キリンチャレンジカップ(国際親善試合)の日本代表 対 パナマ代表の試合が行われています。
この試合の解説と評価、フォーメーション・試合情報・スタッツをまとめています。

約1ヶ月ぶりのA代表の試合となりましたが、今回の招集ではロシアW杯の主力メンバーも含まれることになりました。
まだテストマッチの意味合いが強いと感じましたが、アジアカップに向けてこのメンバーが中心になってくるのは間違いありません。

それでこの試合は序盤から日本代表がボールを握る展開になっています。
いい入りをした日本代表が試合のペースを掴んでいるようにも見えましたが、なかなか得点チャンスが作れずにじりじりとした前半となりました。
時間が経つにつれてどんどんリズムが悪くなっていきましたし、なんか昔のダメな日本代表を見ているような感覚になりましたね。

正直、前半の南野のゴールが無ければ寝てしまいそうな試合でしたが、ホントにこの選手はよくゴールを決めます。
GKとの1対1の場面も冷静に判断してニアサイドにシュートを打ってますし、フィニッシュがとても上手なのは彼の魅力になるでしょう。
なんでこれでザルツブルクでスタメンを張れてないのか?はずっと謎だったんですが、スタミナ面にでも不安があるんでしょうかね。

それで後半に入ると追いつきたいパナマの攻勢にさらされる展開となっています。
日本代表としては”少し受けて”しまったところもあったように感じましたし、前半同様にミスが多かったような気もします。

球際のところを激しくいきたい気持ちは出ていましたけど、ボールへの出足が遅れてレイトタックルになる場面も多々ありました。
全体的に選手のパフォーマンスというか、コンディションが悪かったんでしょうかね。
(伊東と川又の追加点が生まれてますけどそれはパナマがかなりリスクを取ってきたことが大きかったからです)

スコア的には完勝に映りますけど、試合内容としてはあまり良くなかったと思います。
次のウルグアイ戦に期待しましょう。

フォーメーション

日本代表とパナマ代表のフォーメーションです。

4-2-3-1と4-4-2です。

前回同様に4-4-2になるのでは?と考えていましたが違いましたね。

それぞれの構え方


自分達でボールを握って試合のペースを作りたい日本代表とできるだけリスクを冒さずにカウンターからチャンスを作りたいパナマって第一印象でした。
パナマの構え方はかなり引き気味なところがありまして、日本の最終ラインでボールを回している時には基本的にプレッシングには行きませんでした。
アンカーの青山や三竿が少し下がってボールを受けたときも同じようなスタンスでしたし、できるだけ自分達から仕掛けずに全体のバランスを保ちたいっていう意図があったと思います。
(最終ラインもできるだけ下げないように)

それでパナマの守備はマンマークがベースとなってます。
日本の最終ラインからの縦パスのコースはそれなりに意識していたようには見えましたが、基本的には日本の選手を捕まえる動きが強かったです。

その影響もあって日本代表がアタッキングサードまでボールを運ぶことにそこまで苦労するような感じはありませんでした。
それでも序盤からあまりシュートを打てなかったのは”意外とパナマが守備を頑張っていた”こともありますけど、日本代表選手側のミスも多かったですね。

やっぱりロシアW杯のメンバーと比べると若干組み立ての能力は劣るところはあります。
香川や乾の存在が非常に大きかったのかな?って改めて感じますね。
時間が経つにつれて攻撃が停滞気味になっていってシンプルな裏を狙うボールが多くなってますが、ハーフスペースとか中間ポジションを取ってボールを引き出す動きが足りてなかった部分はあります。

やりたいサッカーは伝わってきますけど、まだ物足りないかな~って感じですかね。

日本代表の印象と評価


パナマがマンツーで対応していたことも考えてか、両ワイドの原口と伊東は中央へ絞る動きが多かったと思います。
(特に伊東)
そうするとパナマの選手が中央に寄ることになりますから、相手陣内のワイドエリアにスペースが生まれることになります。

序盤からそのスペースをサイドバックが使う動きがこの試合の日本代表の戦い方の特徴だったと思いますし、前回のコスタリカ戦と似ているところでもあります。
あの試合はビルドアップの開始時から両SBが高い位置を取るようにしてましたが、この試合では(少し自重気味に)佐々木翔が上がるタイミングを図っていた感じになってます。
変則的な3バックであったことは変わりませんけど、この試合は特に右サイドを起点にしたい狙いがあったんでしょうかね。

それで守備の構え方に関しては基本的に4-4-2です。
インサイドの南野が前に上がって2トップの形を形成しています。

  • リトリートして守るとき
  • 積極的にボールを奪いにプレッシングを仕掛けるとき
  • それぞれの切替やチーム内の連動も比較的にスムーズだったと思います。

    ただ、ボールを奪いに行くときに”相手選手に付きすぎて中央に大きなスペースが生まれてしまう”のは個人的に非常に気になったところです。
    相手のパナマはお世辞にも崩しが上手いわけではありませんからそこまで大事にならなかったと思いますけど、今の日本代表のウィークポイントになるかもしれませんね。

    後はボールを握ろうとするチームの宿命でもあるんですが、ボールを奪われた後の対応がこの試合は緩かったかなと感じています。
    パスワークでミスらないのは当たり前として、、、ボールを失った後すぐに奪い返してやんよ!ぐらいの流れでやらないとこのスタイルではしんどいところがあります。
    (試合を通してポゼッションが上がってないのもその表れでしょう)
    そこら辺の細かいすり合わせがまだできていないのかな?って気もしていますが、アジアカップまでに整備しないとかなり痛い目にあいそうです。

    結局、この試合で感じたのは

  • フィニッシュの局面でのアイディア不足
  • ボールロスト後の寄せが遅い
  • 大迫のパフォーマンスが激ワル
  • でした。

    試合結果

    試合は3-0で日本代表が勝利。

    ・得点者

      前半42分 日本:南野
      後半20分 日本:伊東
      後半40分 日本:川又?(オウンゴールくさかったけど)

    ・交代者

      日本
      後半21分 南野⇒川又
      後半21分 大迫⇒北川
      後半36分 伊藤⇒堂安
      後半43分 青山⇒柴崎
      パナマ
      後半1分  パラシオス⇒クーペル
      後半27分 バルセナス⇒ピメンテル
      後半30分 トレース⇒マルティネス
      後半36分 アロヨ⇒ブラックバーン
    スタッツ

    抜けがありますが、後日埋めます。

    JAP PAN
    ボール支配率(%) 51 49
    シュート数(本) 17 7
    枠内シュート(本)
    パス本数(本)
    パス成功率(%)
    走行距離(km)
    ハイライト

    P.S.
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