17/18プレミア第22節のマンチェスター・シティ対ワトフォードのマッチレビューです。
ずっと続いてた連勝記録が18で止まってしまったシティ。
少し雰囲気が悪い中、ホームに迎えることになったワトフォードはなかなか手強い相手だったので、意外と重要なゲームにもなるのかなとも思い、今回ピックアップしてます。
まあ、家庭の事情?でここ何試合か欠場していたダビド・シルバが帰ってきたこともあり、試合は一方的な展開になりましたね。
相変わらずシティは強えな~って試合だったんですが、解説していきます。
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フォーメーション
シティとワトフォードのフォーメーションです。
シティはベストメンバーです。
ワトフォードはしばらく見ないうちにメンバーが結構変わってる印象です。
右サイドのリシャルリソンはブラジルの若手で今後が注目されている選手だそうです。
試合情報
試合は3-1でホームのシティが快勝。
まあ、連勝が止まってイヤな雰囲気があったかと思いますが、きっちりゲームをコントロールして普通に勝った感じでした。
得点者
前半1分 シティ:スターリング
前半13分 シティ:オウンゴール
後半18分 シティ:アグエロ
後半37分 ワトフォード:グレイ
早い時間の決定機はよく外すスターリングでしたが、ザネのクロスが完璧だったんでこれは決めれましたかねw
2点目のオウンゴールはワトフォードDFが触ってなくても、その後ろにアグエロがいたんで、どちらにしても入ってた感じです。
交代者
シティ
後半22分 ストーンズ⇒ダニーロ
後半26分 フェルナンジーニョ⇒トゥーレ
後半34分 デブライネ⇒ベルナルド・シウバ
ワトフォード
後半16分 カプエ⇒クリバリ
ワトソン⇒ペレイラ
後半37分 リシャルリソン⇒シンクレア
ハイライト
全体のハイライトです。
試合展開と全体の印象
シティのキックオフからゲームが始まりワトフォードがボールを奪う前に、そのままゴールが決まっちゃうっていうスタートになりました。
ワトフォードとしては最悪の立ち上がりになりましたが、ザネに裏を取られてあのスピードであのコースにクロスを上げられちゃうとDF側としては対応するのが無理でしたね。
で、その後のゲーム展開的にもシティが一方的に押し込む感じになってました。
まあ、シティ的にはいつも通りの展開でしたが、早い時間帯で2点目が入ったことが大きかったですかね。
それで後半も試合展開としては変わらず、アグエロが3点目を決めてシティの勝利が決まった感じ。
ワトフォードはビルドアップするシーンがまったくなかったんですが、終盤にいい崩しができて、少しは意地を見せた格好ですかね。
まあ、普通に時間も足りないし、この辺が限界でしたかな。
やっぱり強いシティ
立ち上がりから先制点をゲットできたことで、比較的ラクな試合運びができるようになったシティ。
2点目が入るとほぼ勝ちが決まったようなもんでした。
まあ、なんだかんだ言っても、シルバが帰ってきたことで左サイドは活性化してましたね。
特に序盤はシルバ⇒ザネで左サイドの深いところをえぐっていくシーンが非常に多かったです。
まあ、いつもネガティブトランジションはクソ速いシティなんですが、この試合はいつも以上にプレッシングが速かったように思えます。
たぶん、連勝が止まったこともあってかなり気合が入ってたのかもしれませんが、ワトフォードはボールを奪った後の余裕がまったく貰えてませんでした。
たしか、ペップが昔から採用しているのが「5秒ルール」ですよね。
ボールロスト後の5秒間は全力で相手ボールを奪いに行くっていうシステムです。
そこでボールを奪えなかった場合には、少しギアを落として全体が守備ブロックを作る方にシフトしていく感じです。
まあ、このシステムが有効なのも、ビルドアップの時から味方選手同士がいい位置関係にいるから、、、ってわけで。
そういう点で考えると、パスワークを繰り返しながらポゼッションしているのは、”チームが最適な陣形を組むため”っていう見方もできます。
だからこそ、足元の技術だけじゃなく、脳みその部分も高いレベルが要求されるんでしょうね。
それで、この試合でストーンズとシルバが帰ってきたことで、この布陣が今のシティのベストメンバーになりますかね。
ジェズスとアグエロは2人ともタイプが違うので微妙なとこですが、今のところはアグエロの方が調子がいいし(まあ、ジェズスはケガしてるけど)、こういうメンバーになるかなと思います。
まあ、それにしてもこの試合のシティは強かったですな。
苦しかったワトフォード
一方のワトフォード。
ここ最近は調子が悪かったみたいですな。
特に得点が取れてないことがあって、勝ち切れない試合が続いています。
まあ、この試合の戦い方に限って言えば、今までシティと戦ってきたチームがやってたやり方とあんまり変わりませんでしたね。
基本的には自陣に引いてブロックを作って、まずはシティの攻撃陣を跳ね返すことが考え方のベースにあります。
シティがバックパスを繰り返して深い位置でボールを回すときには、最終ラインとフェルナンジーニョにマンツーマンでついてボールを奪いにも行ってましたが、そもそもインターセプトができてなかったし、こういうシーン自体もあんまりなかったですかね。
もともと強靭なフィジカルを武器にこれまでいい戦いを展開してきたみたいなんですが、この試合はそれが活かされるようなトコロはなかったです。
なんだかんだシティのデルフがいる右サイドから攻撃を展開することを狙ってたと思いますけど、なかなかいい形にはなりませんでしたね。
(期待の若手、リシャルリソンがいるサイド)
逆にシティのザネにはかなりボコボコにやられてしまってましたし、ワトフォードとしては攻撃にも守備にもいい戦いはできませんでしたな。
(終盤に1点は返してますけど、、、)
まとめ
ワトフォードにとっては終始厳しいゲームでしたが、シティが相手だと仕方ないところもありますかね。
まあ、このチームにとって重要なのはこれからの戦いでしょうし、リーグ戦を面白くするためにも頑張ってほしいですね。
それで、シティの方は次節にリバプールと対戦することになってます。
その時の両チームのコンディションにもよるでしょうが、いい戦いが期待できそうですな~
というわけで、また次回!!
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