17/18シーズンCLグループF第6節のシャフタール・ドネツク対マンチェスター・シティのマッチレビューです。
ビッグマッチではありませんが、このグループFはナポリもいて個人的にはかなり注目しているグループです。
一応、この試合でシャフタールがシティに負けて、ナポリがフェイエノールトに勝つとシャフタールは3位に落ちちゃいます。
ですので、シャフタールは自力でグループ突破を決めるには引き分け以上で、勝ち点を取るしかありません。
シティは突破をすでに決めてますが、グアルディオラ監督が手を抜くことなんてあるんかな?とか思って見てましたね。
まあ、試合はウクライナであったんですが、雪が降っててバリ寒そう。
サッカー選手は大変やな~
ってな感じで試合を振り返っていきます。
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フォーメーション
シャフタールとマンチェスター・シティのフォーメーションです。
シャフタールはベストメンバーだと思います。
シティはターンオーバーしてきてますし、3バックです。
試合情報
試合は2-1でシャフタールの勝利。
得点者
前半26分 シャフタール:ベルナール
前半32分 シャフタール:イスマイリ
後半47分 シティ:アグエロ
交代者
シャフタール
後半18分 イスマイリ⇒アゼベド
後半37分 マルロス⇒コバレンコ
後半44分 フェレイラ⇒ココラバ
マンチェスターシティ
後半17分 ザネ⇒ディアス
後半25分 フェルナンジーニョ⇒アグエロ
ハイライト
全体のハイライトです。
予想してた展開では無かった
立ち上がりからシティがボールを支配する展開。
ただ、シティの方も慣れない布陣のせいか、効果的なビルドアップはできてませんでしたし、シュートも打ってなかったですね。
一方のシャフタールもボールを支配されてるし、カウンターもそこまで仕掛けられない感じだったんですが、少ないチャンスを活かして先手を取りましたね。
その後もシャフタールが追加点を奪ってますが、前半のうちでこんなにシャフタールがリードするとは思ってなかったです。
後半もあんまり展開としては変わらなかった印象。
途中からシティは4バックに変えてましたが、あんまりパッとはしなかったですね。
決定機っぽいやつはありましたけど、ゴールが入りそうな雰囲気はありませんでした。
まあ、PKで1点返してますが、それはオマケみたいな感じ。
ってことで、シャフタールが逃げ切り。
自力で決勝ラウンド進出を決めてます。
質の高いシャフタール
シャフタールはハイラインにして全体をコンパクトにしつつ、プレッシャーをかけたり・ブロックで構えたりって使い分けてる感じでした。
相手に押し込まれない限り引くことはなかったですが、シティからなかなかボールを奪えなかったですね。
まあ、かなり速いロングカウンターをするチームに分類されると思いますし、ブラジル人を筆頭に個人の力で一気に前線までボールを運べるのは、非常に強力。
だから、そのあたりで決定機をどれだけ作れるかが勝負のポイントだったと思いますね。
とりあえず、シャフタールがビルドアップで攻撃するシーンはあんまりなかった印象です。
でも、先制のシーンはビルドアップからだったっていう。
全体的にキレイなパスワークで展開してましたけど、中央のスペースに対してマルロスがドリブルを仕掛けて相手を密集させたのが効果的だったかな。
最後はベルナールがカットインからコースを狙ったいいシュートを沈めてますが、よく決めたなってゴールでしたね。
まあ、シャフタールは全体的に攻撃のクオリティが高ったですね。
サイドバックもかなりスプリントして相手を引き付けますし、シンプルですが非常に効果的だったと思います。
個人のパフォーマンスに依存するところがありますが、今後も楽しみなチームです。
やらかしたシティ
この試合はフェルナンジーニョを3CBの真ん中に配置して、3-4-3の布陣にしてました。
中央にはギュンドアンとトゥーレを配置。
まあ、グアルディオラのベースはサイドで三角形を作りやすいこの布陣なので、チームとしても違和感はないのかもしれないなとか思ってましたけど、、、
ただ、普段の試合からやってるビルドアップと比較すると、そこまでシティの選手は流動的になってませんでしたね。
(前の3人はポジション入れ替えたりしてましが)
まあ、たぶんこの試合は守備の時と攻撃の時でポジションをある程度固定して戦おうとしたんですかね。
意図はわかりませんけど、テスト的な意味合いもあったかも。
それで、シルバ・デブライネといないからそう思うのかもしれませんが、いつものシティとは全然違ってました。
それでも、ボールを支配してたのは流石ですし、控え選手でもポテンシャルは非常に高いんで。
ただね~、攻撃と守備において、肝心なところは全然ダメだったかなと思いますね。
特に、この試合は守備の脆さが目立ったかなと。
急造の最終ラインも統制が取れてなくて、簡単に裏を取られてましたし、シャフタールのタイソン・マルロス・ベルナールは捕まえきれてなかったですし。
単純に相手のボールホルダーに好き勝手にやられてた印象で、この辺の対応の甘さを感じましたね。
ビルドアップでもポジショニングの迷いがあったように見えましたし、サイドで数的優位を作るための布陣なはずなのにザネとかが孤立するシーンも目立ってましたし。
さすがのペップもやらかした試合だったな。
まとめ
この試合はシャフタールのパフォーマンスが良くて、シティのパフォーマンスが悪かった試合でしたね。
いつものシティの面白さは全くありませんでしたが、シャフタールがきれいな攻撃をしてくれたのは唯一の救い。
(マジでレビューはリバプールの試合にすればよかったかな)
とりあえず、今のシティにトゥーレは99%ハマらないと思うんですが、今後もペップは使うことあるんですかね。
ギュンドアンとのコンビも世紀末だったし、何にもいいところがありませんでした。
まあ、週末にダービーが控えてますが、そこで面白いサッカーを期待したいですね。
ところで、シャフタールって言葉はウクライナで炭鉱夫って意味があるらしくて、サポーターはオレンジのヘルメットを被ってましたね。
もし万が一、シャフタールがチャンピオンズリーグの決勝とか行ったら、サポーターはみんな被るんかなw
ということで、また次回!!
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