ミッドウィークに行われたポカールの2回戦、マクデブルク対ドルトムントの一戦です。
相手は3部リーグに所属しているチームだったんですが、ゴールすることでドルトムントのボス監督へいいアピールになったかも。
(3部とはいえ、相手は1回戦でアウクスブルクに勝ってるんでね)
格下が相手の時には香川がスタメンすることが多いですね。
いまや、完全にターンオーバー要員となってしまった香川。
これをきっかけに頑張ってほしいところです。
では、試合を振り返っていきます。
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フォーメーション
ドルトムントのフォーメーションです。
フォーメーションはいつも通りですが、ザガドゥがセンターバックやってます。
新戦力のイサク(18歳)と香川が先発です。
試合情報
試合は0-5でドルトムントが勝利しています。
得点者
前半42分 ドルト:カストロ
後半2分 ドルト:イサク
後半28分 ドルト:ヤルモレンコ
後半34分 ドルト:バルトラ
後半46分 ドルト:香川
交代者
ドルトムント
前半41分 ダフド⇒カストロ
後半18分 シュメルツァー⇒ゲレイロ
後半29分 イサク⇒シュルーレ
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ハイライト
全体のハイライトです。
(消されてたら、ごめんなさい)
全体的に
結果的に大勝してますが、前半の展開はあんまりよくなかったんですよね。
ドルトムントは前半あんまり攻撃がスムーズにいってなくて、結構苦しかったです。
わりとパスミスが多くて、ボールロストすることが多かったです。
香川もあんまりボールに触れてませんでした。
で、ポゼッションはドルトムントが圧倒するんですが、前半は膠着してました。
まあ、マクデブルクはほとんど攻撃できてませんでしたけど。
試合展開的にマクデブルクは、先制されると厳しかったですね。
全体的に引いてしっかり守って、カウンターからチャンスを狙う感じだったと思いますが、リードされてしまうと前に行くしかなくなったんでね。
ドルトムントの攻撃
ドルトムントは相変わらず、DFラインをかなり高めに設定していました。
(で、大量リードしてもこの戦い方は変えませんでした)
まあ、高い位置でのコンパクトさがこのチームの強みだし、早いプレッシング(囲い込み)にマクデブルクは対応が難しかったみたいですね。
で、期待の新人イサクですが、オバメヤンとは違ったタイプで、あんまりDFラインの背後を積極的に狙っていく感じではなかったですね。
身長が結構ありまして、ポストプレーで攻撃の起点になったり、クロスボールにしっかり合わせていくタイプの選手でした。
フィリップとヤルモレンコはビルドアップの時、サイドに張ってることが多かったです。
で、イサクは中央に陣取っているイメージです。
インサイドハーフはかなり積極的に動き回ってましたけど、前線3枚に流動性がなかったんで、膠着してたのかなとも思えました。
まあ、マクデブルクは5バック気味で対応してまして、前半はうまく守ってた感じです。
香川のアシストとゴール
ドルトムントの4点目はショートコーナーから、香川が受けなおして中央にクロス。
後ろから走りこんできたバルトラがヘディングで合わせてゴールを決めるんですが、これはクロスボールがよかったというより、マクデブルクの選手が全員止まってました。
完全にボールウォッチャーになってて、誰もバルトラと競ってないっていう悲劇。
で、試合終了直前に香川のゴールが生まれます。
このゴールはすごい狭いところから、いろんな選手がワンタッチパスを繰り返して中央突破して生まれたゴールなんですよね。
フィリップ⇒香川⇒シャヒン⇒フィリップ⇒香川でゴール。
フィリップのヒールパスと香川がペナルティーエリアでボールを受けてから切り返す動きはさすがでしたね~
全体的な香川
試合終了間際に”らしい”ゴールを取ってますが、前半はボールをほとんど触れず、受けてもコントロールミスをすることがありましたね。
香川のパフォーマンスで重要なのはこの辺なので、トラップだったり、ワンタッチで相手をかわしたりという部分は精度を上げていく必要がありますね。
まあそれでも、後半はだいぶ安定してましたけどね。
で、この試合はインサイドハーフを意識してなのか、結構プレスも精力的にいってましたね。
香川は守備の部分を意識してたんだと思いますが、自チームが攻撃しているときに守備のバランスとか考えるとペナルティーエリアに侵入する回数が絶対減るんですよね。
(この試合ではドルトが3点リードしてから、香川は高い位置をとるようになってました)
システムに適応するためにプレースタイルを変化させている段階だとは思いますが、今後どうなるんですかね?
現代サッカーが進化するにつれて、香川みたいなタイプの選手の居場所がなくなっていくのかな~
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