リバプール対チェルシーのマッチレビューです。
17/18プレミアリーグ第13節、リバプールホームのアンフィールドでの一戦。
お互いリーグ優勝を狙ううえでは負けられない戦いになりました。
特にリバプールはミッドウィークのセビージャとの試合がひどかったんですよね。
前半に3点を先行しておきながら、後半に3点返されるという不甲斐ない試合をしてしまったんで、このチェルシーとの戦いはそこの立て直しを期待される試合。
一方のチェルシーもミッドウィークに試合があって、CLのグループステージ突破は決めてますが、日程的にリバプールより余裕がありませんでした。
(リバプールが中3日で、チェルシーは中2日)
お互いにきつい状態の中、始まった試合だったんですが、、、
ということで、そんな感じの試合を振り返っていきます。
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フォーメーション
リバプールとチェルシーのフォーメーションです。
いつもよりメンバーがちょこちょこと入れ替わってます。
試合情報
試合は1-1の引き分けです。
得点者
後半20分 リバプール:サラー
後半40分 チェルシー:ウィリアン
交代者
リバプール
後半21分 スタリッジ⇒ワイナルドゥム
後半44分 コウチーニョ⇒ララーナ
チェンバレン⇒マネ
チェルシー
後半29分 ドリンクウォーター⇒セスク
後半32分 バカヨコ⇒ペドロ
後半38分 ザッパコスタ⇒ウィリアン
ハイライト
全体のハイライトです。
全体の印象
立ち上がりは静かな入りでした。
どっちも様子を見ている感じ。
ただ、プレーの集中は高かったと思います。
まあ、基本的にリバプールがボールを保持して攻め方ながら、それを受けてチェルシーが一生懸命守ってる感じです。
印象的なシーンがあんまりない感じの前半でしたし、このコウ着した展開っていうのはチェルシーの狙い通りだったんじゃないですかね。
リバプールはフィルミーノ・マネがスタメンだったら、また違ったのかもしれませんが、なかなか思い通りに攻撃できませんでしたかね。
後半も同じような感じで推移してたんですが、意外にもリバプールが先制しました。
コウチーニョのドリブルから最後はサラーへいい感じにボールが渡りましたね。
で、チェルシーが1点ビハインドになってから、これまでの試合展開が逆転します。
まあ、攻撃に守備にかなり早い展開でした。
ぶっちゃけ、このままチェルシー負けるな、、、とか思ってたんですが。
ウィリアンのシュート?にはビビりましたが、熱血鬼軍曹コンテの気迫がこもってたんですかねw
試合はこのまま引き分けで終了。
まあでも、お互いに悪くない結果だったんじゃないですかね。
リバプール
基本的にリバプールはチェルシーの堅守に攻めあぐねてましたね。
サイドに展開してクロスを上げるシーンはいっぱいありましたが、上げた先である中央でチェルシーDFに跳ね返されてばっかりでした。
それに時間が経つにつれて、カウンターではそれなりに危ないシーンも目立ってきて、なんか怪しい雰囲気。
いつも通りにハイプレスを仕掛けてて、序盤はハマってた(というか、相手にロングボール蹴らせてた)んですが、それもうまくいかなくなりましたし。
そういう意味で言うと、少なかったとはいえ、前半はビルドアップからでもチェルシーにフィニッシュまでもっていかれるシーンの方が多かった気がします。
シュート数はリバプールの方が多かったと思いますが、ブロックの外から打たされたりと、決定機とは言えない感じでしたね。
全体的に”ボールを持たされてる感じ”で主導権はチェルシーに握られてましたね。
中途半端に相手のブロックをつつくと、カウンター食らってましたし、どうやってクロップさんは対応するんかなとか思ってましたけど、、、
コウチーニョとサラーに救われましたね。
まあ、逃げ切りたかったところでしょうが、ウィリアンのゴールは仕方ない気がします。
チェルシー
チェルシーの守り方ってサイドの配置が特徴的だと思ってます。
簡単にいうと、相手がボールを保持していてサイドに展開したとき、守備ブロックを”三角形”を意図的に形成します。
まあ、WB・IH・FWの3人で三角形を作っていくんですけど、、、
いいシーンがあれば紹介しようかなと思ったんですが、そもそもこの試合はリバプールが相手ということもあって、守り方が変わってたんですよね。
この試合の前半はボールサイドでマンマーク気味に守ってました。
単純に足が速い選手もいるし、距離を離すと間に合わないこともあって、そういう戦い方にしたんかなと。
自陣では数的優位を作って、人についていく代わりに空いてくるスペースには、ゾーンでカバーする選手がいるみたいな。
相手のDFラインとヘンダーソンぐらいまでは、モラタとアザールがケアしてる感じで、それぐらいチームとして守備に比重がいってました。
それで、後半に入って守り方を変えてきたんですよね。
中盤からしっかりゾーンを作っていく守り方に。
たぶん、、、リバプールが攻めあぐねてて、無理やりにでも縦パスを放り込んでくるところを狙ってたんじゃないかなと思いますね。
だから、カウンターを意識しての変更です。
で、攻撃っていうか、ビルドアップとカウンターはアザール頼み(特に序盤)だった感じ。
セスクも入ってないし、攻撃は厳しいんかなとか思ってましたが、普通にモラタとアザールでなんとかするもんですねw
それに途中からモラタのポストプレーがスムーズにいくようになって、ビルドアップの方もなんとかなってきてたんで、そこは面白かったです。
1点リードされて、攻撃的な選手を続々投入して攻勢に出ましたが、その攻撃も迫力があったなと。
やっぱ、リバプールもですが、チェルシーも選手のクオリティが高いですね。
まとめ
お互いにミッドウィークにCLがあってきつい試合でしたが、コンディションを維持したまま、いい試合をやってくれましたね。
だから、普通に面白かったし、リバプールが先制してからの”流れの変化”も楽しめましたし、謎に寝ずにずっと起きてて生で見た甲斐がありましたw
リバプールはCLのセビージャ戦は不甲斐ない戦いをしてましたが、アンフィールドではしっかり戦いますね。
まあ、チェルシーが先制してたらどういう展開になってたのか気になりますけど、、、
ということで、また次回!!
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