前回に引き続き、セリエAのマッチレビューです。
今回は9月10日に行われた、ラツィオホームのACミラン戦です。
今季、大型補強を繰り返したミランがどういった戦いを見せてくれるのか、注目です。
(本田がいるときのミランの試合は観なかったんで、ミランはかなり久しぶりです)
それでは解説していきます。
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フォーメーション
ラツィオ、ミランのフォーメーションです。
ラツィオの3-5-2対ミランの4-3-3です。
ミランのモントリーボ、ボヌッチは知ってるよ~
立ち上がり
立ち上がりはラツィオは前から行かず、ゆったり構えてます。
ボールを前に運ばれると激しくいきますし、守備ブロックをコンパクトにしています。
そういうこともあって、立ち上がりはミランが押し込みます。
ミランは細かくパスを繋ぎますね、ワンタッチでつないでいいパスワークですね。
ラツィオが引いてるからなのか、こんな戦い方をするんですね~
序盤はプレッシングもパスワークもミランの方が優勢ですね。
ラツィオはちょっと何もできていない感じです。
まあ、押し込んでてもミランも決定機は作れてないんですけどね。
ラツィオの守り方
ラツィオの守り方はゾーンはゾーンなんですが、マンマークっぽいですね。
ミランの選手にビッタリついていることが多いです。
立ち上がりは全然いいとこなかったラツィオですが、徐々に攻撃できるようになってきます。
まあでも、ボヌッチが入ったミランのDFラインは安定しているように見えます。
ミラン優勢とはいえ、前半はこう着ですね~
ラツィオも押し返してきているし、どっちがゴールを奪うか予想できない感じです。
こう着を破ったのは?
前半も時間がたつにつれて徐々にラツィオペースになっていきます。
そして、前半37分にラツィオがPKをゲット、これをインモビーレが決めて、先制します。
で、前半の41分にもラツィオが追加点をあげます。
ちょっとミランのDFが浮足立ってたかな~
決めたのはまたしてもインモビーレです。
というか、スーパーボレーです。
ミランの守備はサイドに展開されたときに、逆サイドにいる選手をフリーにすることが多かったんですが、これをPA内でやっちゃうと失点しますよね~
ゴールから距離があると、守備ブロックをスライドして対応できますけど、クロスに対して相手選手をフリーにしてはいけません。
ミランが崩壊
前半から引かれたラツィオに対して、いい攻撃ができていなかったミランにはきつい展開になりました。
まあ、点をとらないといけないので、前から積極的にプレスをかけてはいるんですが、なかなかリズムを作れません。
で、なぜか点をとったラツィオはかなりリズムが良くなっていて、後半開始早々に追加点をあげます。
後半開始2分でした、ミランは左サイドから、ラツィオの細かいパスワークに翻弄されて、最後はインモビーレにハットトリックを決められます。
まあ、ラツィオの1点目のPKで、PA内で積極的に体をあてにくく、なってたんですかね~~
ちょっと後手に回るような守備でした。
で、さらに失点直後の後半4分、ルイスアルベルトに4点目を叩き込まれます。
にしても、ゴールが決まりだすと試合が一気に動きますもんね~
前半途中までのこう着状態は何だったんだ!
完全に守備が崩壊しましたねミランは。
インモビーレに裏を取られまくってたし。
あと、前半の失点も含め、短い時間でゴールを叩き込まれているんで、問題ですね、これは。
試合は決まったけど
守備が崩壊したミランに対して、ラツィオの方は安定しています。
割と鉄壁の守備だったんですが、ミランが反撃します。
後半10分、FKのチャンスからモントリーボがゴールにねじ込んで、ミランが1点を返します。
ただねえ~、引いたラツィオの守備が非常に堅いんですよね。
さすがに3点はきつかったな~~
試合はこのまま4-1でホームのラツィオが勝利。
ミランは続いていた連勝がストップしましたね。
ハイライトはこちら!
全体を通して
最近の試合で、ずっと堅守を保っていたミランですが、この試合では守備が崩壊しちゃいましたね。
前半は安定してたんですけどね、やっぱりPKの影響が大きかったですね。
内容はそこまでラツィオが圧倒してたわけではないんですが、インモビーレがきっちり仕事をしたんで、こういう結果になりましたね。
久しぶりにミランの試合を観たのに、まさかこんな大敗をするとは、、、
まあいいか、それではまた次回!!
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