リバプール-マンチェスター・シティ 試合解説【18/19プレミア第8節 2018/10/08】

リバプール-マンチェスター・シティ 試合解説【18/19プレミア第8節 2018/10/08】


18/19プレミア第8節のリバプール 対 マンチェスター・シティの試合が行われています。
この試合の解説とフォーメーション・試合情報・スタッツをまとめています。

リーグ優勝本命同士の対決です。
ミッドウィークのCLと過密日程が続いておりますが、海外サッカーファンとしてはうれしいことですね。

注目のビッグマッチであることは間違いないんですが、グアルディオラ監督はクロップ監督との相性が非常に悪いです。
ペップが唯一負け越しているのがクロップですし、シティにとってはアンフィールドでのリバプール戦は鬼門となっています。

そういう背景もあって序盤からシティの方が苦戦する試合になりました。
ただ、リバプール側も思ったような攻撃ができておらず、お互いがストロングポイントを消しあうような前半となっています。
静かな感じの試合展開でしたが、お互いの戦略がぶつかり合ったいい試合だったと思います。

後半に入ると少しオープンな展開になっていきましたが、スコアはずっと動きませんでした。
試合自体はリバプールペースだったと思いますけど、終盤にボックス内でザネをファンダイクが倒してPK献上。
少し厳しい判定だったような気もしましたが、シティにとっては大チャンス、、、だったんですが、マフレズが蹴ったPKはホームランになっています。

試合はそのままスコアレスで終了しましたが、緊張のあるいいゲームでしたね。

フォーメーション

リバプールとマンチェスター・シティのフォーメーションです。

4-3-3同士の対決です。

この試合のシティのフォーメーションには戦略的な意図を感じますね。

リバプール

シティとスタイルが似ているチェルシー戦とは違ってアグレッシブなプレスを仕掛けていたリバプール。
過去の対戦でもハイプレスからのショートカウンターで試合を決めてしまうことが多かったですし、基本的な戦い方は変わらないのかなって印象でした。
チェルシー戦では”何が何でも”ジョルジーニョへのパスコースを消すって感じでやってましたが、シティに対してはそこまで特定の選手を捕まえる感じにはやってませんでした。

それにこの試合ではビルドアップの時に両サイドバックがかなり高い位置を取るようにしてましたし、アンフィールドでのゲームってこともあってかなり前がかりな印象がありました。
その代わり中央のインサイドハーフ3枚は攻め上がりを自重していた感じです。
高い位置を取るSBの裏のスペースはミルナーやワイナルドゥムがケアしてましたし、ロングカウンターが脅威なのはシティも同様ですからそこのリスクヘッジもしっかりやってました。

攻撃面では序盤から最終ラインの裏をサラーが取るシーンが多かったんですけど、基本的にボールは左サイド(ロバートソン側)を使うことが多かった影響です。
逆サイドのゴメスも高い位置を取ってましたが、(ビルドアップの開始から)あまりそちらを積極的に使う意図はなかったと思います。
まあ、左サイドを起点に逆サイドや中央で仕留めたいっていうのが一つの狙いだったのは間違いありませんね。

後はこの試合は守備陣のパフォーマンスが高かったと思います。
久しぶりのロブレンも落ち着いて対応できてましたし、アリソンの安定感もありました。
いつもシティ戦は打ち合いの試合になるんですけど、これだけ拮抗したゲームになったのは彼らのおかげでしょう。

シティ

この試合はオーソドックスな戦い方をしていたマンチェスター・シティ。
ビルドアップの時に両サイドバックがほとんど高い位置を取らないようにしていましたのはその表れでしょう。

シティの特徴って、

  • 昨シーズン終盤というかラポルトが加入してからは変則3バックを作ったり
  • デルフが左SBの時にはインテリオールの位置に入る偽SB的な動きがあったり
  • って感じで特定の位置に固執せずに選手が流動的にポジションを入れ替える傾向があります。
    ですが、この試合に関して言えば全体的に選手のプレーエリアが狭く(ポジションチェンジが少ない)なってましたし、少し苦手なリバプールに対して慎重な戦い方を選択した気がしています。

    結局、リバプールのストロングポイントに対応するためにはネガティブトランジションがポイントになってきます。
    ボールロストする位置が悪かったり、ボールへのアプローチが遅れたりすればサラーやマネが光の速さでゴール前まで迫ってきます。
    過去の対戦ではそれで試合を決められてしまっていますし、そこを気にするのは当然だと言えます。

    攻撃の時にポジションチェンジを積極的に行うことで相手守備陣形をかき乱すことができますが、ボールを奪われた瞬間の対応は遅れがちになることもまた事実です。
    サイドの選手が中央の守備をやらなきゃいけなかったりするわけですから、守備対応での判断ミスも起こりやすいです。

    結果的にこの試合の戦略は間違いではなかったと言えます。
    勝てはしませんでしたが、無失点で試合を終えれてたのは良かったですしね。
    マフレズのPK失敗は痛かったですが、それだけアリソンのプレッシャーがすごかったってことです。

    試合結果

    試合は0-0の引き分けです。

    ・得点者

      なし

    ・交代者

      リバプール
      前半29分 ミルナー⇒ケイタ
      後半27分 フィルミーノ⇒スタリッジ
        シティ
        後半21分 アグエロ⇒ジェズス
        後半31分 スターリング⇒ザネ
        スタッツ
        LIV MCI
        ボール支配率(%) 48 52
        シュート数(本) 8 6
        枠内シュート(本) 2 2
        パス本数(本) 514 527
        パス成功率(%) 84 843
        タックル 17 16
        ハイライト

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