18シーズンJ1第19節の浦和レッズ(9位) 対 川崎フロンターレ(3位)の試合情報まとめです。

人気チーム同士の対決となりましたが、これまでの成績では差が出ています。
昨シーズンのACLチャンピオンである浦和レッズはここまで勝ち点24の9位。
失点数はかなり優秀な方(リーグ3位)ですが、得点数が伸びずに引き分け試合が多くなってますかね。

対戦相手である川崎フロンターレもかなり失点が少ないチーム(リーグ2位)ですから、レッズ的にはかなり厳しい相手だったんですけど、ホームアドバンテージをきっちり活かして勝利を収めています。

フォーメーション

浦和レッズと川崎フロンターレのフォーメーションです。

3-4-3と4-5-1です。

しばらく観ないうちにレッズは3バックが定着したようです。
フロンターレはいつも通りの並びですけど、阿部のところに長谷川が入っています。

すごく簡単にやられた失点シーン

この試合のポイントは先制点だったと感じています。
(西川のファインセーブもあったり、レッズ的には危ない場面も多かったですが、、、)

前半が始まってすぐに生まれたゴールでしたが、フロンターレとしては「非常に淡泊なやられ方をしてしまったな」と言えますね。


これはフロンターレ失点の起点となった場面です。
一度はレッズのカウンターを跳ね返したんですが、ここから岩波のフィード一発で武藤に裏を取られてしまい、折り返しのクロスを興梠に決められてしまっています。

それで実はこのシーン。
いろいろなミス(というより対応の甘さ)が重なっている状況となっております。

まずは岩波にアプローチに行ってる長谷川。
これは中村憲剛の指示でボールへ行くようにしたんですが、詰め方が非常に中途半端でした。
(ほとんどスプリントしていない)
そして、これによって車屋がサイドの選手に引っ張られることになります。
(これによって谷口と車屋の間にスペースができた)


次は最終ラインでの対応です。
まず、フロンターレの最終ラインはマンマークでやっていることがこの図からでもわかると思います。

そしてそのシステムに従って、スペースへ走りこもうとする武藤をケアしに行ったのがCBの谷口です。
この状況では”ボールを奪いに行く”より”ゴールを守る”ことが優先されるわけなんですが、実際のプレーで谷口は岩波からのフィードをインターセプトしに行きます。
(ハイライトなどでわかると思います)
本人的にはカットできる確率が高いと判断したのでしょうけど、目測を誤ったのが致命的なミスとなってしまいました。
とはいえ、ここら辺の判断は相当シビアにしなきゃいけませんので、ちょっと対応が甘かったかなと感じてしまいます。


これは折り返しのクロスを入れられる寸前です。
この状況を作られてしまった段階で失点する確率は「非常に高い」と言えます。

で、この画像をよく見るとわかると思いますが、ゴールを決めた”興梠のマーク”はエウシーニョです。
完全に前を走られている状況ですが、実はスタートポジション(最初のキャプチャでわかる)は全く同じです。
マンマークでやってるはずなのに”肝心なところを離しちゃってる”わけですから、これは立派な対応ミスです。

まあ、この部分は完全に気を抜いてたと思います。
エウシーニョが「やべえ」って感じたときにはもう興梠に前を走られてたわけです。
攻撃センスは十分あるんでしょうが、前々からこういうシビアなところで緩い対応をしてしまう悪い癖がありますかね、この選手は。

失点までの流れは一瞬でしたけど、実はいろんなところに原因が隠れていました。
どれか一つでも潰せてれば失点を防ぐことは十分に可能でしたけど、”3つもミスが重なる”とさすがにやられちゃいますよね。
(武藤の飛び出しや岩波のフィード、興梠のフィニッシュはもちろん見事でしたけど)

試合結果

試合は2-0で浦和レッズの勝利。

・得点者
 前半7分  浦和:興梠
 後半48分 浦和:ファブリシオ

・交代者
 浦和レッズ
 後半22分 武藤⇒阿部
 後半25分 橋岡⇒森脇
 後半35分 興梠⇒李

 川崎フロンターレ
 後半12分 長谷川⇒鈴木
 後半25分 中村⇒知念
 後半33分 エウシーニョ⇒齋藤

スタッツ
レッズ フロンターレ
ボール支配率 40% 60%
シュート数 9本 19本
枠内シュート 6本 8本
セーブ 3 1
パス本数 426本 715本
パス成功率 76% 86%
走行距離 104.9km 101.6km
ハイライト