17/18ラ・リーガ第22節のエスパニョール(14位)対バルセロナ(1位)のマッチレビューです。
少し前の試合になりますが、カタルーニャのダービーマッチですし、バルサが引き分けた試合なんでピックアップしてます。
リーグ戦の成績は明暗が分かれているチーム同士の対決ですし、バルサにとっては格下にはなりますけど、ダービーマッチはそんなこと関係なくバチバチやります。
まあ、実際は大雨の影響でピッチコンディションが悪すぎて両チームとも苦労することにはなったんですけどね。
というわけで、まずはスタメンから。
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スタメン
エスパニョールとバルセロナのスタメン(フォーメーション)です。
4-4-2対4-3-3の戦いです。
バルサのメッシとアルバはベンチスタート。
コウチーニョが先発です。
試合結果
試合は1-1で引き分けとなってます。
なんだかんだでイエローカードが多い試合でした。
得点者
後半21分 エスパニョール:モレノ
後半37分 バルセロナ:ピケ
交代者
エスパニョール
後半16分 フラード⇒ガルシア
後半31分 ナウド⇒ロペス
後半41分 バチストン⇒サンチェス
バルセロナ
後半14分 パコアルカセル⇒メッシ
セメド⇒セルジロベルト
後半30分 ディーニュ⇒アルバ
ハイライト
全体のハイライトです。
全体の印象と試合展開
試合の展開はだいたい予想できる通り、バルセロナが押し込む時間が続きます。
バルセロナはビルドアップから、エスパニョールはカウンターからチャンスメイクする感じにはなってましたけど、シュートチャンスはバルセロナの方が多かったです。
エスパニョールもたまにいいカウンターをカマすシーンなんかもありましたけど、全体的には辛抱する時間が長かったでしょう。
まあでも、バルサもどちらかというと攻めあぐねてましたし、エスパニョールは押し込まれてる、、、で、なかなかスコアが動きそうな雰囲気は出てなかったです。
後半に入ってもその流れは変わらず、しかも雨が相当激しく降ってたのでピッチのいたるところに水溜りができてた感じにはなってます。
まあ、ピッチコンディションが激ワルでもしっかりサッカーやりますんで、スペインの選手たちっていうのはやっぱりうまいですな。
その後はエスパニョールが突然!って感じで先制したんで、バルセロナには焦りもあったんでしょうが、エスパニョールファンに一番嫌われているであろうピケがチームを救うことになってます。
エスパニョール
国王杯でバルサに今季初黒星をつけたエスパニョール。
その時は高い位置からのハイプレスを90分間やり続けたらしいのですが、それに比べるとこの試合は立ち上がりから少しおとなしい感じにはなってました。
まあ、早い時間から消耗しないようにエネルギーをため込んでいた?のかもしれませんけど、少し中途半端な陣形にはなってましたかね。
バルサの後方からのフィードを制限してなかったんで、サイドにスコスコパスを通されてましたし、それによって全体的に押し込まれてましたし。
陣形はコンパクトに保とうとしてましたけど、バルサはどうせサイドから崩そうとしてくるので、あんまりその陣形に意味はなかった感じには見えました。
ただ、それでもこの試合は終盤までまったく失点しなかったんで、守備対応としては悪くなかったんでしょうかね。
(まあ、始めからメッシがいたわけではないんやけどね)
なかなかに攻撃の局面でどうすんねん?って感じの戦い方を展開してましたけど、ショートカウンターからのアーリークロスが最高のボールだったこともあって、うまいこと先制できましたな。
まあ、最後までリードを守り切れればよかったんでしょうが、攻め手を欠いてた試合内容で考えると仕方ない引き分けではあります。
バルセロナ
レアルと戦ったクラシコでバルベルデの考え方がハッキリと表れる形となったバルセロナ。
結局、このチームはプレッシングをベースにした戦い方をしても”強かった”って感じなんでしょうな。
プレシーズンの戦いではボロボロだった内容を受けて、その後の戦い方をハッキリと切り替えることができたと思いますし、ネイマールが抜けたことで戦い方の柔軟性を求められることになり、一番いい形で進化したようなイメージです。
それでこの試合の相手は格下のエスパニョールなんで、ボールを保持している時間が長くなってますし、ビルドアップで相手を崩そうとする場面が多くなります。
けっこう雨が降っててボールが走らないところもあり、全体的にパスワークには苦労してました。
ただ、そういったところは浮き球のパスを使ったり、いろいろと工夫はしてましたんでなんとかなってましたね。
ビルドアップはサイドを起点に中央の空いたところを通しながら、そこからまたサイドの深いところを狙ったり。
この辺はいつもと変わらないと思いますし、SBも普段通り高い位置を取ってきます。
組み立てに関しては比較的スムーズでしたけど、この試合は全体的にフィニッシュのところで苦労してた感じでしょうか。
それにエスパニョールに先手を取られてしまったことでかなり苦しくはなったんですけど、よく追いつきましたね。
後、感想としてはメッシとアルバが先発から外れたんで局面でのアイディアとか打開力っていうのは少し足りないところもあった印象ですが、新加入のコウチーニョはやっぱりうまかったです。
カットインからのバー直撃のシュートなんかもありましたし、これだけゴールを量産しているバルセロナなんですが、エリア外からのゴールはメッシのFKだけっていう現状も今後は少し変わってくるんじゃないでしょうか。
まとめ
今シーズンのバルセロナは無敗優勝の可能性がまだ残ってるんですよね。
たぶん、中堅以下のチームには負けそうな雰囲気がありませんし、レアルやアトレティコとの直接対決で負けなければっ、、、て感じにはなってきてます。
(個人的にはアトレティコに頑張ってほしいけど)
後はチャンピオンズリーグですよね~
チェルシーとの戦いにはなってきますけど、難しい相手なんでどうなりますでしょうか。
バルサと戦う時にはコンテ監督じゃないかもしれませんし。
まあ、僕としてはチェルシーを応援しますけどw
そんな感じで、また次回!!
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