ふとヤフーニュースを見ると、9月の28日にアンチェロッティが電撃解任されたというニュース!
結構ビックリして、サッカーニュース自体はわりとスルーする方針だったんですが、ちょっとこれについては一言いいたいと思って、記事にしてます。
まあ、バイエルンファンの方たちの中には、解任されてよかったと考えておられる人もいるかもしれませんが、ファンではない僕にとっては正直、この解任の意味が分からなかったです。
報道されたニュースとともに、僕の考えを書いていきます。
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解任の原因
まず、これは記事の抜粋です。
バイエルン(ドイツ)は現地時間28日(以下現地時間)、カルロ・アンチェロッティ監督(58)の解任を発表した。チームは前日に行なわれたチャンピオンズリーグ(以下CL)でパリSG(フランス)に完敗を喫していた。
今季のバイエルンはブンデスリーガで第3節にして黒星を喫したほか、第6節でも2点を先行しながらドロー。その直後、27日に敵地で行なわれたパリSG戦では0対3と完敗した。この試合では、経験豊富なフランク・リベリーとアルイェン・ロッベン、マッツ・フンメルスが先発に入らず、イェローメ・ボアテングに関してはメンバーにさえ入らないという不可解なラインナップだった。ロッベンは交代出場したが、すでに3点リードを許したあとだった。
引用元:ISM 記事本文はこちら
で、これに関していうと、確かにPSGには3‐0で結果的に完敗はしましたが、そこまで内容が悪かったわけではありません。
(詳細はこちら)
そもそもアウェーゲームで難しい戦いだったし、記事に書かれているような選手を起用しても、勝ってたかも?とは言えないと思います。
少なくとも、この試合のアンチェロッティの意図ははっきりわかったし、運が悪かった部分も含め、仕方ない負けだったと思います。
ロベリを使わなかったのだって、狙いがあってのことです。
あと、第3節の負けって、ホッフェンハイムとの試合だったんですが、これもアウェーゲームだったし、もともとホッフェンハイムとは相性が悪かったんですよ。
で、この試合でも、終始バイエルンが押してたし、決めるとこ決めれなかったから負けちゃった試合だったんですよね。
パフォーマンスのせいではない
確かにバイエルンの試合結果と内容が最高のものだったか?と言われれば、そうではありません。
でも、リーグ戦の不調(不調といっても1位のドルトと勝点差は3しかない)と、PSG戦の負けで、解任を決めるのははっきり言って、あり得ないです。
いくらなんでも決断が早すぎる。
だから、もともと解任させるタイミングを見計らってたんですよ、上層部は。
そう考える方が自然です。
PSG戦の負けは”きっかけ”にすぎません。
内輪もめ??
続いてはこれ。
同会長は「この敗戦によって我々が大きな決断を下したわけではない。クラブはここ数週間や数カ月間、成長していたが、やや下向きになっている。それほど悪くはないが」と前置きしながらも、アンチェロッティ体制が順風満帆ではなかったことを明かした。
「私から見て、アンチェロッティは5人の選手と対立しており、すでに修正不可能な状況なんだ。(フランス代表MFキングスレー・)コマンも認めているとおりね」
引用元:FOOTBALL ZONE 記事本文はこちら
わりとそれっぽい理由ですが、これもなんか違和感がありますね。
会長がそもそもそんな現場のやり取りを見てるもんなんですかね??
事実、アンチェロッティとうまくいってない選手はいると思いますが、解任の理由にうまいこと使っているだけにしか思えません。
実際は会長や上層部と、アンチェロッティがうまくいってなかったんじゃないのか?
もしくはもっと別の理由があるとか?
いずれにせよ、真相は謎だし、こっちからしたら意味不明な解任でしたね。
それにこれ以上、核心をつくようなニュースは出てこないと思いますし。
被害者はこの人
そう、ハメス・ロドリゲスです。
恩師に誘われて、レアルからバイエルンに移籍したにもかかわらず、その恩師がシーズン序盤で解任されるという”悲劇”。
結局、この解任はアンチェロッティだけじゃなくて、ハメスにとっても「なんて日だ!!!」っていいたくなるような出来事でしたね~~
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