バイエルン-ドルトムント 解説・フォーメーション【デア・クラシカー2018/04/01】

バイエルン-ドルトムント 解説・フォーメーション【デア・クラシカー2018/04/01】


17/18ブンデスリーガ第28節のバイエルン・ミュンヘン(1位) 対 ドルトムント(3位)のマッチレビューです。
もうそろそろ優勝が決まっちゃいそうなバイエルンと熾烈なCL出場権争いを繰り広げているドルトムントになります。

昔からこのカードはそんなこと関係なくバチバチやっちゃうゲームですし、その事情あって両チームともに負けられない試合です。
まあ、バイエルンはCLのベスト8戦がありますので少し難しいゲームにはなりますし、ドルトムントはもうリーグ戦以外は何もなくなってますから、ドルトムントの方が意外と有利なのかな~っていう予想でした。

ドルトムントにシュテーガー監督が就任してからすぐに激突(ポカールで)してますけど、その時とは状況がかなり違いますし、ホントにどういう結果になってもおかしくないとは思ってましたけど、まさかこんな結果になるなんてね~
というわけで、まずはフォーメーションからいきましょう。

フォーメーション

バイエルン・ミュンヘンとドルトムントのフォーメーションです。

4-3-3対4-5-1の対決です。

バイエルンはロベリが揃ってます。
キミッヒのベンチは疲労を考えてですかね。

ドルトムントのプリシッチは代表招集を断ってこのゲームの準備をしてたみたいですよ。

全体の印象と試合展開

前回の対戦ではどういった展開だったか全く憶えてませんでしたけど、バイエルンホームということもあって、ボールはバイエルンが支配することを予想してました。
それは実際その通りだったですし、いきなりスコアが動く展開になってます。

立ち上がり早々にバイエルンが先制。
まあ、レバンドフスキの飛び出しは見事でした。
で、そこからそんなに時間も空かずに今度はリベリが右サイドのクロスに合わせてゴール。
しかし、これはオフサイドの判定があってノーゴールとなってます。

ドルトムントとしては非常に助かった感じだったんですけど、その後すぐにハメスに追加点を決められてしまいます。
今度は左サイドからのクロスを合わせた形だったんですが、立て続けに失点していることからもわかるように、ドルトムントはバイエルン攻撃陣に全く対応できてませんでしたね。

そんなわけでそんなに時間も空かずに今度はミュラーがゴール。
これでバイエルンは3点目ですし、このゴールはホントにキレイでした。

まあ、この時点で勝負は決まってしまった感じなんですけど、その後は少し落ち着いた展開にはなってます。
ただ、終了間際にバイエルンが追加点を上げてます、、、というか、前半折り返しで5-0になりました。
振り返ると、もう後半やらなくていいんじゃねえかって思っちゃうぐらい一方的な試合でした。

後半はドルトムントが少し構え方を変えた関係もあって、(前半と比べると)落ち着いた展開にはなってたとは思います。
(ドルトムントは1点でも返そうというよりかは、これ以上失点しないようにっていう構えにしてた感じでしたし)
勝負自体はもうついてましたし、後半に関しては特にいうことがありませんけど、終盤にレバンドフスキがゴールを決めてハットトリックを決めましたね。

マジだったバイエルン

相手の様子を伺いながら攻めてたんですけど、そのままレヴァンドフスキがDFラインの裏を取って先制することになったバイエルン。
若干オフサイド臭かったですけど、ゴールはゴールです。
ってか、この人はホントにパフォーマンスが安定してますな。
ハットトリックしてますし、W杯で戦う日本にとっては脅威そのものです。

それで実はあんまり目立ってなかったかもしれませんが、立ち上がりからミュラーも非常に効いてた印象です。
なかなか彼のうまさとか特徴を説明するのって難しいんですけど、なんでもできるうえにポジショニングが絶妙な選手って感じですかね。
右サイドで起点も作れてましたし、フィニッシュにもきっちり絡むわ、、、でいい働きをしてました。

あとはロッベンはそうでもなかったですけど、リベリーは大車輪の活躍でしたし、この試合のバイエルンの左サイドは相当活性化してました。
ハメスやアラバもきれいにボールに絡んできてましたし、ある程度の高さまでボールが運べるときっちりクロスやフィニッシュに繋げてたんでね。
圧巻のパフォーマンスだったと思います。

それで守備面ではいつも通り高い位置からプレッシングを仕掛けてます。
最近のドルトムントはビルドアップを頑張る気があんまりありませんので、きつめのプレスをかけるとロングボールで”ボールを捨てる”ことが多いから、かなり効果的だったと思います。
それでも高い位置でボールをもたれると少し厄介な感じはあったかとは思いますけど、全体的にみれば大した脅威にはなってなかったですね。

ボールを奪いに行くところ、ブロックを作るところもハッキリしてましたし、完全にゲームをコントロールできてたと思います。

1ラウンドKOのドルトムント

来た当初は周りと噛み合ってない印象だったバチュアイ。
最近は周りのパスワーク(特にロイス・ゲッツェ・シュールレ)とのリズムもあってきた感じでしたし、代表選でもオシャレなゴールを決めてたんで期待してましたけど、この試合は何にもできませんでしたね。

それでこの試合のドルトムントは重心低くゲームに入ってました。
フォーメーション通り4-5-1のブロックを作りつつ、ゲッツェなんかはマルティネスをマンツーマン気味で見てた感じです。
まあ、相手の両サイドは相変わらず厄介ですし、レヴァンドフスキは普通にうまい、、、で、それ以外にもミュラーがPA内にこそっと入ってきたりするんで、不安材料はいっぱいありました。

レヴァンドフスキは2人で見てるとして、ロベリに関しては特別何かを意識してたわけでは無かった印象です。
とりあえず、立ち上がりから相手に圧倒されてました(特に守備面で)し、もう少しなんとかしてほしかったところはあります。

相手が相手なんでボールの取りドコロを設定するのが難しいし、前節バイエルンに勝ったライプツィヒのような戦いをやるのが無理だったとしても、もう少しサイドへボールが流れた所の対応を頑張らなきゃいけませんでしたな。
それにホントはビハインドの状況になったときにチームの重心を前にしたかったとは思いましたけど、引いた状態でも相手にサイドからやられまくってたんで、なかなか積極的に行くのも難しかった感じですかね。

なんかこの試合のドルトムントはE1サッカー選手権で韓国にボコられた日本代表を見ている感じでしたわ。

試合結果

試合は6-0でバイエルンの勝利です。

まあ、前半で決まった試合ですね。

得点者
前半5分  バイエルン:レバンドフスキ
前半14分 バイエルン:ハメス
前半23分 バイエルン:ミュラー
前半44分 バイエルン:レバンドフスキ
前半46分 バイエルン:リベリー
後半42分 バイエルン:レバンドフスキ

交代者
バイエルン
後半1分  アラバ⇒キミッヒ
後半20分 ハメス⇒アルカンタラ
後半24分 リベリ⇒ルディ

ドルトムント
前半29分 カストロ⇒バイグル
後半29分 プリシッチ⇒フィリップ
後半33分 ゲッツェ⇒シャヒン

ハイライト

全体のハイライトです。

まとめ

代表のことばかり書いてたんで、こうやって久しぶりにブンデスの試合を観るとホントに面白いです。
まあ、前半から一方的な試合にはなっちゃいましたけど、これぐらいレベルが高いリーグでもこんな試合になっちゃうのはホントにビックリですな。
それぐらい本気を出したバイエルンは強いってことなんですけど、ドルトムントにはもうすこし頑張ってもらいたかったとところです。

この感じだとバイエルンはCLの方も大丈夫ですね。
というか、このパフォーマンスを維持できればCL制覇も結構現実的な気がします。
それぐらい強さを見せつけた試合にはなりましたし、ここまで圧倒するとは僕も思ってませんでしたので。

そんな感じですかね。
また次回!!

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