17/18チャンピオンズリーグ決勝ラウンド16の第1戦、ユベントス対トッテナムのマッチレビューです。
いきなり注目のゲームとなりましたし、ここ最近の両チームのパフォーマンスはかなり高いです。

プレミアリーグで得点を量産中のハリー・ケインとイタリアの守護神ブッフォンとの対決も現地ではかなり注目されていたようです。
ユベントスはホームゲームなので有利なところもありますけど、けが人が多いのがどういった影響をもたらすのか?っていうのがポイントになってきたような試合でしたかね。

セカンドレグの記事はこちら

というわけで、まずはスタメンから。

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スタメン

ユベントスとトッテナムのスタメン(フォーメーション)です。

中盤の形が違う4-3-3の対決です。

ユベントスはディバラ・クアドラード・バルザーリ・マテュイディなどがケガでいません。

トッテナムのソンフンミンはベンチで、代わりにラメラがスタメンです。

試合結果

試合は2-2の引き分けです。

アウェーゴールを2点も取られてしまったユベントスは第2戦がきつくなりました。

得点者
前半2分  ユベントス:イグアイン
前半9分  ユベントス:イグアイン
前半35分 トッテナム:ケイン
後半26分 トッテナム:エリクセン

最初のイグアインは後ろからのボールをきれいにボレーで合わせてます。

交代者
ユベントス
後半21分 ケディラ⇒ベンタンクール
後半31分 マンジュキッチ⇒ストゥラーロ
後半47分 ドウグラス・コスタ⇒アサモア

トッテナム
後半38分 アリ⇒ソンフンミン
後半44分 ラメラ⇒モーラ
後半47分 エリクセン⇒ワニアマ

ハイライト

全体のハイライトです。

全体の印象と試合展開

立ち上がりはユベントスが圧倒する展開となったこの試合。
トッテナムの最終ラインが時々バラバラになることもたぶん事前にリサーチしていて、いろいろとユベントスが仕掛けを用意していた印象です。
先制シーンのセットプレーも少し変化をつけたのがハマった感じですけど、トッテナムの守備陣も少しフワッとした対応にはなってましたかね。

前半はユベントスが2点取ってトッテナムが1点返すことにはなりましたけど、アウェーのトッテナムが攻め込む時間が長かったと思います。
ただ、ユベントスもこの展開は織り込み済みだったでしょうし、一瞬の隙でケインにゴールを奪われてしまってはいますが、狙い通りの戦い方をやってたと思います。

後半も同じような展開でしたが、直接FKをエリクソンが叩き込んでトッテナムが同点に追いつきます。
ここのFKは見事でしたけど、その前のユベントスの守備対応はあんまりよろしくなかったですね。
(疲労もあったんでしょうかね?)
トッテナムのパスワークの対応がかなり後手に回ってましたし、ペナルティアークまでボールを運ばれて遅れてチャージして与えたFKなんで。

全体的にユベントスのパフォーマンスが少し悪かったのか、トッテナムのパフォーマンスがなんだかんだ良かったのか、これはどちらなのか判断が難しいところですけど、結果としては順当なものになったんじゃないでしょうか。

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ユベントス

イグアインのスーパーボレーからゲームを始めたユベントス。
このチームは非常に柔軟に対戦相手によって戦い方を変えることができますし、どういうスタンスでこの試合に臨むのか?っていうのは個人的にかなり注目していたところです。

それでこの試合はボールの高さによってプレッシングのやり方をかなり変えてました。
高い位置ではかなり積極的でしたが、低い位置になるとかなりプレッシングを制限してた感じです。
ただ、トランジションはかなり速く、プレスバックもしっかりしていて守備意識はとても高かったと思います。
あと、トッテナムのプレッシングもかなり高い位置から来てたこともあって、ビルドアップの時はかなりシンプルにDFラインの裏を狙うボールが多かった印象です。

まあ、2点リードのアドバンテージを得てからは追いつきたいトッテナムにかなり押し込まれるようにはなってきましたけど、もともと堅守を誇るチームなんでかなり強固なブロックを構成してました。
当然のように中央のスペースはほとんど消してましたし、状況や相手選手によってはマンツーマンで対応したり、この辺の守備対応は流石だなと思いました。

それに相手のビルドアップを制限するためにデンベレとエリクセンのところはかなりパスコースを制限してましたし、アレッグリとしてはかなりここを意識してたと思います。
実際にデンベレのドリブルは捕まえきれないところもあってボールを展開されたりしてましたし、エリクセンのクロスボールはとりあえず脅威だったんでね。

まあ、アウェーゴールをかなり気にした戦い方になってたと思いますが、それもユベントスらしかったですな。
できればクリーンシートで試合を終えたかったところでしょうが、意外と普通に点を取られてしまいましたね。
全体的に辛抱する時間が長かったですし、イグアインのPK失敗が結果的に響いた感じです。

トッテナム

ここ最近の戦い方を継続してたトッテナム。
ただ、誤算だったのは立ち上がりセットプレーからの失点とデイビスが与えたPKでしょうか。
ある程度様子見の段階で2失点してしまったんでね。
とはいえ、最終的に追いついたのは力強かったですな。

まあ、いきなり追いかける展開になったんで、どういったスタンスでこの試合に臨もうとしてたのか?はわかりませんけど、得点が必要になったこともありかなり積極的にいってました。
ポゼッションはかなり上がって押し込む展開にはなってましたけど、単純にサイドへ展開してクロスボールを放り込んでも跳ね返されるシーンがかなり多くなってました。
中央突破はそもそもかなりしんどかったですし、なかなかフィニッシュまで持っていけずにボールを奪われてユベントスのカウンターにやられそうになるシーンなんかもありましたね。

ケインのゴールはショートカウンターっぽい感じでしたけど、あの瞬間のDFラインの背後の取り方は非常にうまかったです。
ユベントスにしっかりブロックを作られたうえでビルドアップから崩していくのはかなりしんどかったんですが、ユベントスがカウンターを仕掛ける場面で奪い返すことができれば大きいチャンスにはなってましたし。

それ以外では、右SBにトリッピアーじゃなくオーリエを使ったのはドウグラス・コスタをケアするためだと思いましたけど、それでもPKを与えてしまったシーンのようにやられてしまいそうなトコロはありましたね。
イグアインがPkを外してくれて助かった感じでしたが、GKのロリスは反応が良かったですな。

まとめ

最初の試合運びとしてはユベントスの狙い通りとなりましたけど、トッテナムが地力の強さを見せつけた試合にはなりましたね。
本来のユベントスであれば、2点あれば逃げ切ってたと思いますけど、ケガ人の影響も少しはあっていつもの堅守が維持できなかった感じでしょうか。
いずれにせよ、第2戦はトッテナムが有利になりました。

次回の対戦は3月の初旬となってますが、少し期間が空いてきます。
リーグ戦の状況もありますんで、その時のチームの状態によってはユベントスが勝ち抜けることも十分可能性がありますし、どうなるかはやってみないとわかりませんね。

これからは注目の試合が続きますので忙しくなりそうです。

そんな感じでまた次回!