18シーズンJ1リーグ開幕戦のガンバ大阪 対 名古屋グランパスのマッチレビューです。
個人的に注目しているゲームですし、風間監督率いるグランパスがどういったサッカーを展開してくれるのか非常に楽しみでした。
ガンバも5年歴任した長谷川監督が退任し、新しく就任したクルピ監督のもとどう生まれ変わったのか?も注目ポイントになってきますよね。
まあ、開幕戦なんで今後のリーグ戦も考えていくと、結果ももちろん試合内容も非常に重要にはなってくるかと思います。
普通に考えると昇格組のグランパスには少し厳しいゲームになりそうでしたが、結果的にはそうでもなかったでしたねw
というわけで、まずはスタメンから。
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スタメン
ガンバ大阪と名古屋グランパスのスタメン(フォーメーション)です。
4-5-1対4-3-3です。
ガンバは遠藤がトップ下で先発。
グランパスは新加入のジョーが注目でしょうか。
試合結果
試合は2-3でアウェーのグランパスが勝利しています。
普通にガンバが勝つかな~とは思ってましたんで、個人的には意外な結果でした。
得点者
前半13分 ガンバ:遠藤
前半26分 グランパス:シャビエル
後半6分 グランパス:ホーシャ
後半34分 ガンバ:長沢
後半39分 グランパス:ジョー
ガンバのゴールシーンは非常にキレイだったんですけどね。
負けたら意味ありませんね。
交代者
ガンバ
後半15分 福田⇒矢島
後半24分 ファンウィジョ⇒中村
後半44分 遠藤⇒泉澤
グランパス
後半27分 青木⇒玉田
後半37分 秋山⇒八反田
後半42分 長谷川⇒櫛引
長谷川アーリアジャスールっていう選手はハーフ??
ハイライト
全体のハイライトです。
全体の印象と試合展開
昨シーズン終盤はホームゲームでまったく勝てなかったガンバとJ2で脅威の得点数を叩き出したグランパス。
どっちがボールを支配するのか予想が難しいところでしたけど、結果的にはホームのガンバが立ち上がりからポゼッションを高めていた感じにはなってます。
(試合を通しては五分のポゼッション)
序盤からそういった流れの中でガンバが幸先よく先制。
グランパスとしては少し守備対応の甘さが出てましたし、厳しい試合展開となりました。
それにボールも奪えず得点チャンスもなかなか作れなかったんですが、比較的早い時間帯に追いたのは流石だったと思います。
まあ、互いに似たようなスタンスのチームなんで、単純にボールを保持していた方が有利に試合を進めることになりますし、同点にされましたけど、前半はガンバが優勢だった感じです。
後半もその流れで行くのかなと思いましたが、セットプレーからグランパスが逆転。
そして、終盤にガンバが右サイドからキレイな崩しを展開して同点に追いつきイケイケムードになってましたが、そのおかげで後ろがお留守になってたトコロをグランパスのジョーにやられちゃってます。
(まあ、ゴールシーンは普通にうまかったですけどね)
ガンバとしてはもったいない試合になっちゃいましたな。
ガンバ
そういえば井手口がスペインにサヨナラしちゃったガンバ大阪。
それに監督が変わったことで、布陣にも変化がありましたね。
トップ下に遠藤を置いた4-5-1でしたが、新監督の色が出てたのはその下の位置にいたボランチの若手2人でしょう。
たぶん、ビルドアップの能力を評価されての起用だったと思いますし、全体的にガンバのパスワークがスムーズだったのもその影響があったような気がします。
攻撃面ではサイドを起点にかなりスムーズにフィニッシュまで持って行ってましたし、先制や同点ゴールのシーンなんかは非常にキレイなサイド攻撃でした。
倉田とファンウィジョはいい動きをしていたと思いますし、遠藤・長沢のシュートは流石だったと思います。
まあ、足元の技術が高い選手はもともと揃ってますし、昨シーズンもいい攻撃をするシーンは多かったですけど、それでも成績が振るわなかったのは単純ン位”失点数が多かったこと”が影響しているためです。
チームのスタンスが攻撃的、、、とはいえ、常にボコスカやられてたらチームの成績っていうのは安定してきません。
(実際、この試合も大量失点ですし)
それでクルピ体制のガンバの守備は?というと、、、
ガンバはグランパスと違って、ゾーンディフェンスがベースになってた印象です。
中央はかなり絞ってましたし、ボールサイドにコンパクトに構えようっていう意思は感じ取れました。
ただ、プレスバックで”埋めなきゃいけないスペース”をケアしきれてないシーンも結構ありました(ボランチの若い2人とか)し、不安定さというか守備の隙っていうのはまだまだ残っているのかなって印象です。
ホームでの開幕戦なんでしっかり勝ちたかったところですが、3失点もするとさすがに厳しいですよね。
まあ、若手が多いチーム構成なんで、今後の成長に期待したいと思います。
グランパス
実は初めて見ることになったグランパスの試合。
このチームは攻撃面が特に注目されるみたいですが、個人的にはまずどうやって失点を防ぐのか?ってトコロが気になります。
それで守備ブロックはゾーンというよりはマンマークがベースな感じでした。
ガッツリ中盤のスペースを空けながらもマークはタイトにしてましたし、相手選手を一人一人潰していきながらボールの取りドコロを探ってたような感じです。
プレッシングも比較的高い位置から開始してましたし、その時は最終ラインは高めに設定して全体をコンパクトにすることを意識していたと思います。
(ボールの高さでゾーンとマンマークを切り替えてたような感じかな~)
攻撃面では普通に”ジョー”が目立ってた印象です。
ただ、ビルドアップはそこまで特別なことはやってなかったですし、結構ロングフィードを前線に当てていくシーンもありましたね。
(ただ、中央突破はかなり意識してたんでしょうね)
単純にシャビエルとジョーが攻撃のタレントして強力ですし、ジョーを起点にしてそこにシャビエルが絡んでいけばそれなりにいい攻撃にはなるんでしょう。
結局この試合は外国人選手が活躍しまくって勝ちましたし、今後も注目していきたいポイントにはなってくるでしょうな。
まとめ
まあ、攻撃的なチーム同士の対決だけあってゴールの奪い合いの試合とはなりましたけど、昇格組のグランパスは厳しいアウェーゲームをよく逆転勝ちしました。
ガンバは結局、昨シーズンから続くホームの未勝利(連敗?)記録が伸びてしまってます。
それでこの試合は戸田さんが解説をやってたんですが、海外サッカーを担当している時とはしゃべっている内容が全然違いますね。
Jリーグファンに合わせている?のかもしれませんけど、少し”やりにくそうに”思えてしまいます。
というか、僕もJリーグのレビュー記事は結構書きにくいところがあります。
(理由はよくわからないですけど)
ただ、今年はガッツリJリーグをやっていこうと思ってますし、なんだかんだアクセス数も多いんで頑張ります。
そんな感じです。
また次回!!
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