コンフェデレーションズカップ2017の決勝ロシア対チリのマッチレビューです。
この試合は日本時間7月3日の3:00から行われた試合となってます。
やっぱり、普通に眠たかったですが、気合でなんとか試合終了まで乗り切りましたw
来年のワールドカップもほぼ同じ時間からのキックオフなので結構困りますね。
でも早い方の試合だと0時からのキックオフとなるので、まあ気合を入れると観ることができるかなと。
ちなみにコンフェデは今回が最後じゃないかと言われていますね。
(カタールでこの時期に開催すると暑すぎて死人が出るからw)
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どちらが勝っても初優勝
それで、今回の決勝カードはドイツとチリになってます。
ドイツは前回のワールドカップ王者、チリはコパアメリカの王者として参加しています。
意外にもドイツはコンフェデで優勝したことがなかったみたいですね。
今まで縁がなかったわけなんですが、今回はチャンスが巡ってきた形ですな。
とはいえ、ドイツ代表のメンバーは主力ではなく、今まで出番がなかった若手中心のメンバー構成となっています。
一方のチリ代表はがっつりフルメンバーです。
まあ、試合としてはどっちが勝ってもおかしくない中、1-0でドイツが勝利しています。
U21のEUROに続き、コンフェデも優勝。
まったくもって恐ろしい国でヤンス。
ちなみにハイライトは↓です。
フォーメーションについて
フォーメーションはドイツが、3-6-1(3-4-2-1?)、チリが4-4-2でした。
それで、今回はチリ代表にスポットをあてて、この試合を評価したいと思います。
下はチリのスタメンです。
(名前は有名どこしか書いていませんwというより他のやつはわかりません)
縦パス一本ベルナー狙い
まず、ドイツの守備は割とコンパクトに中盤を引き締める感じにしてて、高い位置からはプレスをかけていなかったですね。
アプローチのスタートはサイドバックからで、そこからは激しく行っている印象でした。
後は3バックが結構安定していて、ラインコントロールがよく、効率よくオフサイドを取れていましたね。
それで、ペナルティーエリアの最後の場面でも体を張って足も伸びていたので、この試合を無失点で乗り切れたんだと思います。
それで攻撃面に関しては特に印象がなかったです。
ホント、ビルドアップがきつそうで、ロングボールでベルナー選手を走らせたり、高い位置でボールを奪取しても、やっぱり頼みの綱はベルナー、、、みたいな感じでした。
いいサッカーをしていたチリ
一方、チリの方はというと、守備は前線からしっかりハイプレスでしたね。
序盤はチリペースだった、というよりむしろドイツを圧倒していたのですが、一番効果的だったのが前3人のプレスだったと思います。
この辺の効果もあって、ドイツがビルドアップがまったくできない状態になっていましたし、チリが攻撃しているときにボールを失っても、攻守の切替が早すぎてチリがすぐ奪い返すみたいな流れでした。
とにかく前線の3人が強力でしたね。
テクニックはあるのに、ハードワークで走りまくるし、ポジションは変わりまくるし、ドイツの選手がとらえきれずに何もできない状態になってました。
特にその中で、「こいつどこまで走るねん!」って、思ったのがこの人。
後半は選手交代があって、少し下がったポジションをとっていましたが、終始プレスをかけ続けていたし、攻撃の時はポストやキープ、それに的確なパスを出していました。
試合を見ている限りでは、チリがいいサッカーをするし、ホント強いなーって思ってました。
やってしまったチリ
それで、チリは前半20分に決定機を迎えます。
ビダルさんがバイタルエリア(かまぼこっぽいとこらへんのエリア)からミドルシュートを放って、相手GKが弾いたところをサンチェスが詰めたんですが、打ち切れず。
そこから、ドイツにカウンターを食らうことになります。
大体、こういう決定機を逃すとそのあとすぐに失点するパターンを日本代表でよく見ますが、それと同じことがこの試合でも起こります。
まあ、ドイツのカウンター自体はチリが普通にブロックするんですが、問題はその後でしたね。
決定機を逃したことで浮足立っていたチリ、そのペナルティーエリア前でボールを持っている選手をドイツが狙いに行った感じ。
ベルナーが快速を活かして、相手からボールを奪取します。
後は、GKを引き付けて、味方にパスを出してフィニッシュ。
決勝点となりましたが、この失点が痛かったですね。
ドイツの決定機って、先制点と前半終了間際(これも先制点と同じようにインターセプトされた形)にあっただけですから。
それで、そこからチリは猛攻を見せるんですが、相手ゴール前の最後の最後できっちりフィニッシュすることができませんでしたね。
まあ、ドイツのセンターバックが体を張っていたこともGKがファインセーブしたことも関係ありますが。
まあでも、今後もいいサッカーをしてくれるでしょうし、来年のワールドカップに期待します。
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