18/19チャンピオンズリーグ決勝戦のトッテナム 対 リバプールの試合が行われています。
この試合に関するフォーメーション・試合情報・スタッツ・ハイライトをまとめています。
18/19シーズンを締めくくる最後の戦いがついにやってきました。
ヨーロッパリーグ同様に同国対決の決勝となったこの試合は非常に激しい戦いとなりました。
試合は早々にリバプールがPKから先制、その後はトッテナムが攻勢を仕掛ける展開でしたが、終盤にオリギの追加点が生まれたリバプールがこの試合を制しています。
フォーメーション
トッテナムとリバプールのフォーメーションです。
4-2-3-1と4-3-3です。
試合結果
試合は0-2でリバプールが勝利。
会場:ワンダ・メトロポリターノ
得点者
-
前半2分 リバプール:サラー
後半42分 リバプール:オリギ(マティプ)
*()内はアシスト
交代者
-
トッテナム
後半21分 ウィンクス⇒ルーカスモウラ
後半29分 シソコ⇒ダイアー
後半36分 アリ⇒ジョレンテ
-
リバプール
後半13分 フィルミーノ⇒オリギ
後半17分 ワイナルドゥム⇒ミルナー
後半45分 マネ⇒ゴメス
スタッツ
TOT | LIV | |
---|---|---|
ボール支配率(%) | 61 | 39 |
シュート数(本) | 15 | 14 |
枠内シュート(本) | 8 | 3 |
パス本数(本) | 502 | 265 |
パス成功率(%) | 80 | 63 |
タックル | 5 | 11 |
ハイライト
試合の感想
最初のPK
マネへのロングボールからスタートしたリバプール。
そのパスは通りませんでしたが、全体を押し上げていたため、ルーズボールを中盤で拾ってから再度マネに展開したところでシソコのハンドが生まれています。
予想どおりリバプールはかなりアグレッシブな姿勢をキックオフから見せていましたし、先制後もトッテナムのCBまでプレッシングを仕掛ける姿勢は見せていました。
トッテナム
いきなりPKで失点してしまったトッテナムがもともとどういうプランを持っていたのかは不明ですが、失点してからもなんでもかんでもボールを奪いに行くっていう感じではなかったので、もともと少し構え気味に戦うプランがあったのではないでしょうか。
ハイプレスもできるし、ボールを持てるチームなんですが、フォーメーション的にも全体のバランスを取りながらボールを保持して試合のリズムを作りたかったんじゃないでしょうかね。
だからこそ、開始早々の失点は相当いたかったはずです。
マンツーマン
基本的にトッテナムはマンツーマンが強いチームなんですが、基本的にアンカーのファビーニョにはケインやアリがついていることが多くなってます。
両サイドのソンフンミン・エリクセンは中間ポジションをとりながらリバプールの両サイドバックを牽制する感じでしたし、ファン・ダイクやマティプのところは基本スルーするイメージでした。
シソコ・ウィンクスもワイナルドゥム・ヘンダーソンをマンツー気味に見ていましたが、あまりスペースを空けすぎるとマネ・フィルミーノ・サラーの誰かにそこを使われてしまいますから、バランスをみながら対応することが多かったと思います。
リバプール
一方のリバプールは普段からよく見せている構え方になっていました。
フィルミーノがCBのところを牽制し、サラーとマネが外側からボールを追い込んでいくスタイルです。
彼らのポジショニングは非常に絶妙でトッテナムとしても中央に展開するのがかなり難しい感じになっていたと思いますが、それでもファビーニョの深さまでボールを運ばれるシーンがそこそこありましたね。
ただ、前半はそこからの対応が非常に冷静でしたし、トッテナムにほとんどシュートを打たれなかったので危ないところがまったくなかったです。
後半に入ってからは並びを変えたトッテナムに押し込まれることが多くなりましたが、試合を通してよく守り切ったなっていうのがこの試合の一番の感想ですね。
ロングボール
そして、最初のPK獲得シーンもそうですが、最終ラインからマネを狙ったロングボールをリバプールはよく使っていました。
純粋にそのボールがそのまま通るシーンもありましたし、中盤で拾って素早く縦に展開するシーンもよくありました。
リバプール側は攻撃でも守備でも普段からプレミアでやっている戦い方でしたし、ここは同国対決なんで当たり前っちゃ当たり前なんですが、プレスのところや縦の速さはやっぱり流石でしたね。
スタッツ的にもパス本数がめちゃくちゃ少なくなってますし、ホントに戦い方がデータにハッキリと表れています。
まあ、全体を通してホントにサッカーが速かったですしね。
先制点のアドバンテージもあったし、カウンター主体で戦うのが自然だったと思います。
やっぱり強かった
個人的にはずっとマネの動きを見てたんですが、攻撃にも守備にも彼のプレーはホントに効いていました。
それに後半になるにつれてどんどんトッテナムに押し込まれる展開でしたが、アリソンをはじめDF陣の対応がホントにうまくやれていたと思います。
シーズン通して高いパフォーマンスを発揮していたリバプールですが、リーグではほんの少しだけシティに届かなっただけに、このビッグイヤーはホントに価値のあるものになりましたね。
逆にトッテナムは最初の失点がなければ、、、って感じでしたが、こればっかりは勝負事なんでどうしようもありません。
まあ、最後までしっかり戦う姿勢を見せてくれていましたし、ホントにいい試合だったと思います。
リバプール優勝おめでとうございます。