17/18ブンデスリーガ第27節ライプツィヒ(6位) 対 バイエルン・ミュンヘン(1位)のマッチレビューです。
今節の欧州リーグは注目のビッグカードがなかったんですけど、ブンデスからこの対戦カードをピックアップしました。

カップ戦の影響でスケジュール的にきつなくってリーグ戦の成績が上がってこないライプツィヒ。
昨シーズンは2位と躍進しましたが今シーズンは厳しい戦いが続いてます。
バイエルンとの前半戦は退場者が出てことで本来の戦いができなかったと思いますが、実力的に考えて一番バイエルンを倒せそうなチームではあると個人的には感じてました。

一方のバイエルンは盤石です。
2位以下とはかなり差が開いておりますし、リーグ優勝は非常に濃厚となってます。

そんな感じでまずはフォーメーションから行きます。

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フォーメーション

ライプツィヒとバイエルン・ミュンヘンのフォーメーションです。

3-5-2対4-3-3です。

バイエルンは前線のメンバーを少し休ませている感じにはなってますかね。

ホントにコンパクトな試合

ホームのライプツィヒはもちろん、アウェーのバイエルンも立ち上がりからチームの重心は結構前においてました。
ボールに対しての寄せが両チームとも速かったし、それに併せて最終ラインも高くなってましたんで全体的にかなりコンパクトになってました。

ライプツィヒが思ってた以上に勢いよくゲームに入ってましたし、そのまま序盤に先手を取ってしまうのかな?と思ってましたけど、一瞬のスキをついてアウェーのバイエルンが先制することになります。
ハメスのクロスボールをヴァーグナーがヘディングで合わせたんですけど、ライプツィヒ側はプレスバックが間に合わず、そもそも人数が足りてませんでしたね。

ただ、スコアが動いてからはライプツィヒの一方的な展開になってました。
バイエルンも集中高く守り切ってましたけど、前半終了まで耐えきれずに同点にされてしまっています。
まあ、このゴールはライプツィヒの選手全員で取りに行ったものだと言えるぐらい、気持ちが入ってましたね。

後半に入ってもライプツィヒペースは変わらず。
勢いそのままに逆転ゴールをあげます。
これはヴェルナーが最終ラインの背後をとって得たゴールでしたけど、シュートも落ち着いてましたし、いいゴールでした。

その後のバイエルンは攻撃陣を入れ替えてテコ入れを図ろうとしてましたけど、結局最後まで相手ゴールを割ることはありませんでしたね。

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猪突猛進のライプツィヒ

この試合は3バックを採用してたライプツィヒ。
バイエルンが相手なんで少しやり方を変えてきたんでしょうかね。

このチームはとりあえず足が速い選手がそろっている感じです。
単純なスプリントもそうですが、アプローチで寄せる動きだったりプレッシングなんかも他チームに比べるとかなり早くなってきます。
まあ、調子がいいとボールを囲い込みに行く選手たちの動きっていうのは非常に迫力がある印象です。

それはボールが高い位置にあっても同じですし、そこでボールを奪えてショートカウンターできるようになれば得点チャンスが増える感じにはなってきますけど、結果的にそれが当たった試合にはなりました。
攻撃陣も強力で左サイドのブルマなんかは相手をぶっちぎるドリブルなんかも持ってますし、ポウルセンは上背もあって空中戦も強いです。
(決定機を外しまくったのがもったいなかったですけど)

それでこの試合ではバイエルンが相手だったからか、いつもよりプレッシングが積極的だった感じでした。
全体を非常にコンパクトにするために最終ラインはかなり高い位置に設定してましたし、先制されたシーンはそこが少し影響した形にはなってます。

ただ、その後は吹っ切れた感じでどんどんボールに寄せていってましたね。
ブロックのバランスとかほとんど関係なくボールを中心にした守備をやってた感じです。
ハッキリ言ってリスクは相当ありました(背後はスカスカなんで)けど、地力に差があるバイエルンが相手だからこそできた戦い方だったのかもしれません。

とはいえ、王者相手に逆転勝ちをした結果は素晴らしいと思いますし、いい試合ができましたね。

やられたバイエルン

フンメルスとズーレってCBコンビが非常に強力なバイエルン。
この試合は負けましたけど、ホントこのチームは各ポジションにスペシャリストが揃っていて恐ろしいチームです。
国内の各クラブから優秀なタレントを引き抜く動きに批判があったりしますけど、別に移籍のシステムっていうのがそれで成り立ってますんで、僕としては問題ないと思ってます。
(選手を取られても移籍金は入りますしね)

それで最近の試合ではミュラーが調子を上げてきたことがチームの得点力にいい影響を与えている感じでしょう。
だんだんゴールを奪えることになってきたことで、アシストの方もスムーズに行くようになったのかなと思ってます。
レバンドフスキは変わらず好調ですので、ロベリと合わせてこの2人が好調を維持しているとバイエルンがゴールを奪えない試合っていうのはかなり少なくなるでしょうね。

まあ、この試合はセンターにヴァーグナーが入ったんですけど、ゴールも決めて前線の起点にもなりますし、いい働きができたとは思います。
デカい選手でヘディングが当たり前のように強いですし、ゴールを奪うのはクロスボールに合わせるシーンが多いです。
レバンドフスキとはタイプが違いますけど、バイエルンの選手がクロスボールをピンポイントで当ててくるので、サイドからのボールが増えることで得点数が伸びる感じなんですけど、この試合では序盤以外いい形を作れませんでしたな。

あと、ライプツィヒが変則的な(いつもと違う)構えを取っていたんですが、それにビックリしてチームのリズムが悪くなるっていうことはなかったですね。
逆に先制してもっと前への重心を強めてきたライプツィヒの圧力に戸惑い、押し込まれるシーンが増えていったかんじでしょう。

まあ、ライプツィヒがかなりリスクを取った戦いかたをやってたので、それに合わせてバランスを取ろうとしたバイエルンのリズムがどんどんと悪くなっていった感じかなと。
両SBもあんまり高い位置を取れませんでしたし、難しいゲームにはなりましたね。

試合結果

試合は2-1でライプツィヒが勝利。

バイエルンはライプツィヒが苦手なんでしょうかね。

得点者
前半12分 バイエルン:ヴァーグナー
前半37分 ライプツィヒ:ケイタ
後半11分 ライプツィヒ:ヴェルナー

ヴェルナーの飛び出しは非常にうまかったです。

交代者
ライプツィヒ
前半10分 ザビツァー⇒ヴェルナー
後半23分 ケイタ⇒フォルスベリ
後半38分 ヴェルナー⇒オギュスタン

バイエルン
後半16分 ベルナト⇒リベリー
後半27分 ハメス⇒レヴァンドフスキ
後半34分 キミッヒ⇒ラフィーニャ

ハイライト

全体のハイライトです。

まとめ

バイエルンがリーグ戦で”2失点”したのは第20節のホッフェンハイム戦以来です。
ホッフェンハイムもどちらかといえば、このライプツィヒと同じぐらいリスクを取る戦い方をやってきてましたし、さすがにバイエルンのトップレベルの選手たちであっても、あれだけボールに密集されてしまうと相当やりにくいんでしょうね。

まあ、この試合は負けましたけど、リーグ優勝にはほぼ影響ありません。
それより大事なのはCLのセビージャ戦ですな。
最近のバイエルンはビルドアップがうまいスペインのチームが苦手みたいですが、セビージャはたぶん大丈夫でしょうw

というわけでまた次回!!