昨日のメンバー発表につづいてもう少し日本代表のことを書いていきます。
西野体制のサプライズとして、サンフレッチェ広島の青山が注目されてますけど、ハリル時代から考えると可愛いもんですなw
(ただ、青山さんは14年のコロンビア戦で失点に絡んでるから嫌な予感がしてます⇒これを読んだらわかります)
それで本題です。
中島翔哉が外れたことについての個人的見解。
まあ、中島を外すぐらいなら”他に外すべき奴がいたんじゃねえか?”ってことはひとまず置いといて。
僕が感じたことをそのまま書いていきます。
(ただ、中島翔哉ファンは読まない方がいいかも)
中島の印象
Jリーグ時代とかポルティモネンセ(現在所属)でのプレーはほぼ見れてない(というか見れない)っていうのが前提としてありますが、この前の海外遠征でプレーしてた印象では”対人”のところで弱さがあったかな?っていう感じでした。
足元の技術やドリブルのキレはポテンシャルとしてあるとは思いますけど、結構体を当てられてズッコケてるシーンが多かったです。
しかもセルフジャッジでボールを手で持つクセもありますし、一度ハンドをもらってましたよね。
(たまーにそれをやるのは効果的なんですけどね、あんまりやりすぎるとレフェリーへの印象がよくありません)
その試合(マリ戦・ウクライナ戦)でのハリルジャパンの評価はビックリするぐらい悪かったですけど、中島翔哉だけは結構褒められてました。
ただ、僕としてはその反応に違和感しかなかったです。
というか、、、
相変わらずボールを持った時しか選手を見てねえんだな、って思いました。
そもそもなんでいつも自分達がボールを持てると考えてしまうんですかね。
相手は格上なんですよ。
基本的に日本がボールを持てる時間の方が少ないです。
それに選手個々で考えるともっと時間は短くなります。
ボールを持った時にはめっちゃ輝いていても、それ以外のところの動きがポンコツ、、、だったら、使い物になりません。
(それをやって許されるのはメッシだけです)
例えば、巷のフットサルチームにもいませんか?
中途半端に足元うまくて自分一人で突っ込んでいくやつ。
で、ボールを取られてからの守備はしないっていう。
(それに周りに文句ばかり言う、、、みたいなw)
こんな奴がチームに入るなら足元ヘタでも守備の時にしっかりボールを追いかけてくれるやつの方が100倍使えます。
サッカーはボールを持ってないときの動きが重要なんですよ。
中島の守備
基本的にハリルさんはマンマークをベースに守備を組み立てていましたし、西野さんもその戦い方をほとんど引き継ぎそうです。
この守り方だと普通に1対1の場面も多くなりますし、そこの勝負で負けてしまうということはピンチを招くことにつながっちゃいます。
これがかなり重要なんですよ。
ゾーンでブロックを作れない現状では1対1の守備っていうのはチームの生命線になってきます。
だから、選手選考もここを重要視するのは当たり前です。
中島は単純にアタリ負けするシーンが多かったです。
攻撃の時にはそれで良くても、守備の時にズッコケてたら話になりません。
前線の選手とはいえ、守備の時には中盤の列まで下がってくるわけですし、ボールに対してファーストDFになることも多いです。
だから、守備の能力も重要になってくるポジションなんですよ。
(ちなみにちょっと前のベルギー戦ではココの対応(中島ではなく久保でしたけど)が甘くて決勝点を決められています)
中島と似たようなタイプで乾貴士がいますが今回メンバーに入っています。
2人とも身長が低く相手との対格差はもちろんあるんですが、乾は対人のところをきっちりこなしますし、守備時のポジショニングもうまいです。
ボールを奪われてからの切替も速いですし、単純にそれは中島との差になってきます。
攻撃の局面でボールを持った時に違いを作り出してくれそうな期待感は2人ともあります。
が、W杯の本番でそれを披露するシーンっていうのは非常に限られています。
だから、その部分を選考理由に持ってくるのは不自然です。
4年の1回の舞台でギリギリ選考に漏れてしまうのは非常に可哀そうだとは思います。
でも、単純に力不足のところがあったと考えるしかありません。
中島はまだ若いですし、今後の成長に期待できます。
これをバネに本人はステップアップしていくでしょう。
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