W杯が始まる前から一番不気味な存在だったセネガルが昨日の試合でポーランドに勝ちました。
これでグループHはポッド1・2が揃って負けるという大番狂わせの結果となりましたけど、単純にセネガルが強いな~と感じた方は多かったのではないでしょうか。

個々人の身体能力を活かしたドリブル突破、躍動感あふれる高速カウンター、それにボールを奪われてすぐのプレッシャーのかけ方なんかはチームとしてのレベルの高さを感じました。
先制点はラッキーな形でのオウンゴールでしたし、追加点はポーランド側のミスがありました。
ただ、その状況にまで持っていけるセネガル選手たちには最大限の警戒を日本代表は持っておかないといけないな~とは感じています。

そんなわけで今回はセネガルのサッカーについて書いていきます。
昨日のポーランド戦で感じたことなんですが、日本代表としては積極的に狙うべきポイントもあったりします。

セネガルメンバー

セネガルの要注意選手はポーランド戦で左サイドに入ったリバプールのマネ。
リバプールではフィルミーノがいますから、マネはフィニッシャーとしての役割だったり、サイドをえぐったりする仕事が多いです。

でも、代表だと中に絞ってプレーすることが多くなってます。
どちらかというとゲームメイクする役割の方が強く、彼が中に動く分、セネガルの左SBのサバリは結構高い位置を取ってきます。
そして、手薄になりがちな左サイドはナポリでも高いパフォーマンスを残しているCBのクリバリがカバーしています。

2トップのディウフは単純にアタリが強いです。
プレミアでやってるだけあってフィジカルが優れ、かなり強引な形でもシュートまで持って行きます。
相方のニアンはポーランド戦の決勝ゴールのようにかなり足が速い選手です。

▽GK
1 アブドゥライェ・ディアロ(レンヌ)
16 ハディム・エンディアエ(ホロヤ)
23 アルフレッド・ゴミス(SPAL)

▽DF
2 サリウ・シス(バランシエンヌ)
3 カリドゥ・クリバリ(ナポリ)
4 カラ・ムボジ(アンデルレヒト)
12 ユスフ・サバリ(ボルドー)
21 ラミーヌ・ガサマ(アランヤスポル)
22 ムサ・ワゲ(オイペン)

▽MF
5 イドリッサ・ゲイェ(エバートン)
6 サリフ・サネ(ハノーファー)
8 シェイク・クヤテ(ウエスト・ハム)
11 シェイク・エンドイェ(バーミンガム)
13 アルフレッド・エンディアイェ(ウルバーハンプトン)
17 バドゥ・エンディアイェ(ストーク・シティ)

▽FW
7 ムサ・ソウ(ブルサスポル)
9 マメ・ビラム・ディウフ(ストーク・シティ)
10 サディオ・マネ(リバプール)
14 ムサ・コナテ(アミアン)
15 ディアフラ・サコ(レンヌ)
18 イスマイラ・サール(レンヌ)
19 ムベイェ・ニアン(トリノ)
20 ケイタ・バルデ(モナコ)

引用元:ゲキサカ

セネガルの特徴

セネガルの攻撃は左サイドを経由します。
マネが中に絞るポジショニングによって、左SBも高い位置を取ってきます。

ニアンとマネはポジションチェンジすることもありますし、左サイドは相手に捕まらないように流動的にやってくる感じです。
それで相手を左に密集させておいて、逆サイドに展開。
そこからフィニッシュまで持って行くっていうのがビルドアップの基本的な形です。

後は単純にカウンターがクソ速いです。
大体の選手がドリブルスピードが速いですので、スペースを与えてしまうと一気に前線までボールを運んで行かれちゃいます。
足元の技術にそこまで優れている感じはありませんけど、縦への推進力は相当なものがありますね。

それで守備面なんですが、基本的にはゾーンで対応していると思います。
プレッシングはそこまで積極的に行かずに相手が出てきてアプローチする感じ。
選手同士の距離間はそれなりに気にしているようですけど、相手選手の動きに釣られて前線の選手と中盤のラインとにギャップができてしまうシーンがチラホラありました。

特に若いワゲ(右SB)とサール(右SH)のところはポジショニングがあやふやになっている印象があります。
相手の動きに釣られてサールが最終ラインに合流してしまうシーンなんかもありましたし、この右サイドっていうのは意外とスペースが生まれやすくなってます。
2人ともセネガル選手らしく身体能力は優れていると思いますが、若いだけに微妙なシチュエーションでは判断ミスをしがちのようです。

日本の守備

とりあえず、相手の攻撃に関してはそこまで積極的にプレスする必要がないと思ってます。
CBからのフィードがそこまで脅威になるとは思えませんし、ある程度行き所を絞ってショートカウンターを狙った方がいい感じです。

それでリトリートした場面では、セネガルの選手すべてをカバーするのは不可能だと思った方がいいです。
マネ辺りはマンツーマンで対応するのもアリですが、サイドに逃げる選手をマンマークで潰しに行くのは結構危険です。
だから、サイドの選手はある程度無視した方がいいと思ってます。
ボールが展開されたらアプローチしていく感じです。

その代わり(サイドを捨てる)に中央はかなり固めます。
縦パスはもちろん斜めのパスも絶対に通さないぐらいの距離間でブロックを作ります。
ブロックの中に入ってくる相手選手に関してはマンマークでもゾーンで対応しても構いません。
それより、中央の数的優位を常に維持しながらできるだけ自陣中央のスペースを消したいです。

そうすると相手はアーリークロスとかラフにクロスボールを逆サイド目掛けて蹴ってきたりすると思います。
それに対しては中盤と最終ラインでしっかり網を作って、セカンドボールをきっちり拾えるようにします。

後はサイドで1対1を仕掛けてくる選手に対してですが、ある程度突破されるのを想定してカバーリングをどうするか考える必要があります。
長友・酒井宏樹が抜かれた場合に真っ先に誰が対応しに行くのか?を事前に決めておく感じです。

それでもクロスボールは上げられたり、ゴール前まで展開されるシーンは多いと思います。
そこはもう「際の守備」を気合で頑張りきるしかありません。

日本の攻撃

攻撃に関しては基本的にカウンターを狙うことになりますけど、できるだけ相手の左サイド(サバリサイド)を狙いたいところです。
たぶん基本的に高い位置を取ってきますんで、その裏には広大なスペースがあります。
そこにボールを展開できれば非常に厄介なクリバリをサイドに釣ることができます。

日本の選手(大迫とか)がそこで粘り、中央を上がってきた香川とか乾に展開できればフィニッシュまで持っていけそうな気がします。
相手の左サイドはストロングポイントでもありますが、ウィークポイントにもなりえますんで日本としてはきっちり狙いたいですね。

後はビルドアップの場面では積極的に相手の右サイドに展開したいです。
上にも書きましたが、サールとワゲのところでスペースが生まれやすいので乾や香川がフリーでボールを受けれる展開を作りやすいです。
そこでボールを受けることができれば、ボックスの逆サイドあたりにアーリークロスを放り込みます。
(ナポリのインシーニェ⇒カジェホンみたいなイメージなんですが、たぶん誰もわかりませんよねw)

こうなると日本の右SHにはクロスボールに合わせられる選手が必要となってきます。
そのため、セネガル戦には原口ではなく、武藤を起用すべきだと僕は考えてます。
お武藤さんならヘディングで合わせるのもうまいですし、カウンターの場面でもクリバリに潰されずにボールキープできると思いますし。

乾⇒武藤ラインがきっちりハマってくれば、今度は大迫・香川が空いてきたりしますんで、相手としても対応が難しくなってくるでしょう。
まあ、基本的にビルドアップする場面は限られてくるとは思いますし、そもそもサッカーはそんな想定通りにいかないもんなんですけど、なんの狙いもなしにボールを回すよりかは格段にマシです。

相手のセネガルがポーランドに勝ってしまったことで、日本にとってはセネガル戦が非常に重要なものになりました。
この試合は最悪でも勝ち点1を取らないとグループリーグ突破が怪しくなってきます。
(日本が負けて、コロンビアにポーランドが勝ってしまうとヤバい)

一番重要なコロンビア戦を制したことで選手たちに自信もついてるでしょうし、チームの勢いもあります。
ただ、それは相手のセネガルも同じです。
むしろ、日本と違って全力のポーランドに勝ったわけですから、セネガルの方がいい雰囲気かもしれませんね。

日本としてはきっちりと戦略をもってセネガルと戦うべきです。
少なくともその意図がハッキリ見えるような戦いにしてほしいと個人的には考えています。
かなり難しい相手ですし、地力的には相手の方が上回っているでしょう。
それでもサッカーは何が起こるかわからないスポーツですんで、最後まで頑張る姿を見せてほしいです。

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