17/18ブンデスリーガ第18節、ドルトムント対ヴォルフスブルクのマッチレビューです。
ウィンターブレイク前にボス監督が解任され、新しくシュテーガー監督が就任してから2連勝中のドルトムント。
まあ、監督が変わった効果っていうのは実はこれから表れてくることになります。
(準備期間があったわけだし)
そういう意味では、ドルトムントがどういう戦い方をしてくるのか?って部分が個人的には注目してたところにはなります。
まあでも、実際はブレイク前とあんまり変わったような印象は受けませんでしたね。
というわけで、まずはスタメンから。
[cc id=613 title=”アドセンス2”]
スタメン
ドルトムントとヴォルフスブルクのスタメン(フォーメーション)です。
4-3-3対4-5-1です。
ドルトムントは香川が先発。
そして、お帰りのゲッツェ。
それで去就が騒がしいオバメヤンはベンチ外です。
プリシッチもベンチ外ですが、こちらも移籍するんですかね。
試合結果
試合は0-0の引き分けです。
まあ、スコアが動いてもおかしくないシーンはいっぱいありましたけど、結局動かなかった試合になってます。
得点者
なし
ドルトムントはポストに嫌われるシーンが多かったです。
あと、ヴォルフスブルクはビュルキに阻止されたシーンが多くなってます。
交代者
ドルトムント
後半11分 ゲッツェ⇒ダフド
後半23分 イサク⇒シュールレ
後半33分 ヤルモレンコ⇒シャヒン
ヴォルフスブルク
後半19分 ディダヴィ⇒シュテフェン
ハイライト
全体のハイライトです。
試合展開
ポゼッションはドルトムントが上回ってましたし、シュート数だったりペナルティエリアに侵入する回数もドルトムントの方が多かった前半です。
ヴォルフスブルクは効果的な攻撃シーンがあんまりなかったですし、シュートもほとんど打ってなかったです。
(決定機はあったんですけど、ビュルキに阻止されてます)
まあ、そういう意味ではドルトムントが全体的に押し込んだ展開にはなってましたが、ヴォルフスブルクの守備の堅さもあり、ゴールを奪えなかった感じです。
後半に入ると前半よりさらにドルトムントが押し込むようにはなってました。
それで決定機もそこそこ作ってましたけど、サンチョとヤルモレンコは決めておきたかった感じだったかなと。
ドルトムントが少しビルドアップのやり方を変えてきた影響もあってこういう展開にはなったんですけど、組織のバランスが動いた分カウンターを食らうシーンもあったんで、いいのか悪いのかよくわからない感じでした。
まあ、なんだかんだ両チームとも守備バランスを気にして戦ってた印象ですし、その部分の影響がスコアにも表れてしまったんでしょう。
ってことで、両チームの印象です。
シュテーガーのドルトムント
オバメヤンの代わりにまだ”18歳のイサク”、プリシッチのポジションには”17歳のサンチョ”がスタメンとなったドルトムント。
この辺で戦い方がどうなってくるのか?気になりましたけど、基本的に戦い方は変わらなかったですね。
自陣深い位置でボール奪取したときにはイサクをスペースへシンプルに走らせてますし、ブロックもイサクと香川を前に残した4-4-2(4-4-1-1)で構えてましたし。
まあ、この試合では香川が相手の中盤アンカーをケアしてて、イサクがボールを追いかける感じでしたかね。
で、WGのサンチョとヤルモレンコは必要に応じてプレッシングに参加する感じ。
ボス体制と比べると全体的に堅い感じにはなってますかね。
まあ、守備や局面の強度とか安定感は増してはいますけど、攻撃は前線のタレントに頼ってしまうところが出てくる感じです。
(この試合で無得点だったのもその辺の影響といえます)
シュテーガー監督がケルンを率いていた時から、チームは変わってもたぶんその辺のスタンスは変わらないんですかね。
それで試合全体的に香川の動きはかなりキレてましたし、ビルドアップを円滑にしたり、ゴール前へはしっかり顔を出したり、また守備の局面でもいい働きをしてたと思います。
ただ、数字は残せなかったですね。
(そこだけが残念かなと)
ヴォルフスブルクの監督は知らない
僕としては予備知識がほとんどないヴォルフスブルク。
実はいつの間にかマリオ・ゴメスがシュツットガルトへ移籍してたみたいですな。
それでチームの守り方としてはマンマークがベースになってる印象を受けました。
ドルトムントのビルドアップの時に、たまに香川が下がった位置までボールを受けに来てたりしてましたけど、それにも1人がきっちりついていってましたし。
まあ、逆サイドの選手はある程度捨てておいて、ボールサイドでは相手選手にビッタリついて、ドルトムントの選手にストレスを与えたかった感じなのかなと。
それで、ドルトムントの選手が普通に嫌がっている場面もあったりしてたんで、意外とこの守り方はハマってた印象です。
まあ、このチームは守備の強度というか安定感はそれなりにレベルが高いですね。
で、攻撃(ビルドアップ)もそこそこいい感じに展開してましたし、その辺を考えると普通に強いチームだとは思いますけど、たぶん結果がついてきてないだけなんです、ハイ。
まあ、印象としてはこれぐらいです。
ただ、スコアレスドローとはいえ、ドルトムントのホームゲームで引き分けで済んだのはまだいい結果だったんじゃないでしょうか。
感想
この試合は結果を知った状態で見てたんですけど、意外と楽しめました。
まあ、ドルトムントはリーグ戦後半でどれだけ頑張れるか?って感じですし、それにヨーロッパリーグも残ってますんで僕としても応援しています。
プリシッチとオバメヤンがどうなるか?がだいぶ影響しそうですけど、ロイスも2月末には戻ってきそうですし、どうなりますかね~
ちなみにブンデスリーガは公式のハイライトがなかったんです(だから見つけるのにいままで苦労してたよ)けど、なんか最近スポナビで配信するようになったみたいなんで、これからブンデスのレビューが増えそうです。
というわけで、これからもよろしくお願いします!
[cc id=284 title=”ブログ村”]