日本が8月31日のオーストラリア戦に勝って、ワールドカップ出場をきめたことで、アウェーのサウジアラビア戦は「あんまり興味ねぇな~」と思っているそこのあなた!!
サウジアラビア戦が楽しくなるかもしれない、そんな情報をお届けします。
深夜に放送されるサウジ戦ですが、イヤでもみたくなる(はず)。
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単なる消化試合にしてはいけない
ちょっと前に書いたんですが(こちら)、代表チームで単純にクラブチームのようなチーム作りをするのは難しいです。
それは基本的に日程的な問題もありますし、試合数もクラブチームが年間こなす数に比べると圧倒的に低いです。
つまり、国際試合って、その存在自体が貴重であり、ホイホイと戦って負けている場合ではありません。
一つ一つの試合に狙いを持つべきであり、うまくハマったところ、改善すべきところ、それぞれを把握する必要があります。
改善点が見つかっても、少ない時間の中、それをうまく修正できるかどうかはわかりませんので、「見つけても意味ないんじゃないか」と思われるかもしれませんが、見逃してしまうよりかは確実にマシです。
これからはワールドカップ本戦を想定した戦いになります。
攻撃及び守備面において、できるだけ改善していく必要があります。
だから、サウジアラビア戦はこれから書くことがうまくいってるかどうかを観てもらえれば、楽しめると思いますよ~
ハードワークが目的になってはいけない
よくハードワークを褒める人がいますが、ハードワーク自体には別に意味はありません。
僕が尊敬する松木さんとか、「いや~、それにしても、原口はよく走りますね~」とか言ってます。
「えっ!?、松木さん、マラソンちゃいまっせ!!」
たしかに頑張ってる姿ってのを、応援したくなる気持ちはわかりますけどね。
でも、ハードワークは目的ではないんですよ、手段です。
ハイプレスをするための、ボールを奪ってから効果的にカウンターを仕掛けるための、そういう目的があってのハードワークです。
体力なんて、無尽蔵にあるわけないんだから、考えて走らないとバテるだけです。
効率的なプレス
アウェーのイラク戦からかなりマシにはなってきたんですよね。
プレッシングに関して。
なんでもかんでもボールを追いかけなくなったというか、効率よくプレッシングをかけれるようになってました。
相手のディフェンスラインでゆっくり回されているときに、追いかけますようなプレッシングは結構非効率です。
(無駄ではありませんけどね。リードされてる時なんかはやる必要があります)
そういう時は守備ブロックをコンパクトにして構えておけばいいんですよ。
それで、ボールを前に運ばれそうになった時に、ファーストディフェンダーから全員が連動してプレッシングかければいいんです。
ロングボールの処理
つぎはこれ、日本の最大の課題だと思ってます。
セットプレー含め、ロングボールからの失点がやっぱり多い。
セカンドボールを処理できないことが原因なんですが。
サウジがどういう戦い方をしてくるのかはわかりませんが、できればロングボールを多用してほしいですね~
いい検証になるので。
で、対策としては大きく2つあります。
今までは、どちらかというと、ロングボールを蹴らせないアプローチだったと思います。
ひたすら追いかけまわす感じの、これはでもね、限界がありますね。
最初はうまくいっても、1試合持たないです。
日本が終盤に失点することが多いのもこれが原因としてあります。
そのため、セカンドボールをきっちり拾うことを考えないといけません。
セカンドボール拾うのはディフェンスラインと中盤との距離感(前線の選手との距離感を意識すると離れる)だったり、ポジショニングだったり、考えることはいっぱいです。
強豪国はそこまでやけど
サッカーが強いチームってのは、そこまでロングボールを蹴ってこない傾向にはありますが、終盤に得点がほしい時にパワープレーに出てくることは十分考えれます。
ワールドカップの本番で、そのボロが出ないように今から対策を準備する必要があります。
まあ、サウジアラビアもオーストラリア並にヘッポコなんで、いいシミュレーションになるかはわかりませんが、こちらは意識して戦う必要があります。
たぶん、ハリル監督はいろんな選手を試すと思います。
で、新しく出てきた選手がどうだった、っていうのを評価してもいいんですが、チームとしてのパフォーマンスがどうだったか?っていうのをちゃんと見なきゃいけませんね~~~
P.S.ホントは攻撃面も書きたかったんですけど、守備だけで長くなりすぎました。
後日のレビューで書こうと思ってます。
サウジ戦は9月6日水曜日の2:30~です。
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