松木安太郎
今回はサッカーの試合における”解説”について書いていきます。

僕はサカレビを通していろんな試合の解説をやっています。
(とはいえ、印象や感想が多いんですけどね)
昔からサッカーの記事はよく読んでましたが、こういった試合ごとに細かい点や戦術面を解説・分析しているモノっていうのは見つけるのが難しかったです。
日本代表の試合ならまだしも、それ以外のチームを取り上げて分析しているサイトなんてほとんどないのではないでしょうか?

解説はマジで重要

サッカーの面白さって「ゴールとかボールを中心にしたプレー」だけではありません。
むしろ、将棋とかチェスに共通するような”相手を攻略するための戦略とか戦術における駆け引き”がサッカーの1番の魅力だと思っています。

ゴールシーンは確かに派手ですし、ミドルシュートとかが豪快に決まったときなんかは本当に感動します。
でも、ゴールっていうのは90分間の中に数回しかありません。
その数回しか興奮できるタイミングがないのだとしたら、サッカーがここまで世界的なスポーツになることはありませんでした。
やっぱり、それ以外の部分での魅力が十分に詰まっているからこそのサッカーなんです。

だから、観ている側もそういった目に見えない(わかりにくい)部分をしっかり理解しよう(読み取ろう)とする必要があります。
ただ、慣れてない人には相当ハードルが高いですし、ある程度「情報を読み取ろう」と構えて試合を観ないとまったく理解できないことはよくあります。

サッカーは相当難しいスポーツです。
観ている方ですらかなりの思考を要求されます。
相当コアなサッカー好きとかが周りにいない限り、なかなか自分から戦術とか戦略を理解しようとはしないと思います。

だからこそ、試合の解説とか分析っていうのは重要なんです。
特にリアルタイムでやってる試合の解説(地上波とか)は、目の前の選手の動きを確認しながら説明できますのでより重要です。
文字や声だけで情報を受け取るより、目で確認しながら情報を整理する方がよりインプットしやすくなりますからね。

それにW杯で盛り上がっている今は、普段からサッカーを観ない人たちに「戦略・戦術を読み取る」面白さを伝えるチャンスです。
W杯の放送はいろんな局でやってますし、視聴率も上げたくてその辺のこともある程度理解しているはず、、、ですが。

残念ながらほとんどの解説がポンコツなんです。
(実況の人の方がサッカーに詳しいとかありますもんね)

解説のうまさ

元プロサッカー選手ってことで皆さん解説を依頼されているみたいですが、正直なところ「サッカー経験と解説のうまさ」はほとんど関係ありません。
そもそも”やるサッカー”と”観るサッカー”は違います。

解説のうまさっていうのは「これまでにどれだけ試合を(考えながら)観たか」ってところが重要です。
元プロだって言っても過去の試合をロクに確認していなければ、その試合で”伝えられる情報量”は明らかに少ないです。
(「コイツ試合観てねえな」っていうのはホントすぐにわかります)
結局、そうなると雰囲気とかメンタルの話ばっかりになっちゃってサッカー本来の魅力は全然伝わりません。
(岡野さんは”集中”って言葉しか言ってなかったしw)

マジでもったいないんです。
それぐらい今の地上波の解説はクソなんです。
正直、僕がレビュー記事を書くときでも役に立った記憶はありませんし、むしろ思考の邪魔になったり(イラっとして)します。

そこまで言うなら「ミュートしろよ」って感じですけど、僕は観客の声とか雰囲気がすごい好きなので音は消したくありません。
(シュートの音とかも好きなんです)
だから、解説者を何とかしてもらうしか方法がないんです。

解説者っていうのが非常に難しい仕事だっていうのは理解しています。
僕が仮にあの場で解説するとしたら、担当する各チームの試合をかなりチェックすることになるでしょうし。
準備に相当な時間と労力がかかりますし、ライブでやるからミスれない仕事でもあって、ホントに大変だと思います。

それでもサッカーの中継は「考えながら観る入口」なんですよ。
本当に盛り上げたいなら一番大事にしてほしい要素でもあります。

まあ、それはこっちでどうこうできる問題ではないんですけどね。
とりあえず、僕としてはTwitterで文句を言いまくろうと思ってます。
そんなわけでフォローしてくださいw