2019国際親善の日本代表 対 コロンビア代表の試合が行われています。
この試合に関するフォーメーション・試合情報・スタッツをまとめています。
アジアカップが終わってからはじめての国際親善試合です。
今回の日本代表は海外組は基本的に若手以外招集を見送っています。
たぶん新しい招集メンバーとの融合を狙った試合になると思ってましたが、堂安・中島・南野はチームのベースになりますから、毎回きっちり収集するんでしょう。
大迫みたいにチームから招集拒否を受ける場合もありますし、森保さんもこの辺は気を遣うところですね。
それで今回の対戦相手はロシアワールドカップで対戦したコロンビア代表です。
アリアスやキンテーロ、オスピナはケガの影響で招集外になりましたが、ハメスやファルカオ、ダビンソン・サンチェスなどワールドクラスの選手を抱える強敵でした。
試合は前半スコアレスで折り返していますが、後半に入ってからのファルカオのPKが決勝点となってコロンビア代表が勝利しています。
個人的には負けはしましたが、面白いゲームだったと思っています。
コパアメリカもそのうち開催されますから、いろいろと今後が楽しみですね。
フォーメーション
日本代表とコロンビア代表のフォーメーションです。
4-2-3-1と4-2-3-1です。
試合の感想
この試合で注目していたのはコロンビアに対してどう守るのか?ってところでした。
相手のコロンビアは両SBが高めのポジショニングとり、前の2枚(ビジャとムリエル)が中央に絞る動きをしていたため、日本代表としてはサイドでの守備が少し難しかったと思います。
フリーの相手SBを気にしていると中央のパスコースが空いてきてファルカオやハメスに簡単に縦パスが通ってしまいます。
だから、日本のサイドの選手たちは中央のパスコースをケアしながら相手のSBの選手を牽制する必要がありました。
試合を通して何本か危ない縦パスを通されてしまうシーンはありましたが、全体的にはうまくやれてたんじゃないかなと感じています。
もともと海外でやってる中島・堂安はその辺のポジショニングも特に問題なかったですし、室屋・佐々木との連携もしっかり取れていた印象があります。
カウンターを食らいそうな場面でもしっかりファールして相手の攻撃を潰せてましたし、もったいないやられ方をする場面は少なかったんじゃないでしょうかね。
ただ、もう少し相手のビルドアップの出所(CBのところ)を牽制できてればもっと楽に守れていたと思いますが、それに関しては鈴木武蔵のパフォーマンスが影響してました。
というか、この選手全く守備ができませんね。
もともと守備を頑張る気がないのかもしれませんが、それでも省エネで相手の嫌がるポジショニングを取ることは可能です。
合流して間もないので仕方ないかもしれませんが、一人だけ日本のブロックの連係から外れているのは違和感しかありませんでした。
意外とこういうところを気にしないと大迫を脅かす存在にはなれませんね。
攻撃に関しては思っていたより中島の動きがキレてました。
コロンビアクラスだと普通にボールロストするのかなと考えてましたけど、コロンビアのDF陣でも中島のドリブルを捕まえるのはなかなか難しかったようです。
逆サイドは堂安と室屋がうまく連携してサイド深くまでボールを運ぶことができていましたし、中央では南野がいつでもシュートを打てるポジショニングをとってましたから、コロンビア相手でも多くのシュートを打つことができたんでしょう。
まあ、コロンビアは守備が堅いチームではありませんので、ある程度自由にやれていたところもあるかもしれませんが、大迫不在の中での試合としてもいいパフォーマンスだったんじゃないでしょうか。
(鈴木のヘディングは大迫だったら決めていたような気がするけど)
できれば引き分け以上の結果にしてもらいたかったですが、やっぱりゴール前の精度が足りなかったんでしょうね。
やっぱりサッカーの攻撃は難しいです。
試合結果
試合は0-1でコロンビアが勝利。
会場:日産スタジアム
・得点者
-
後半19分 コロンビア:ファルカオ
*()内はアシスト
・交代者
-
日本
後半20分 鈴木⇒香川
後半26分 堂安⇒乾
後半26分 山口⇒小林
後半34分 南野⇒鎌田
後半44分 佐々木⇒安西
-
コロンビア
後半12分 ビジャ⇒サパタ
後半34分 ムリエル⇒ディアス
後半38分 ファルカオ⇒ウリベ
後半42分 ハメス⇒モレロス
スタッツ
JPN | COL | |
---|---|---|
ボール支配率(%) | 44 | 56 |
シュート数(本) | 17 | 12 |
枠内シュート(本) | 3 | 4 |
パス本数(本) | 386 | 550 |
パス成功率(%) | 79 | 83 |