レアル-アトレティコ”お互いの良さが出たマドリードダービー”【2018/04/08】

レアル-アトレティコ”お互いの良さが出たマドリードダービー”【2018/04/08】


17/18ラ・リーガ第31節のレアル・マドリード(3位) 対 アトレティコ・マドリード(2位)のマッチレビューです。
上位チームの直接対決ですし、ダービーマッチだけあって注目度が高いゲームです。

ただ、順位的には来季のCL出場権は両チームともほぼ取っている状態ですし、バルセロナを逆転してリーグ優勝を狙うのも現実的ではないため、どちらかといえばプライドのぶつかり合いにはなります。
まあ、一応アトレティコはこの試合に勝ってバルサが連敗とかすれば逆転できる可能性もあるにはありますけど。

それよりヨーロッパのカップ戦の方が重要でしょう。
レアルはCL、アトレティコはELですけど両チームとも優勝を狙える状態にはなってますし、リーグ戦よりこっちに照準合わせたいところでしょうか。

お互いにここでいい試合内容が披露できればミッドウィークへ弾みがつきますし、その辺のことも視野に入れた試合にはなったでしょうかね。
というわけで、まずはフォーメーションから。
(ちなみに上の画像はジダンがマテラッツィを頭突きしたヤツ)

フォーメーション

レアルとアトレティコのフォーメーションです。

4-4-2同士の対決。

レアルのこの構えはPSG戦でやってました。
コバチッチを起用したことに監督の意図が感じられます。

全体の印象と試合展開

カップ戦から中4日のレアルと、中2日のアトレティコってことになってます。
コンディション管理で難しかったのはアトレティコの方だったとは思いますし、そこがどう影響してくるのかっていうのが立ち上がりからのポイントだったでしょうか。

リーガの試合は他のリーグと比べるとゆっくりとした立ち上がりになりがちですし、球際のところはかなり激しくやってましたけど両チームとも冷静な入りしてたとは思います。
レアルが気をつけたいのはアトレティコのカウンターですけど、そこまで高い位置からプレッシングに来るわけではありません。
だから、ボールの失い方ですな、気をつけたいのは。
もともと失点が多いチームなんでそこは注意すべきポイントだったかなと。

まあ、それはアトレティコにも同じことが言えます。
レアルの武器は高速カウンターですし、特にこの試合はベイルがスタメンだったから最終ラインの裏を一発狙われることに恐怖がありましたね。

それで展開的にはレアルが立ち上がりから攻勢をみせてましたが、アトレティコはオブラクを筆頭に堅い守備を展開。
前半はレアルの方が決定機やチャンスが多かったですけど、アトレティコもそれをきっちり跳ね返したんでお互いに悪くない試合だったとは思います。
ただ、前半はスコアが動かず、0-0で折り返し。

しかし、後半に入ると早速スコアが動くことにはなります。
ベイルの左サイドからのクロスをファーサイドのロナウドが右足でボレー。
少し下がりながらのボレーでしたけど、よく決めたなと思います。

レアルとしては待望の先制点、、、だったんですが、その状況は長く続きませんでした。
アトレティコが押し込んだ状況で、ビトーロがDFラインの裏を抜けて出してGKと1対1。
そこは弾かれましたけど、そのこぼれ球をグリーズマンが押し込んでアトレティコが同点に。

その後、勢いがあったアトレティコが攻勢を見せてましたけど、今度はレアルのナバスがファインセーブを繰り返してました。
まあ、終わってみれば両チームのGKが活躍したいいゲームだったかなとは思います。

ジダンの狙い

この試合は4-4-2の構えを取ってたレアル。
ジダン監督は対戦相手によって少し構え方を変えていきますけど、どちらかといえば守備に比重を置いた時にこの中盤がフラットな4-4-2を採用しています。
いつも書いてますけど、このフォーメーションはゾーンディフェンスの基本形ですし、世界トップレベルの選手たちはみんなこの陣形をマスターしているといってもいいぐらいです。

それでこの構えにした意図は、、、
たぶんアトレティコに対してボールを保持して押し込んだとしてもそこまで有利な状況を作れない(というかカウンターを食らうリスクが増える)だろうし、ビルドアップから相手をどう崩すか?っていうのを試行錯誤するよりかは少し守備的に構えて、少しは相手に出てきてもらおうっていう考えがあったような気がします。
コンディションの影響もあるでしょうが、最初からイスコを使わなかったのはそういった理由もあるからだと言えます。

そこまでアトレティコのサイド攻撃っていうのは強力ではありませんし、その中でこの構えをとったのは、、、って感じですかね。
(CLラウンド16のPSG戦とは意味合いが違ってきます)
あとは、単純にサイドで数的優位を作って攻撃に厚みを持たせたかったこともあると思います。
まあ、その2つだったですかね。

で、試合的には狙い通りサイドを起点に攻撃することはできてましたけど、とりあえずアトレティコがクロスボールへの反応がめちゃ良かったんでなかなか決定機を作ることはできませんでした。
逆にそこを跳ね返されて、PA外から打つミドルシュートの方がゴールになりそうな感じでしたけど、やっぱりオブラク相手にミドルシュートを叩き込むのは難しかったでしょうか。

ロナウドのボレーシュートはベイルのクロスボールがほぼピンポイントでしたし、これぐらいをやらないとゴールを奪えなかった感じですかね。
まあ、厳しい相手から先手を取ったアドバンテージをあまり活かせなかったのが勝ち切れなかった要因ですかな。

アトレティコ

GKオブラクのセーブ率が半端ないアトレティコ。
相変わらずチームの失点数は異常に少ないですし、このチームに守備の集中が切れるシーンなんてあるんでしょうかねw

まあ、スペインでは一番守備ブロックが綺麗なチームですし、コンディションの影響が心配されるこのゲームでも組織としてしっかりやってました。
ホントにボールへの寄せ方やスペースの消し方、あとはクロスボールへの反応など、マジでレベルが高いです。
それに”戦術的ファール”も効果的に使いますし、イエローカードをもらってしまうこともありますけど、その辺のリスクマネジメントもしっかりしてます。

で、解説でも言ってましたけど、ジエゴコスタが加入してからグリーズマンの得点数はかなり伸びてますし、ターゲットマンが増えたことによって単純にグリーズマンがフリーになるシーンが多くなってます。
それにジエゴコスタのアプローチって結構効果的ですし、意外とここからショートカウンターが始まってそのままゴールを仕留めてしまう、、、ってことも少なくありません。
流石にレアルが相手だとそういったシーンはほとんどありませんでしたけど、自分達が高い位置でボールを失ってから数秒間はボールを追いかけまわすことはやってましたね。

とりあえず、得点チャンスはめちゃ少なかったですし、先手を取られた状況ですぐに追いついた勝負強さは流石だったかなと。
逆に先手を取ってれば勝ててたかもしれない試合でしたけど、引き分けが妥当な結果ですかね。

試合結果

試合は1-1で引き分けです。

得点者
後半8分  レアル:ロナウド
後半12分 アトレティコ:グリーズマン

交代者
レアル
後半19分 ロナウド⇒ベンゼマ
後半27分 アセンシオ⇒イスコ
      コバチッチ⇒モドリッチ

アトレティコ
後半16分 ペレス⇒コレア
後半26分 ジエゴコスタ⇒ガビ
後半37分 トーマス⇒ガメイロ

ハイライト

全体のハイライトです。

アトレティコってチームは

この試合は引き分けの結果となりましたけど、お互いのチームの良さが出た試合だったとは思います。
アトレティコっていうチームがタレント的にレアルやバルセロナに劣る中、それらのチーム相手にいい結果を残せているのはやっぱりチームとしての戦い方がしっかりしているからです。

まあ、リーガはレアル・バルサからどうやって勝ち点を奪うのか?っていうのをどのチームも考えていますし、それを実行して一番結果を残せているのがこのアトレティコってことになります。
最近はタイトルから遠ざかってますけど、シメオネが在任している間はこのチームが崩れるイメージっていうのはわかないですな。

あとは、相手のナバスもそうでしたけど、オブラクのスーパーセーブがあったことで締まった試合になりました。
そのうちどこかに移籍するのかもしれませんが、彼がいる間はアトレティコの堅守は健在でしょうね。
そんなわけでまた次回!!

余談

ここからはサッカー関係ありません。
完全に余談です。
というか、この際一言いっておきたかっただけです。
(誰にやねん!っていうのをこれから書きます)

ちょっと前に飲食店に入ったときのこと。
尿意を感じた僕は店に入ってすぐにトイレへ。

結構繁盛しているお店だったんでトイレが空いてるかどうか心配でしたけど、ドアのロックを確認すると未使用の状態に。
(ロックすると赤くなるヤツね)
ラッキー!っと思ってドアを開けると、、、、

僕の目の前で、フル〇ンの坊やがこっちをガン見。

相当びっくりしたんで、「あっ、ごめん」といってドアを閉めました。

ホント、たまーにこういうことあるんですよね。
さすがにこのパターンで女性に遭遇したことはないですけど、おっさんとかジジイはたまにあります。
まあねえ、ノックしてないこっちも悪いですよ。
でも。

まじでトイレのカギは閉めてくれ

キバる前に閉める。

ホント、こっちは見たくもねえもん見たうえ、なんで謝らなきゃいけねえんだ。

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