ミッドウィークの17/18ラ・リーガ第5節、レアル・マドリードがベティスと戦った試合を振り返りたいと思います。
バルセロナがエイバルに大勝したので、追撃するレアルもしっかり勝たないといけない試合だったんですが、、、
いやー、ホームゲームで負けちゃいましたね。
サンティアゴ・ベルナベウで3戦未勝利は22年ぶりらしいですね。
ベティスは暫定で11位のチームだったんですが、いい試合をしましたね。
まあ、バルサとの勝ち点差は7まで広がったんですが、クラシコで直接対決あるので、それに勝つと勝ち点は6縮まります。
だから、現時点でそこまで悲観する必要はないんですよね。
リーグ優勝をあきらめるのはそのクラシコに負けた時です。
ですので、レアルとしてはそれまでバルサに離されないようにしっかり立て直していく必要があります。
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フォーメーション
レアル・マドリードとベティスのフォーメーションです。
今節からはロナウドとマルセロが帰ってきます。
ハイライト
全体のハイライトですね。
気になったのは
ベティスがボールを回しているときにベイルが下がった位置を取っていたことですね。
あと、サイドの選手(レアルから見て右サイド)をすごいケアしてましたね。
プレッシングに行くときはクロースか、モドリッチが前に仕掛けていってたんで。
(ここはソシエダ戦の解説で書いたところが影響していると思います)
途中、イスコとベイルの配置が変わってましたが、やっぱりカルバハルのところはかなり気にしていたと思います。
中盤でインターセプトされるのもシーンも結構ありましたね。
その影響もあって、あまり押し込めていませんでした。
ポゼッションも低かったし。
ただ、フィニッシュまでは行ってた
決定機はかなり作ってたんですけどね、、、
ベティスが最後まで集中してたのもありますが、レアル側のミスもありましたね。
カルバハルはかなり効果的にベティスのDFラインの背後を取れてましたけど、ボールが足についてなくて、トラップをミスってましたね。
ロナウドはシュートをよく打ってましたが、ホームランばかり。
得点が入らないとリズムが悪くなる
選手個々のパフォーマンスが少し悪いとは思いますが、攻撃はしっかりできているし、決定機もかなり作れています。
ただ、ゴールが奪えないだけです。
で、点が取れないと攻撃のリズムが悪くなり、攻撃のリズムが悪くなると試合のリズムが悪くなります。
最後の失点の部分で、守備の集中がキレていたのも完全にそれのせいですね。
ワールドカップのグループリーグで強豪国が敗退していくのが、大体このパターンなんですが、レアルも今はそんな感じですね。
レアルがリーグ戦で結果がついてきてないのは、戦い方が悪いとかではなくて、リズムが悪い、、、としか言えないですね。
だから、こういう時って変に戦い方をいじらない方がいいんですよね。
変にいじくって、迷走しだすと取り返しがつかなくなります。
ジダン的には辛抱するとき
昨シーズンのレスターはそんな状況でしたね。
その前のシーズンで、リーグ優勝しておきながら、その次のシーズンで成績が低迷、降格の危機にさらされていました。
そのレスターを率いていたラニエリ監督は、チームの立て直しを図ろうといろいろな戦い方を試していくんですが、、、結果はついてこずに解任されています。
で、監督が代わって、戦い方をいつも通りに戻したら、そこから5連勝し、降格圏を脱出しています。
サッカーって流れのスポーツなんで、うまくいくときはうまくいくし、ダメなときはダメです。
それはレアル・マドリードっていうチームでも例外ではないし、ライバルのバルセロナだってそうです。
(現にスーペルコパではバルサはまったくリズムが良くなかったが、リーグ戦では調子がいい。でも戦い方って、あんまり変わってないんよね。)
そのままでいい
個人的には戦い方はそのままでいいと思ってます。
選手の起用だって、今まで通りの考え方でいいです。
昨シーズンはそれでうまくってましたしね。
ロナウドだって、シュート外しまくる日はあるんですよ。
でも、次はしっかり決めてくれるはず。
だからそんなに悲観せずに応援したいと思います、レアルを。
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