本来であれば9月7日金曜日の19時から札幌ドームで日本代表 対 チリ代表の強化試合が行われるはずでした。
しかし、ご存知の通り9月6日の3時ごろに起きた地震の影響でこの試合は急遽中止されています。
僕としては久しぶりの日本代表の試合を楽しみにしていましたが、こういう事態になってしまったので仕方ありませんね。
せっかく来日したチリ代表にとっても残念な事態になりましたが、こちらの事情を考えれば納得しているでしょう。

ここからはサッカーに全く関係ありませんが、、、

地震の最大震度は7、それにあわせて北海道全域で大規模な停電が発生しています。
停電の原因は震源近くにある苫東厚真発電所(厚真町)の緊急停止のようで、この発電所の停電をきっかけに他の発電所も引っ張られて順次停電していったみたいです。

一応、僕は前職で発電所に勤務してたんでこの辺の事情はある程度分かります。
電力って需要(使う方)と供給(作る方)を常に一定にしている必要があります。
水とか油みたいにタンクに貯蓄することができません。
(蓄電池いわゆるバッテリーとかありますけど、あれの電力はホントにショボいですので)

だから電力会社は地域の電力使用量に合わせて発電所の出力を調整しているんですけど、今回の停電は苫東厚真発電所が(地震に対する安全装置で)ストップしたことによって”供給”が一気に不足したことが原因です。
供給が不足した分は需要を減らさないといけないわけなんですが、最初に停電した厚真町の周辺エリアでさっさと周りと隔離できてれば全体が停電になるような事態にはなっていなかったと考えています。
(たぶんこれは電力系統を設計する段階でのミスか、そもそも運転バランスなんかの想定が甘かった感じでしょう)

なんで隔離が遅れたら他の発電所も止まってしまうのか?って、一般の方にはわかりにくいと思います。
それには電力系統の周波数が関係します。
(周波数っていうのは1秒周期で何回振動してしているかってことを表す数字なんですが、わからない人はスルーしてください)

北海道は50Hzだと思いますけど、この周波数の数字が電力バランス(需要と供給)が安定しているかどうかを教えてくれます。
需要が供給を上回っていた場合は周波数が下がっていきますし、反対に供給の方が上回ってた場合には周波数が上がっていきます。

今回の場合は苫東厚真発電所が止まったことで一気にこの周波数が低下していったんだと思いますけど、周波数が下がった状態で発電機を運転していると普通にぶっ壊れます。
具体的な数字はほぼ記憶にないんですが、周波数が10%でも下がってしまえば発電機やそれに繋がってるタービンとかがボロボロになります。
(というか、最悪の場合は火災になったりもします)
僕が働いてたトコロでは確か2~3Hzでもずれてしまえば、安全装置が働いて勝手に発電機が止まるようになってました。

それで電線っていうのは基本的に全体に繋がっています。
だから時間差があるにせよ、周波数の低下っていうのはどの発電所にもいずれ訪れてしまいます。
そして発電機保護のための安全装置はどこの発電所でも設定していますから、今回みたいに全部が全部止まってしまったわけなんですね。

ホントに地震での被害+まったく電気が使えない状況っていうのは想像できないぐらい大変な状態だと思います。
僕は昔に阪神淡路大震災を体験したわけなんですが、震源から離れていたこともあって大した被害はありませんでした。
実際に避難生活っていうのものをやったことがありませんので、どれぐらい苦しいのかはホントのところわかりません。

でも、いずれ自分の身にもそういった苦しい状況が訪れるかもしれないって考えると、今の恵まれた状況では目の前のことを精一杯やらなきゃいけないなと感じています。

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