17/18シーズンのブンデスリーガ第7節、ケルン対ライプツィヒの試合を振り返ります。
現在、リーグ戦最下位のケルン、相手が昨シーズン2位の相手とはいえ、なんとか勝ち点を取りたかったところでしたが、負けちゃいましたね~
大迫がゴールを決めたんですが、それが精一杯でした。
ケルンの監督、ペーター・シュテーガーさんもそろそろクビが危なくなってきてます。
7節を終わって、1分6敗で勝ち点が1しかないケルン。
「まだ、シーズン序盤」とか言ってると、簡単に降格しそうだし、大迫には頑張ってもらいたいです。
ということで、ケルンの失点シーンと大迫のゴールを振り返っていきます。
まずは試合の情報から!
(試合にはモデストが見に来てましたね、「ケルンに帰って来い」って)
フォーメーション
ライプツィヒはヴェルナーが体調不良で出れなかったみたいですね。
試合情報
試合は1-2で、アウェーのライプツィヒが勝利しています。
得点者
前半30分 ライプツィヒ:クロスターマン
後半35分 ライプツィヒ:ポウルセン
後半37分 ケルン:大迫
交代者
ケルン側
後半9分 コルドバ⇒ピサロ
後半23分 ソーレンセン⇒ハンドヴェルカー
後半42分 クリュンター⇒ヘーガー
ライプツィヒ側
後半1分 デンメ⇒ライマー
コナテ⇒カンプル
後半47分 ブルマ⇒ベルナルド
それでは失点シーンから振り返っていきます。
ケルン1失点目
まずはこのシーンからですね。
ケルンのクリアボールを相手選手に拾われて、バイタルエリアでボールをキープされています。
この後、画像の白い線に沿って、パスを出されます。
で、この時に注目すべきはライプツィヒの赤丸の選手が縦に動いているところ。
そして、そのすぐ近くにケルンの21番の選手(ビッテンコート)がいるのがわかると思います。
(ちなみにこの時、ビッテンコートはちゃんと見てました)
次のシーンで、ビッテンコートが戻ってきてますが、ちょっとね~、遅れてるんですよ。
で、ここからダイレクトでヒールパスを出されて、ビッテンコートが振り切られます。
こんな感じになります。
ここから、キーパーの股を抜かれて失点します。
よくありそうな失点パターンですが、これはビッテンコートがちゃんと戻ってなかったからこうなってしまってます。
(相手が上がってきてるのは、認識してましたからね。)
守備の意識とか集中の低さによって、生まれた失点です。
ケルン2失点目
これが2失点目のシーンです。
ケルンから見て、右サイドでボールをキープされています。
結局、この後、ライプツィヒの赤線の選手にヘディングで決められるんですが、ケルンのCBがちゃんとマークしてますよね?
まあ、ボールホルダーに対してのアプローチがだいぶ遅れているのもかなり気になりますが、、、
で、これ。
クロスを上げられる寸前ですが、9番の選手をさっきのCBが見失ってます。
(背後に回り込まれている)
結局、赤矢印の方に動かれて、そこにピンポイントでクロスが飛んできたんで、ヘディングで合わせられたんですが、ちょっと簡単にやられすぎなんですよね~
それで、結果的にこのゴールが決勝点になってるんで、かなりもったいない失点だったと思います。
このCBはちょっと頼んなかったな。
大迫のゴール
大迫がヘディングで決めたゴールシーンはうまかったです。
試合の序盤から、クロスに合わせてヘディングするシーンが結構あったし、最後に決めてくれましたね~
↓はハイライト。
コルドバっていう結論になる
ケルンは結構いい位置でボールを奪えるシーンがあるんですよね。
ただ、そこからカウンターを仕掛けるのに、パスがズレたり、ボールをキープできなかったり、ともったいないシーンが多かったな~
ケルンは7節終わって、2点しか取れてないんですよね。
(今回の大迫のゴールも含めてです)
昨季は点取り屋のモデストがいたんですが、代わりにマインツから移籍してきたコルドバがまったく役に立ってないんですよね。
大迫も点を取れてなかったですが、彼にはゴール以外にも前線でタメを作ったり、DFラインの背後にパスを供給したり、前線からプレスをかけたり、と多くのタスクをこなしてるんですよね。
コルドバはそこまでできていない、というか彼に求められているのはゴールだけなんで、リーグ戦無得点の時点で、役に立ってないといえます。
結局、ケルンが不調なのは”コルドバのせい”っていう結論にしかなりません、残念ながら。。。
頑張るんだケルン
もういっそ、大迫の1トップにするとか(で、中盤の枚数を増やす)の方が思い切りがあって良いと思いますけどね。
コルドバに期待しても、もう無理やって!ケルン。
ベテランのピサーロ取ったけど、彼に期待するにはちょっと酷な気がするし。
チームとしてある程度持ち直してもらって、大迫にもゴールを決めてもらわないと、日本代表が困るんですよね。
ぶっちゃけ、シーズン通して、全然ゴールが取れなかったとしても、もう日本代表では”使うしかない”選手なんです。
それぐらい、大迫の前線でタメを作る能力っていうのは、捨てがたいんですよね~
だから、大迫がどんな状態で来年のワールドカップに臨むのか?っていうのが、日本代表の成績に直結してきます。
ホントガンバってくれよ~、ケルン
それではまた次回!!
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