昨日に引き続き、日本代表の記事です。
僕が代表のことを書くときは大体守備の話になってくるんですが、今回もそんな感じなんです。

それでスイス戦の結果や試合内容の受け止め方は選手個々、監督・協会、それにファンによってバラバラみたいですね。
かなり悲観的なのがサッカーファン(特にコアな)、本番に対して危惧を持ち始めたのが選手たち、謎にポジティブなのが西野監督・JFAです。

まあ、こんな状況でうまく結果が伴うわけねえなとは思ってますけど、実際戦ってみれば何が起こってもおかしくないってのがサッカーっていうスポーツの特性です。
特に初戦のコロンビアとの試合で”奇跡”が起こったりすると、いきなりチームがまとまったりしてそのままグループリーグ突破なんてこともあり得てきます。

サッカーは相手がいるスポーツですし、ジャイアントキリングや下剋上を起こしやすい特徴があります。
それはこっちのパフォーマンスとか関係なしに相手チームが本来の実力を出せないポンコツな戦いをやってくれたら、ラッキーゴールとかがあってそのまま勝っちゃたりするからです。
今思えば2010年の南アフリカ大会のカメルーン戦なんて、まさにそれが当てはまった感じだったんじゃないでしょうかね。

ただ、ロシアの舞台でも同じようなことを期待するのはおかしな話です。
(もはやそれに期待するしかねえぞっていうのは置いといてw)
だって、対戦相手のパフォーマンスや戦い方をこっちでコントロールすることはできませんから。

コロンビアもW杯の初戦に照準を合わせてきているでしょうし、堅さが出ることはあっても気を抜くことはありません。
だから、棚ぼた的な勝ち点を得ることができる可能性っていうのは非常に低いです。
(それに日本代表がグループリーグを突破できる確率っていうのは、コロンビアが初戦でズッコケる確率と同じようなものだと思ってます)

実際は実力で勝負するしかないですし、個人勝負で負けているところはチーム全員で補う必要があります。
とはいえ、こんなことは何十年も前からわかっていることですし、そういう大義名分を掲げて日本サッカーはこれまでやってきたわけです。
にもかかわらず、、、

「日本の武器は組織力だ」っていいながら、チームと監督の意見はバラバラ。
「個の力では勝てない」って言ってるのに、マンツーマンで相手を抑えようとする守備。
挙句の果てには相手に勝てない原因を「決定力だ」って言っている始末。

昨日も書きましたけど、格下には格下なりにやれることがあります。

弱者のサッカー

そもそもチームの攻撃を放棄し、フィールドプレイヤー10人が自陣に引きこもってゴールを前を固めて守り切るっていう戦い方は”弱者のサッカー”と言われています。
この戦い方では自陣深い位置で相手からボールを奪ってもムリしてつなげようとはせず、大きく前線に蹴りだして”ボールを奪い返される”リスクを減らしたりもします。
(つまりはポゼッションを放棄する)

外野から見ていれば、かなり消極的な戦い方に見えてしまいますし、そもそも「相手に勝とう」っていう気概なんかも感じ取れません。
得点チャンスはセットプレーだけ。
むしろ、「最悪、無得点に終わってもいいや」ぐらいのスタンスです。

ですが、今の日本代表にはこういった戦い方が必要です。
というより、今までもずっと必要でした。
アジアっていう枠の中でいつの間にか勘違いするようになってますけど、世界と比較すれば日本という国は普通に”サッカー弱者”なんです。

弱者なんだから戦い方に選択の余地なんてありません。
創造性あふれる自由なプレーをやってる場合でもありませんし、いろんな可能性を探っている段階でもありません。
(「いろんなことにチャレンジしたい」とか言ってる場合ではない)

海外ではみんなやってる

プレミアとかラ・リーガとか、その中で下位に位置するチームっていうのは大体”弱者のサッカー”をやっています。
圧倒的な攻撃力を誇るマンチェスター・シティやリバプール、バルセロナやレアル・マドリードっていうチームに対して、できるだけ0-0っていう時間が長くなるようにみんな頑張っています。

たまに「強豪を相手にしたときに90分間無失点で抑えることは難しい。だから、攻撃のことも考えないといけない」みたいな発言をしている人もいます。
確かにそれも一理ありますし、どれだけいい守備を展開していても決められるときは決められちゃいます。
そのままですと試合に負けちゃいますから、得点を奪いに行く必要が出てくるわけなんですが、、、

だからと言って、「90分間を無失点で抑える」っていうのをすっ飛ばして「攻撃のこと」を考えるのはおかしいんです。
やっぱり全力でやるべきは90分間を無失点で抑える、、、です。

プレミアリーグの終盤、マンチェスター・シティ 対 ハダーズフィールドでした。
この試合はまさにこれまで書いた弱者のサッカーをハダーズフィールドがやっており、そしてそれをきっちり最後までやり切っています。
(いろんな記録がかかったシティ相手に0-0の引き分け)

攻撃のチャンスなんてほとんどありませんでしたし、ボールを奪ってもすぐクリアしてました。
それをどれだけ相手に拾われようが、ハダーズフィールドの選手たちはシティの強力な攻撃を全力で跳ね返そうと必死に頑張っていました。
ファンもその戦い方にブーイングをすることなんてもちろんありませんし、むしろそれを最後までやり切った選手たちを誇りに思ったはずです。

サッカーにはもちろん”勝利”が必要ですし、それを目指さなければなりません。
でも、強豪相手に0-0の引き分けで試合を終えれるっていうのは、僕はかなりの価値があるものだと思っています。

日本が世界一守備の堅いチームになってくれれば、、、
ホントに2050年の自国開催での優勝も現実味を帯びてくるんですが、、、

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