2017年を締めくくるビッグマッチのレアル・マドリード対バルセロナのマッチレビューです。
このエル・クラシコはだいぶ前から注目されてますし、レアルとしては優勝を狙ううえで”負けらない”というか、勝たなきゃいけない試合になってました。
プレシーズンの対戦ではレアルの方に分があったんですが、シーズン始まると立場が逆転しちゃいましたね。
僕はレアル・マドリードの方が好き、、、
っていうより、バルセロナが大嫌いです。
なんでか?っていうと、僕の嫌いな奴がバルサファンだったからですw
(同じ理由でリバプールも嫌いでしたw)
そんな感じでバルサにはさっさとズッコケてもらいたいんで、ここら辺りでレアルが快勝してくれたらうれしかったんですが、、、
まあ、そんな願いもむなしくバルセロナが強さを見せつけた試合になりましたね~
というわけで、試合を振り返っていきますね。
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フォーメーション
レアル・マドリードとバルセロナのフォーメーションです。
たぶん布陣的にはレアルがバルサに合わせてきた格好だと思います。
両チームともひし形の4-4-2です。
試合情報
試合は0-3でバルセロナの勝利です。
ベルナベウでのクラシコが3連敗になってしまったレアル・マドリードです。
もう少しレアルに頑張ってほしかったですな~
得点者
後半9分 バルサ:スアレス
後半19分 バルサ:メッシ
後半48分 バルサ:ビダル
1点目がすべてを決めたと思います。
ラキティッチがあそこまでボールを運べたのが決め手になりました。
交代者
レアル・マドリード
後半21分 ベンゼマ⇒ナチョ
後半27分 コバチッチ⇒ベイル
カゼミーロ⇒アセンシオ
*カルバハルが後半18分に退場
バルセロナ
後半32分 イニエスタ⇒セメド
後半39分 パウリーニョ⇒アンドレ・ゴメス
後半46分 セルジ・ロベルト⇒ビダル
注目はイスコが出なかったことですかね。
スタメンとしては置いといて、、、
途中からでも、何で起用されなかったはわかりません。
ハイライト
全体のハイライトです。
意外な試合展開
立ち上がりはかなり静かな感じになりました。
特にバルサの方はかなり慎重な入り方をしてたし、なんか変な雰囲気の序盤だった感じです。
で、展開的には序盤からホームのレアルが押し込む形。
まあ、バルサが意図的にそういう戦い方をやってた感じもありますし、どっちが優勢なのかは判断が難しい展開でした。
押し込んではいましたがレアルの方は攻めあぐねてましたし、バルサの方はあんまり攻撃する気がないように見えましたし、なんかスコアが動きそうな雰囲気がなかった前半でしたw
レアルの方は決定機を何本か作ってましたが(やっぱりベンゼマのシュートは入らないw)、結局スコアレスで折り返してます。
後半はバルサが先制したこともあって、かなり激しい展開になりました。
特にレアルの方は焦りもあってファールも多くなったし、プレーも雑になりましたし、その流れでカルバハルが退場しちゃったし。
ゴールを奪えそうな雰囲気がないなか、10人で2点差を跳ね返すのはムリでしたね。
展開に恵まれなかったレアル
レアルはたぶんバルサに合わせてきた布陣を取ってきてて、特に中盤のコバチッチはそれを象徴してたと思います。
バルサのビルドアップに対して、ブスケツをコバチッチにマンツーマンでつかせておいて、ボールへ絡ませないようにしてたのが特徴的だったかなと。
まあ、コバチッチに関しては状況によってパウリーニョやメッシについてたりもしてましたし、レアルの守備の生命線になってた感じ。
(失点シーンはやらかしてましたが)
全体的に守り方のベースはマンマークに見えましたし、ゾーンで中央をケアする選手はいましたが、ピッタリついててバルサの選手1人1人潰していくイメージでしたかね。
その効果もあってか、バルサの方はビルドアップになってなかったというか、GKのテアシュテーゲンもロングフィードばっかりしてたし、そもそもボールを持つ時間がバルサにしては少なくなってました。
ビルドアップではマルセロサイドからフィニッシュまで持って行くシーンが多かったですが、それ以外に気になるところはなかったかなと。
前半押し込んでた時間帯で1点でも決めていればその後の展開はかなり変わったと思いますが、これがサッカーですもんね。
それに後半立ち上がりでバルサが少し前に出てきてたんで、そこで高速カウンターがさく裂してれば良かったな~って感じでした。
まあ、先制されたのが激イタだったかな。
それでカルバハルが退場して、試合は終わり。
3点目を取られたのはあんまり関係ないですね。
守備的なバルセロナ
レアルとは対照的にバルサは中央をかなり絞ったブロックを作ってましたね。
ボールがサイドへ展開されたときには一気に囲い込みに行きますが、レアルもボールロストしないので、なかなかインターセプトはできませんでした。
まあ、その辺はバルベルデとしては織り込み済みだったと思いますし、この試合に関して言うとポゼッションする気はあんまりないのかなって感じでしたね。
プレッシングも前線がアプローチへ行くのをある程度限定してましたし、普段のバルサからすると「ゴールを守る」方に重心が行ってた印象だったかなと。
ロングカウンターを狙える状況でも、ブレーキをかけてセーブしているところもありましたし、戦い方としてはかなり消極的でしたね。
(そもそも攻撃に人数をかけてなかったし)
本気出せばもっとビルドアップもスムーズにやれてたと思いますが、失点のリスクを極力減らしたい格好だったと思います。
前半はメッシもあんまりボールを触ってませんし、多分一番目立ってたのはシュート打ってたパウリーニョぐらいかなw
アラバなんかも全然高い位置をとってませんでしたし、ホントにバルベルデ監督の指示通りの戦い方をしてたんだと感じましたね。
まあ、リーグ戦の状況を考えれば、全然あり得る戦い方だったんですが、結果的にこの戦い方がハマりましたね。
後半は少し両SBが高い位置をとりだして、その流れの中から先制点が生まれたのが非常に大きかったですね。
カルバハルが退場して追加点を奪ってからは非常に楽になりましたし、ボールを回しつつ空いたスペース狙っとけば試合は終わりましたし。
まあ、バルサの試合運びが完璧でしたね、ホントに。
まとめ
バルセロナらしいサッカーはあんまりありませんでしたけど、結果的には危なげなく勝ってます。
まあ、バルベルデがすごかったって感じかな。
周りからの批判を気にせずに現実的な戦い方をしましたんで。
たぶん引き分けでも良かったんでしょうが、結果としては最高な形になりましたね。
それでレアルの方は試合内容が云々かんぬんっていうより、この結果は非常に厳しいものになりました。
アトレティコも負けてますし、これでバルセロナの優勝が濃厚になったかな~って感じです。
ジダン監督もクビが危うくなってきてますし、CLは結果を残せないとやばいですな。
とりあえず、個人的には思ってたような試合内容・展開ではなかったし、バルサが勝っちゃったし、面白い試合ではなかったですね。
まあ、そういうこともありますわ。
ということで、また次回!!
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