17/18プレミア第24節のバーンリー対マンチェスター・ユナイテッドのマッチレビューです。
今週末のプレミアはビッグマッチがありませんので、この試合をピックアップした感じになってます。
まあ、バーンリーは弱小チームながらいい戦い方をしてますし、その戦い方に伴った結果もついてきてますのでユナイテッドとしては意外とこの試合が勝負ドコロにはなってくるのかなと思ってます。
バーンリー的にもカップ戦を狙うためにはユナイテッドが相手とはいえ、ホームゲームでは踏ん張りたいところ。
直近の試合では奮ってないところもあって勝ち点を取りこぼしている感じにはなってますが、前節から少し期間もあったので”どうチームを立て直してきたのか?”ってところも注目する試合になった感じでしたね。
というわけで、まずはスタメンから。
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スタメン
バーンリとマンチェスター・ユナイテッドのスタメン(フォーメーション)です。
4-2-3-1対4-1-4-1となってます。
布陣的には今までと変わらないですかね。
で、ユナイテッドのヤングは3試合の出場停止が明けて、スタメンに復帰してます。
(コソッと相手を殴ったやつだったっけ?)
試合結果
試合は0-1でアウェーのユナイテッドが勝利しています。
まあ、ユナイテッドはよく勝ち切ったな~って試合でしたね。
得点者
後半9分 ユナイテッド:マルシアル
先制点はルカクの粘りが効いてました。
あと、マルシアルのシュートはいいとこに飛んでいきました。
交代者
バーンリー
後半36分 アーフィールド⇒エンクドゥ
ヘンドリック⇒ヴォークス
ユナイテッド
後半27分 マタ⇒フェライニ
後半35分 リンガード⇒ラッシュフォード
ハイライト
全体のハイライトです。
試合展開
前半はユナイテッドがボールを少し多めに支配する展開でしたが、ゴール前のシーンに関してで言うとそこは五分だったと思います。
まあ、バーンリーのフィニッシュが結構ポンコツやったんで得点が入りそうにありませんでしたし、ユナイテッドの方も効果的なフィニッシュがまったくなかったんで、前半はスコアが動きそうな雰囲気はありませんでした。
バーンリーはホームゲームってこともあって積極的に戦っている部分もありましたけど、ユナイテッドはどういうスタンスかよくわからない感じにはなってました。
それに全体的に速いカウンターで攻撃するようなシーンもあまりありませんでしたし、ビルドアップから相手をどう攻略していくのか?っていうのが、ポイントとなる試合にはなりましたかね。
それで後半に入ってもそんな流れの試合展開だったんですが、なんかよくわからないままユナイテッドに先制点が入っちゃった感じになってます。
まあ、1点ビハインドになったバーンリーがその後も戦い方をほぼ変えなかったのは非常に面白いところでしたが、全体的にしぶーーーい試合にはなりましたかね。
バーンリーは終盤に猛攻を見せてましたが、届かず、、、でした。
そんなわけで、各チームの印象です。
ぶれないバーンリー
相手がビルドアップを開始する場面でのボールをハメに行くためのプレッシングのかけ方っていうのに、個人的にはクオリティの高さを感じたバーンリー。
そこでプレッシングをカワされてある程度ユナイテッドに押し込まれた場合には、前線の選手がディフェンスバックをしっかりしてコンパクトな守備ブロックを作りますんで、この辺の組織力やハードワークっていうのはこのチームの強みなんでしょう。
まあ、この試合のブロックは4-4で構えていて、そこまでガチガチに守ってるわけでは無く前線に2枚残してロングカウンターもしっかり狙える形もとってました。
それに選手同士の距離間をかなり気にしていた陣形でしたし、サイドにボールがあるときはそこまで選手が”寄せない”ようにしてた感じです。
(中央に仕掛けられた場合にはもちろんきっちり寄せますけど)
あとは、なんかリバプール戦でも同じようなことを書きましたけど、ビルドアップはそこまで得意ではない(というか途中で放棄する)のでショートカウンターが攻撃の軸にはなってきますけど、この試合はほとんどそんなシーンはありませんでしたね。
それにロングカウンターが狙える場面でも無理に縦へ急がずに、少し時間をかけてボールロストするリスクを意図的に減らしているようにも感じましたし、なかなかフィニッシュまでにはいかない試合にはなってます。
(最後の猛攻もパワープレイでしたしね)
まあ、このチームの戦い方を簡潔に言うなら”ローリスク・ローリターン”のスタンスにはなってきます。
そういうわけで、この試合はユナイテッドに先制された時点でかなりしんどくなっちゃいましたね~
試合の流れや展開的にはバーンリー側の狙い通りだったと思いますけど、なんせ得点が入らないチームですんで。
謎に勝ったユナイテッド
この試合の入りは”わりとのんびり”していたユナイテッド。
守備のところやデュエルのところでもバーンリーに後手を踏んでしまっているような立ち上がりにはなっちゃいましたね。
まあ、ポゼッションは相手を上回ってましたけど、それはバーンリー的にも織り込み済みでしょうし、勝敗を決めるポイントにはならなかったと思います。
それで、なんか僕がユナイテッドの試合を観る時って、だいたいユナイテッドの”デキ”が悪いみたいで。
とりあえず、この試合はインテンシティが低くてルーズボールやセカンドボールを支配出来てなかったし、ビルドアップもあんまりクオリティが高くなくて、正直いいサッカーは展開できてませんでした。
まあ、そんな中でもポグバの動きっていうのはキレてた印象です。
足はどちらかというと遅い方ですし、初速も速いわけでも無いのに、、、
ポグバがドリブルで敵陣内をエグって行くシーンを見るたびに不思議に思えます。
状況判断や体の使い方、それにコース取り、なんかが優れているんでしょうかね~。
で、この試合のユナイテッドは全体的に”特にホメるところがない”感じです。
まあ、得点は入ってますし、さっきポグバのことは書いてますけど、それは個人の話なんですよね。
チームとしての動きにいいところがほぼ無かったし、うーーんってゲームでした。
次節はトッテナム戦
この試合は何とか勝ち切ったユナイテッド。
まあ、”内容が悪くても勝てる”のが勝負強さなんでしょうかね。
(そういえば、ここはホメるポイントだったなw)
で、ユナイテッドは第25節のアウェーゲームでトッテナムと当たることになってます。
前回の対戦ではオールドトラフォードにてユナイテッドが1-0で勝利してますが、今度の戦いはどうなりますかね~
(今節の試合内容だと間違いなくやられちゃいます)
というわけで、また次回!!
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