サッカーにおけるリスクとリワード

サッカーにおけるリスクとリワード


今回は結構当たり前の話なんですが、かなり重要なことです。
(誰にとってやねん!っていうのは置いといて、、、)

”リスクリワード”ってあんまり聞きなれない言葉ですかね。
投資の世界ではよく使われる言葉なんですけど、そのまま「損益」って意味です。
投資採算性とか費用対効果とか、その辺と近い意味合いにはなってきます。

実はこの辺の考え方ってサッカーにも当てはまるところがあるんですよね。
(実際はサッカーのリスクリワードって表現はおかしいんですけど)
攻撃(リワード)と守備(リスク)が連続しているサッカーにとっては、プレイヤー1人1人の行動っていうものにリスクリワードが常に関係してきます。

投資や投機と違って、数値化とか視覚化する(言語化も)のが難しいサッカーなんですが、ある程度ニュアンスとして考え方の中に入れ込んでいくと面白いと思ってます。

まずは守備の局面から

いつぞやの記事でも同じことを書いてますけど、守備においては「ゴールを守る」フェーズと「ボールを奪う」フェーズがあります。
サッカーは攻撃と守備が連続しておりますし、ファールだったりラインを越えてボールが切れたりしない限りプレーが止まることはありません。

ボールは当然のことながら、それに合わせて相手選手も動いてきますし、同じく味方選手も常に動いています。
相手にボールを保持されている状況でも、今自分達は「ゴールを守る」ことを優先するのか?それとも「相手ボールを奪い」に行くのか?っていうことは、試合を通してずっと判断し続ける必要があるわけです。

もちろん、チームとしてその意識が統一されていないと陣形としてはバラバラになっちゃいますし、秒単位で試合が展開するゲームの中においては味方選手と相談する時間もありません。
だからこそ、以前”ボールの奪いどころを考えよう”でも書いたように、あらかじめチームとしてどうするのかを決めておく必要があるわけなんです。
その時の記事はこちら

「ゴールを守ること」っていうのは基本的に失点するリスクを最小限に抑える行動をさしてます。
逆に「ボールを奪う」は攻撃のことを考えたうえでの行動であり、人数をかけることになるので失点するリスクは上がることになります。
ただ、ボールと自分達が守るべきゴールまでの距離っていうのは、常々変わっていきます。
そして、それに伴って失点する可能性も変わっていくわけです。
(当たり前の話)

まとめると、サッカーにおけるリスクリワードはボールがどの位置にあるか?でかなり変わってくることになります。
つまり、相手ゴールに近いところにボールがあるときはリワード(得点チャンス)が大きくなるんで積極的に「ボールを奪いに」行っていいし、逆に自分達のゴールが近くにある場合ではリスク(失点の危険性)が高くなるので「ゴールを守ること」を優先した方が良くなります。

まあ、何の条件もなくフラットに考えるとそういったことになっちゃいますが、サッカーが難しいのは選手個々の”能力差”があることです。
そして、それに伴ってチーム力の差も生まれてしまうわけですし、一概にこのセオリー通りにやった場合でもうまくいくでもないっていうのが現実ですかな。

攻撃でも同じ

次は攻撃の局面で考えます。
まあ、攻撃でも上に書いた守備の状況とあんまり考え方は変わりません。
結局、ボールが”どの高さ”にあるのか?が重要です。

だから、書くことがねえな、、、
じゃなくて、ちょっと違った部分を考えたいと思います。

セオリー的に考えて、本来はそこでボールを持つべきではない状況、、、であったしても、そこで”ボールを運べるかどうか”で試合の局面っていうのはかなり変わります。
一番わかりやすい例がレアル・マドリードのモドリッチですかね。
(彼以外にもそんな選手はいっぱいいますけど)

彼がドリブルでボールを持ち運ぶシーンっていうのは結構”自陣深い位置から”であることが多いです。
普通はそこでボールを取られると、ショートカウンターを食らう大ピンチになっちゃうんですけど、彼はすんなりそれをやります。

そして、取られません。
逆にそのモドリッチのところにはボールを奪いに相手選手が密集してくるわけですから、それによって相手陣内に広大なスペースが生まれることにはなります。
(これがリワード)

で、この局面だけを切り取って考えると、「相手にボール奪われない技術」によって、失点するリスクと得点するリワードの天秤がどちらに傾くのか?が決まってしまうわけです。
それは足元の技術もさることながら、縦への推進力とか、状況判断の的確さなんかも関係してきます。

まあ、これも当たり前の話なんですがね。
ただ、その当たり前を見逃して、監督が暴走しだすとチームの戦い方っていうのは崩壊していきます。
(逆に選手が暴走しても同じです)
リワードの重りを傾けるだけの技量がないのに、低い位置でボールを持とうとしてしまったら、、、

それはショートカウンターから大量失点してしまいますよ。
(今シーズンのガンバとかマリノスはまさにこれが当てハマっているかもしれません)

先日、解任されたハリル監督はちょっとニュアンスが違いますけど、世間一般的な目線ではそんな感じに映ってたんでしょうかね~
まあねえ、だからこそサッカーの監督って難しいんですよ~

というわけで、最後も当たり前な感じで締めます。
また次回!!

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