【CL】【ナポリ-マンチェスター・シティ】もうシティの優勝でよくねえか?

【CL】【ナポリ-マンチェスター・シティ】もうシティの優勝でよくねえか?


17/18シーズンのチャンピオンズリーググループステージ第4節です。
第3節でも激突したこの組み合わせ。
ナポリ対マンチェスター・シティの一戦です。
前回はシティがホームにて2-1でナポリを下しています。
レビューはこちら!

点の取り合いになったゲームはアウェーのシティが勝ち切るんですが、お互いレベルが高くていい試合でしたね。
選手個人のポテンシャルが高くて、組織的なサッカーの完成度が高い両チームの戦いを振り返っていきます。

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フォーメーション

ナポリとマンチェスター・シティのフォーメーションです。

ナポリはベストメンバーです。
シティはメンバーを入れ替えてますが、それでも選手のポテンシャルは高いです。
両チームともフォーメーション的には同じで、戦い方も似ています。
ちなみにナポリのサッリ監督とシティのグアルディオラ監督はめっちゃ仲がいいらしいです。

試合情報

試合は2-4でマンチェスター・シティが勝利しています。

得点者
前半21分 ナポリ:インシーニェ
前半34分 シティ:オタメンディ
後半3分  シティ:ストーンズ
後半17分 ナポリ:ジョルジーニョ
後半24分 シティ:アグエロ
後半47分 シティ:スターリング

交代者
ナポリ
前半31分 グラム⇒マッジョ
後半30分 アラン⇒ログ
後半37分 ジョルジーニョ⇒ウナス

シティ
後半26分 ギュンドアン⇒ダビド・シルバ
後半31分 アグエロ⇒ベルナルド・シウバ
後半45分 ザネ⇒ジェズス

ハイライト

全体のハイライトです。

全体の印象

流れとしては序盤はホームのナポリが主導権を握っていました。
立ち上がりからナポリの方の集中が高く、パスワーク・プレッシングともにキレがありました。
まあ、両チームともプレッシングは積極的に仕掛けていくチームですし、DFラインも高めに設定して攻撃的な戦い方をするので、試合全体を通してゴールの奪い合いになりました。

後半にシティが3点目を奪うまでは一進一退の攻防でどちらにもチャンスがあった試合だったんですけどね。
序盤にかなり押し込まれて先制されてしまったシティだったんですが、それ以降は盛り返してきっちり逆転してます。

まあ、明暗を分けたといいますか、ナポリとシティが違うところが高さの部分でしたね。
シティはセットプレーからでもゴールが奪えますが、ナポリにはそれがありませんので。
(実際この試合では2点をとってるし)

アグエロが決勝点を取る直前にナポリのカジェホンに決定機があったんですがね。
(ハイライトには入ってないけど、、、)
これ決まってたらナポリが勝ってたと思うんやけどナ~~
ということで両チームの印象。

ナポリ

ナポリは前回の対戦したときより、シティに対して中央をかなり絞るようにしてましたね。
(特に最終ライン)
たぶん、サイドをある程度えぐられるのは許容して、その代わりに中央のスペースを全力で消したい感じだったんかな。

で、守備ブロックは4-5の9枚で形成してました。
守り方的にはリバプールと非常に似てて、5枚がフラットに並んで前にいるメルテンスと連動しながら1人がアプローチに行く感じです。
(前回どうやって守ってたかは忘れたんですが、、、)
まあ、一人が突っ込むと他も連動してプレッシングに行くんですが、試合を通してシティのフェルナンジーニョのところで潰しきれなかったのがしんどくなった要因だったかなと。

あとは、こちらも同じく試合を通してシティの左WGザネにナポリのDFラインが引っ張られてました。
これで結構バイタルのスペースを使われたりしてたんで、それがきつかったですね。
とにかく足が速いんで、少し距離を取りながらマンマーク気味にナポリの右サイドバックがついてましたし。
ザネ自体にはそこまで仕事をさせてなかったですが、その影響で守備に綻びが出ていたかなと。

マンチェスター・シティ

シティの守備ブロックは4-1-4の9枚を基本にしていました。
前にはアグエロ一人を残して、ど真ん中にフェルナンジーニョがいます。
基本的に前の4枚(ザネ・デブライネ・ギュンドアン・スターリング)はフラットに並んでて、中央にボールが来たときはタイミングを見てアグエロと連動しながら2枚ずつアプローチに行ってた感じです。
(サイドにボールが行ったときは変わりますけど)

まあ、こうやって守ると縦パスも通されにくいし、プレッシングも連動しやすくて、選手同士が近い距離にいるんでボールを奪ったときのカウンターがすごく早くなるのかなと。
ただ、縦関係に強い並びなんでサイドは数的不利になりやすい感じでしたね。
特にフェルナンジーニョの脇は序盤からナポリによく狙われてました。
ここにサイドバックがアプローチに行くと、その背後にスペースが生まれてくるんでそこにインシーニェ・カジェホンが走りこんできてました。

途中からデブライネ・ギュンドアンがケアするようになってましたが、そうなるとカウンターの早さは抑えられていたのかな~と感じてます。
まあ、アグエロの決勝点はナポリのCKからのカウンターで、ザネが一人でゴール前までボールを運んで行ったおかげで生まれたゴールだったんで。
それにしても、いい選手ですね、ザネは。

まとめ

ナポリはこのホームゲームで負けてしまったことでグループステージ突破がかなりしんどくなってます。
ライバルチームのシャフタールがフェイエノールトに勝ったんで、勝ち点差が”6”になりました。
(直接対決があるとはいえ、残り2試合なんで、、、)

逆にシティはグループ初戦から4連勝で盤石の突破を決めてます。
僕はリーグ戦とCLと両方を見ていますが、調子が落ちないですもんね。
まだ先の話で分からないですが、シティはプレミアとCLの2冠を獲ってもおかしくないサッカーをしてます。
選手層も厚いですし、あながち無茶な予想ではないと思いますね。

それではまた次回!!!

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