日本代表が欧州海外遠征でブラジルと対戦します。
キックオフは日本時間11月10日(金)21:00~となります。
(テレビ朝日系列で放送)
まあ、今から非常に楽しみなんですけど、、、
今回の記事はブラジル代表についてと日本代表の対処法?について書いてます。
本番であるロシアW杯グループリーグの組み合わせは大体、「欧州・南米・アフリカ・アジア(北中米)」って感じになります。
(かなりざっくりですけど)
まあ、日本が入るグループのうち2チーム以上は絶対に格上の相手になりますし、この相手から勝ち点を拾っていかないとグループリーグは突破できません。
サッカーの戦術っていうのは”(個々人の)ポテンシャルが高いチーム”を”ポテンシャルが低いチーム”でどうやって倒すのか?ってものだと思ってますんで、そういう意味で言うと今回の海外遠征はハリル監督の手腕の見せ所となります。
(ホントの意味でね)
正直、ここで簡単にフルボッコされてしまうと”お先真っ暗”になっちゃいますし、「ハリルさん大丈夫か?」の声が上がってもおかしくありません。
個人的には日本代表に期待したいところなんですが、、、
実はいろいろと考えているとマジでヤバいんです。
[cc id=613 title=”アドセンス2”]
ブラジルの戦い方
こんなこと書かなくてもお分かりかと思いますが、ブラジルは超攻撃的なチームです。
基本フォーメーションが4-3-3になりまして、パリサンジェルマンやリバプールと似たような布陣です。
まあ、チームの中心になってくるのが”ネイマール”ですし、彼が所属しているパリサンジェルマンの戦い方とブラジル代表の戦い方はおのずと似てくるのかなと。
特徴としてはやっぱりネイマールがいる左サイドになります。
布陣は4‐3‐3ですが守備の時は4-4-2のような構えになりまして、前線2枚にジェズスとネイマールが残っているような形です。
これが結構いやらしくて、自陣の深い位置からボールを奪った場合でも、高い位置にいるネイマールめがけてロングフィードを通してきたりして、その後ジェズスと2人で簡単にフィニッシュまでもっていくシーンが結構あります。
(ブラジルがボールを奪った瞬間にネイマールはサイドに張ってくる)
で、ビルドアップではネイマールが中央へ切り込んでくることが多くなりますし、それによって空いたスペースを左サイドバックのマルセロがついてくることが多いです。
(とりあえず、ネイマールはバイタルエリアめがけてドリブルしてくる)
マルセロは単純にクロスを上げるよりはPAのフチあたりを縦にエグってくることが多いですし、そこからマイナスのクロスを上げて、後ろから上がってきたパウリーニョがボンッ、って決めることもあります。
で、個人的に気になるのがインサイドハーフのパウリーニョなんですよね~
スプリントはめちゃくちゃするし、フィジカル的にも強くてヘディングでもゴールを奪えちゃう。
もちろんインターセプトも狙ってくるし、プレッシングも厄介です。
GKが弾いたシュートのこぼれ球もよく拾ってゴールを決めるし。
所属クラブはバルセロナですが、まあ、バルサの選手っぽくはありませんなww
(ゴールを決められそうな気がするんだな、パウリーニョに。)
失点を抑えてほしいな
今回のブラジルとの強化試合は”どうやって守っていくのか?”ってところがポイントだと思ってます。
なんでかって言うと、なんだかんだW杯とかの大舞台って、失点しないチームが強いからです。
(決勝トーナメントもさることながら、グループリーグでも相手に”勝ち点3を取らせない”ことが重要なんでね)
得点が奪えなくても失点さえしなけばグループリーグ突破の可能性は最後まで残せるので、今後の準備期間も含めて守備にフォーカスしていくべきだと思ってます。
それにブラジル相手に守り切れたら、どこを相手にしてもいい戦いができると思いますし、、、
ただ、正直に今回の試合では日本は2失点以内に抑えられたら上出来じゃないですかね。
まあ、ブラジル相手に日本代表がゴールを奪った方が盛り上がるのは、ひじょーーーによくわかるんですが、個人的には点が取れなくてもいいかなと。
それよりもやっぱり”守備”が大事。
どう守る?
で、どうやって守んねん、、、ってところですが、マジでいい策が思いつきませんww
というか、考えれば考えるほど絶望的になってくる戦力差というか、、、
普段から海外サッカーを見まくっている身としては、奴らのポテンシャルの高さはイヤでもわかります。
それでも守っていくには、基本的にはネイマールを抑える部分から守備を組み立てていくのがベターだと思いますが、それもね~、、、しんどいかな。
まあ、要するに「高い位置でネイマールにボールを触らせない」ことを徹底するわけですなんですけど。
(彼はボールがないと”ただのブラジル人”なんで、、、)
でも、ホントに難しいと思いますね。
バルセロナのメッシみたいに中央に位置することが多かったら、アトレティコ・マドリードがやってたように、”三角形で陣形を組んでメッシを囲い込む”みたいなこともできます。
(これでメッシにはボールがそもそも入りにくくなっている)
でも、ネイマールはサイドに張ることもあるんですよね。
サイドに移動されるとこの三角形を維持するのはムリだし、外でボールを受けられて中へドリブルされるとなかなか止められないでしょ。
ネイマールの方をガードできないんだったら、ボールの出し手側を潰していくしかないけど、基本的にどいつこいつもうまいんだよな。
縦パス一本にしても、相当精度が高いし、相手のミスを誘発するにはかなり早いプレッシングが必要かなと。
あと、トランジションでも相当な早さが必要になってくる(ロングフィードをネイマールに通されないように)わけで、、、
だから、、、今までの日本代表の戦いを見ていると、、、ブラジルの速さについていけないんじゃないかな~と単純に思えてしまいますね~
新しい戦力を試すのかな?
まあ、今回の海外遠征メンバーは本田・香川・岡崎が外されていろいろと話題になってました。
新しい戦力を試す段階?みたいな見解をされていますが、実際はどうなんでしょうね。
ハリルさんがそういう雰囲気を出したからといって、それをするとは限りませんし。
まあ、全体的な戦い方も含め、選手交代などの采配なんかも今回の試合は注目ポイントですかね。
僕としては日本代表がどういう守り方を意図したのかを徹底的に見ていこうと思ってますし、ブラジル戦のレビューは記事にする予定です。
あと、失点シーンに関しては詳細に分析するつもりですし、お楽しみに!
(まあ、失点しないのが一番いいけどね、、、)
[cc id=284 title=”ブログ村”]