17/18シーズンプレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティ対アーセナルのマッチレビューです。
思ってたよりもアーセナルが頑張ってくれて面白い試合になりました。
まあ、シティはCLに続き盤石の勝利だったと思います。
ミッドウィークにカップ戦(CLとEL)を戦ってる両チームでしたが、そのあたりの疲労は見られなかったですね。
それでは試合を振り返っていきます。
[cc id=613 title=”アドセンス2”]
フォーメーション
マンチェスター・シティとアーセナルのフォーメーションです。
シティはアグエロが先発。
アーセナルはラカゼットがベンチで、サンチェスがCFの位置にいます。
試合情報
試合は3-1でホームのマンチェスター・シティが勝利。
得点者
前半19分 シティ:デブライネ
後半5分 シティ:アグエロ
後半20分 アーセナル:ラカゼット
後半29分 シティ:ジェズス
交代者
シティ
後半17分 アグエロ⇒ジェズス
後半33分 スターリング⇒ギュンドアン
後半42分 ザネ⇒ベルナルド:シウバ
アーセナル
後半11分 コクラン⇒ラカゼット
後半33分 イウォビ⇒ウィルシャー
ジャカ⇒ジルー
ハイライト
全体のハイライトです。
全体の印象
アーセナルはビッグチームとあたるときにすごい集中を見せてくれるんですが、まあ今回もそんな感じでした。
それで試合の入り方として、、守備からゲームのリズムを作っていこうとしたアーセナルだったんですが、立ち上がりから序盤は意外とそれがハマってたんですよね。
シティ相手に高い位置でボールを奪えてショートカウンター仕掛けたりしてたし、シティの前線3枚にはあんまり仕事をさせてなかったです。
とはいえ、先制したのはシティの方だったんですが、、、
まあ、あれはデブライネのシュートがうまかったですけどね。。。
ただ、先制されましたがアーセナルは変わらずいいサッカーができてたと思いますし、シティの方も相変わらず質の高いサッカーを展開するので、非常に締まった前半だったな~と。
後半が始まっても特に展開的に大きく変わるような感じはなかったんですが、シティが追加点を上げたことが大きかったです。
シティとしてはラッキーな形で得たPKで、アグエロがきっちり決めるんですが結果的にこれが決勝点になってますし。
アーセナルはラカゼットを投入した段階で、4バックに変更してリスクを取りに行ってました。
で、それが功を奏してアーセナルはラカゼットが1点を返すんですが、ジェズスに決められた3点目が痛かったかな~と。
それまではイケイケムードやったんですが、オフサイドの微妙な判定でやられちゃったゴールだったし、まあ可哀そうといえば可哀そうだったんですが。
まあ、試合を通してはそんな感じです。
で、各チームの印象。
シティ
シティはナポリ戦と同じ、4-1-4の9枚ブロックでした。
ハイプレスかどうか微妙だったんですが、アグエロがアプローチに行くと位置関係なく中盤から連動してプレッシングに行ってました。
でも、ナポリと戦ったときに比べると積極的にボールは狩りに行ってたかな~
攻撃では相変わらず、ダイレクトパスを繋ぎながら三角形のポジショニングを保ちつつ、ボールを前線まで運んでました。
やっぱりシティのサッカーの特徴は選手同士のポジショニングにあって、、、
ただ、ポゼッションサッカーってバルサと”同じくくり”にするとおかしなことになります。
シティのサッカーは選手同士の距離間もバルサほど短くないし、ドリブルで仕掛けることもあまりありません。
(ってか、何よりメッシがいないからまったくの別物です)
どこかのタイミングで記事にできたらいいんですが、、、
まあ、この試合もいつも通りのシティだったな~って感じです。
アーセナル
アーセナルの守備ブロックは基本的に5-4の9枚でした。
まあ、ザネ・スターリングとワイドに開いて、真ん中にアグエロがいて、デブライネ、ダビド・シルバと上がってくると4バックで対応するのが難しいので、5バックにしている感じかな~と。
で、プレッシングはサイドバックからスタートする感じです。
サンチェス+中盤の3枚の4人で、シティの選手を捕まえつつ、かなりコンパクトに構えてましたね。
全体的にハイプレスだったし、スプリントはかなり多かったかなと。
シティと同じくトランジション(攻守の切替)も早くて、いいサッカーができてたと思いますけどね。
で、今回シャドーの位置に入ってるエジルはボールを受けに下がる動きより、DFラインの背後を狙う動きが目立ってました。
というか、サンチェスがサイドに流れつつ、空いたスペースをエジルが狙ってる感じでしたかね。
とりあえず、サンチェスを真ん中に配置したのがいい効果を生んでたというか、ボールを収めてタメを作ることができてたし、シティの激しいプレスで全体的に苦労しているなか、サンチェスが頑張ってました。
2点ビハインドになってCBのコクランをラカゼットに入れ替えた采配は面白かったし、結果的に采配は当たったんですけどね~
まとめ
まあ、アーセナルがいい戦いをしてただけに残念な結果になっちゃいました。
アーセナルのハイプレスにシティは意外と苦労してた試合だったし、逆にアーセナルはシティの早いプレスのなかでも頑張ってボールを繋げてたんですよね。
ただ、決定機の数はシティの方が明らかに上回ってましたし、試合結果としては順当な部分もあるのかなと。
決定機の差は攻撃でノッキングするかどうかだったと思いますが、シティはカウンターであってもフィニッシュまでがホントにスムーズだったんで、、、
単純にその辺の差が大きかったんかな~って試合でした。
それではまた次回!!
[cc id=284 title=”ブログ村”]