたにも関わらず負けてしまったミラン。
まあ、勢い的にはインテルの方に分があるとはいえ、この戦いをきっかけに上位進出を狙いたいところでしたね。

スソ・チャルハノールの両ワイドに対して、クトローネ・カリニッチ・アンドレシウバとタイプが違う3選手が揃っているのがミランの特徴でしょうか。
この試合はクトローネを起用してますけど、まだ若いながらも単純なDFラインとの駆け引きに長けた選手ですし、勝負所で使ってくるのはガットゥーゾ監督の狙いもあったんでしょう。
(もう少し収まりが効くようになれば、コンスタントに使ってもらえると思いますけど)

その影響もあってか、この試合のミランはハイプレスをしてませんでした。
どちらかといえば、ブロックを固めてロングカウンターを狙うスタイルだったとは思いますし、クトローネを起用したのもそのためだった気がします。

あと、守備に関しては4-1-4の構えを取ってました。
昨日のローマについても書いてますけど、4-4のブロックの中にモントリーボ1人が守備のフリーマンとしている感じです。
まあ、この構えだと中央の強度は上がりますし、サイドに揺さぶられてブロックに穴が生まれてもモントリーボがスライドすることで対応できますし。
カウンターの速さは多少失われることにはなるでしょうが、そこは考え方次第ですな。

試合は引き分けになりましたけど結果的に無失点で凌いでますし、いい戦い方をしてましたね。

インテルの集中

何がきっかけで得点数が伸びてきたのかはわかりませんけど、それに合わせて失点数も改善されてきたインテル。
延期されずにやってたら調子が悪い時に当たってたことにはなりますんで、インテルとしては満を持してこのダービーマッチに臨んだことにはなってきます。

相手のミランが攻撃的に来ることはある程度予測できてたとは思いますし、ただそれをそのまま受け入れていたらミランのリズムになってしまうことから、インテルとしては結構高めの位置から相手選手を潰しに行ってましたね。
積極的にボールを奪いに行っていたわけではありませんでしたが、できるだけボールの位置を相手陣内にしておきたい意図はあった感じでした。

それで基本的に攻撃の局面で起点を作ってたのはサイド。
これはスパレッティになってからずっと同じですし、この試合でも変わってませんでした。
まあ、前線で張っているのは”イカルディだけ”のことが多く、そのままクロスボールを放り込むにしても、ピンポイントで合わせる必要があります。

その代わり、カウンター対応は非常にやりやすいんですけどね。
結局この試合では押し込んでからの崩しに力を入れる場面が多くなってました。
ただ、中央は相当ミランに固められてましたし、なかなか効果的なフィニッシュができなかったところはあったでしょうか。

それでもチームがいい流れの時の”際の守備”も戻ってきてますし、特別悪い結果ではなかったとは思ってますね。

試合結果

試合は0-0の引き分けでした。

両チームとも譲らず、、、っていう言葉がぴったりのゲームでした。
イカルディのゴールがVAR介入で取り消されましたけど、結構微妙な判定な気はしましたけど。

得点者
なし

交代者
ミラン
後半23分 クトローネ⇒カリニッチ
後半24分 モントリーボ⇒ロカテッリ
後半36分 ボナベントゥーラ⇒ボリーニ

インテル
後半26分 アルカンタラ⇒ボルハ・バレロ
後半32分 カンドレーバ⇒エデル

ハイライト

全体のハイライトです。

サンシーロじゃありません

ミラノダービーが行われるのはスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァなんですけど、このスタジアムの愛称は”サンシーロ”になってます。
僕も最近まで勘違いしてたんですけど、「ミランホームの時がサンシーロ、インテルホームがジュゼッペ・メアッツァ」ではありませんので、注意してください。
(昔はこういう風に言われてましたんで)

それで試合はスコアレスドローでしたけど、久しぶりにこういった試合を観た気がします。
以前も書きましたけど、こうやって点が入らなかったり、ロースコアなゲームの方が個人的には面白いです。
攻撃陣に強力なタレントが揃っている中でこうやってスコアレスになるのは、両チームともいい守備を展開してたからに他なりませんし、緊張感があってホントに好きです。

マジでこういった試合がJリーグで観れるようになると、僕のやる気もめっちゃ上がりますねんけど。
(Jリーグを手抜きで書いてるわけではありませんけどねw)
まあ、何(十)年後の話になるんかな。
そんな感じで、また次回!!

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