ロシアワールドカップへの強化試合である欧州海外遠征の日本代表対ブラジル代表のマッチレビューです。
この試合に関してはプレビューもしてますので、こちらの記事もあわせてどうぞ。
ちなみにこの試合はコンフェデロシアやブンデスリーガ・セリエAで採用されているVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が試験的に運用された試合です。
まあ、普段”ビデオ判定”になじみがない方でもなんとなーく雰囲気はわかっていただけたかも、、、
(それにいろいろと物議を呼んでいることも)
あと、日本代表のユニフォームが新しくなってましたが、、、、
ダセえな
それでは試合を振り返っていきます。
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フォーメーション
日本代表とブラジル代表のフォーメーションです。
結局、パウリーニョは出なかったな~
試合情報
試合は1-3でブラジルが勝ってます。
得点者
前半10分 ブラジル:ネイマール
前半17分 ブラジル:マルセロ
前半36分 ブラジル:ジェズス
後半18分 日本:槙野
交代者
日本
後半0分 久保⇒浅野
後半25分 原口⇒乾
長谷部⇒森岡
後半35分 大迫⇒杉本
後半41分 井手口⇒遠藤
ブラジル
後半0分 アリソン⇒カッシオ
後半13分 ジェズス⇒ソウザ
後半14分 マルセロ⇒サンドロ
後半26分 ネイマール⇒ドウグラスコスタ
ウィリアン⇒タイソン
後半35分 ジュリアーノ⇒レナトアウグスト
ハイライト
全体のハイライトです!!
全体の印象
戦前の予想通り、基本的に立ち上がりからブラジルに押し込まれる展開でした。
特に前半は日本代表が引き気味になってましたし、それにブラジルの前線の選手をかなり気にしているような印象だったかなと。
まあ、後半から少しずつブラジル相手に攻め込むことができてましたが、なかなかフィニッシュまでもっていけてませんでしたね。
試合は全体的にはこう着気味だったし、ブラジルもそこまでシュートを打ってなかったです。
(後半はブラジルが攻めるシーンもほぼ無かったし)
まあ、ファールが多くて試合が止まることが多々ありましたし、VARもあったんで変な雰囲気の試合でした。
(しょーもないファールも含め、、、)
で、序盤は意外と日本代表が集中してプレーができてましたし、案外、強豪が相手だといい戦いができるんではないかなとか勝手に思ってたんですけど、、、
(ホント立ち上がりの一瞬だけだったんやけどね)
まあ、普通にそこそこ失点しましたよ。
違和感満載だったVARでの巻き戻しPKと珍しいマルセロの右足ミドルシュート。
この試合のレフェリーはかなり笛を吹く人だったし、正直、「ウソやん」って思う瞬間もありましたが、、、
ただ、レフェリーがそういう傾向だっていうのをいち早く理解してプレーしてたのがブラジル代表だったかなと。
まあ、3失点目はカウンターから完全に押し込まれて、最終的に右サイドからグラウンダーのクロスでやられちゃったんですけどね。
あと、後半に日本が1点を返していますが、、、
槙野さんおめでとうございます。
ということで、日本とブラジルの印象です。
日本代表
ブロックは4-5で9枚でした。
大迫を前線に残してブロックを形成してましたが、基本的に中盤の5では井手口とサイドの久保・原口が飛び出していくことが多かったと思います。
ただ、ブラジルにボールを保持されて、(特に前半は)押し込まれたときには誰もアプローチに行かず(意図的にかもしれませんが)、守備が後手に回ってる印象でした。
それにボールを奪ったときも前線に大迫しかいないことが多く、カウンターになる前につぶされてしまうことが多かったです。
守備に関しては積極的にいけてるところもあったんですが、自分達がボールを奪ったときに(日本がポゼッションしたときに)、落ち着きがなかったというか、相手をリスペクトしすぎてた印象です。
ブラジルのプレスってそんなに強力なものじゃなかったんですが、なんか勝手に自分達でパニくって、ボールロストしているところがあったかなと。
あと、前半から気になったのは普段の試合より日本の選手は足が止まってましたね。
ハリルさんはコンディションがいい選手を優先して選手選考してますが、
「代表の合宿でキツイ練習をしすぎて、みんなのコンディションが悪くなったんじゃないか【説】www」
まあ、この試合でよかったのは酒井宏樹だったと思います。
(いつもゴリ様とか言って馬鹿にしてるけど)
あと井手口のトランジションが早くて効果的だったと思ったし、セットプレーからの槙野のゴールはいいヘディングだったし、、、それに吉田のFKにはビビったww
ブラジル代表
言うほど強烈な印象はなかったと思ってます。
というか、そこまでブラジルがモチベーション高くゲームをやってるように見えなかったし、、、
ってか、完全に日本を舐めてた!
ボールを奪った後のカウンターの速さや人数のかけ方、サイドでの華麗なパスワークはさすがだったと思いましたが、守備の部分では完璧に手を抜いてたように見えました。
実際、セットプレーで失点してるし。
トランジションも日本の方が早さで上回ってたところもあったし、マジでブラジル代表は日本と戦って意味があったんですかね???
ブラジル代表の選考に影響があるって言っても、この試合じゃあ参考にならんよね。
まとめ
日本って、ゾーンなのかマンマークなのかはっきりしてないときがあるんですよね。
ゾーンで守ってるんなら、選手同士の距離間が非常に大事なんですが、守備ブロックがうまく形成できてなくて距離感がバラバラになるときがあるんです。
ハイプレスでツッコんでいくときはあまり気にならないんですが、自陣で引いて守ってる時ですよね、問題は。
というか、そもそもどっちで守りたいんかよく見えないというか、、、
(基本マンマークで、高い位置からのプレッシングはゾーン的な?)
中盤は左右で高さがバラバラだったし、ブラジル選手に釣られてスペースが空いてることもよくあったんで、、、
特定の選手にはマンマークでついてたから、こういう現象になってたと思うんですが、ホントに守り方は考えた方がいいというか、変えた方がいいかも。
(ネイマールは酒井宏樹、ジュリアーノには山口蛍みたいな感じでマンマーク)
それにしても、ホントに面白くない試合でしたね。
前半終わって観るのをやめようかなと思ったぐらいです。
とりあえず、序盤にVARが登場したせいで興醒めしたし。
(問題なのは”ビデオ判定をするかどうかの基準”がはっきりしてないことで、、、)
えーと、今回は試合を観ながらの最速レビューだったんで、細かい部分ではなく、全体の流れを説明することがメインでした。
後日にこの試合で気になった点や日本代表の改善点などをまとめて記事にしますので、、、
*追記
詳細分析をしています!!
それではまた次回!!
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