今回はユベントスの歴史や過去に活躍した選手を紹介していきます。
ちょっと年代が偏っていますが、僕の記憶をもとに書いてますのでご了承ください。

セリエAの中でも名門中の名門クラブであるユベントス。
今シーズンは世界トッププレイヤーであるクリスティアーノ・ロナウドを迎え、セリエAの8連覇及び96/97シーズン以来のチャンピオンズリーグ制覇を目指しているクラブです。

1887年のクラブ創設以降ユベントスはセリエAで34回の優勝を誇っており、ACミランやインテルに並ぶ欧州のビッグクラブとなっています。
僕が海外サッカーに興味を持ち始めた時はセリエAの最盛期(2000年代)だったこともあって、ミランやインテル同様に思い入れがあるクラブチームです。
まあ、その当時はACミランが好きだったんで、ユベントスは”敵”っていう認識でしたけどねw

名門の失態

そして、衝撃的だったのは2006年5月に発覚した「カルチョ・スキャンダル」です。
カルチョ・スキャンダルとはユベントス(やACミランやラツィオなども)による審判買収事件のことを指しています。
自分達に有利な判定が出るようにユベントスのGMやCEOがイタリアサッカー協会や審判員に圧力や買収をかけたことによる八百長事件となってます。

このスキャンダルが発覚したことによってユベントスの04/05・05/06シーズンの優勝は剥奪、そして翌シーズンはセリエBへの降格、という重い処分が下されています。
創設から一度も降格したことがないクラブがセリエBへ降格することやイタリアサッカー界全体の腐敗が明るみに出たホントに大きな事件でした。
(ユベントスがいなくなって「ラッキー」って思ってたら、ミランも罰則を食らったっていうw)

そしてそこからイタリアサッカー界は衰退の一途をたどっていきます。
当時は欧州サッカーといえば、プレミア・リーガ・セリエAっていうイメージが強かったですが、そこからブンデスリーガにその席を譲ることとなり、セリエAの人気はどんどん落ちていきました。
2006年のW杯優勝やユベントスの1年での昇格などもありましたが、それでもスキャンダルのインパクトはそんなものを飲み込んでしまうぐらい衝撃的なものでした。

それでも現在はその後遺症もどんどんと薄れていき、ローマやラツィオ・ナポリの活躍などもあってセリエAは盛り上がってきています。
(インテルやミランの復活にも期待)
そして、セリエAは弱小チームでも様々な戦術・戦略を駆使した戦いを披露してくれますから、ホントに見ていて面白いリーグだなと思っています。

ブッフォン


セリエBへの降格という屈辱を味わったにも関わらず、チーム残留を決意したのがこのジャンルイジ・ブッフォンです。

ユベントスでの活躍は01/02シーズンからとなっています。
加入当初からGKとしての能力に秀でており、そこから17/18シーズンが終わるまでずっとユベントスに在籍しています。

この人はイタリア代表でも相当インパクトがあった選手で、カテナチオを体現していた世界最高のGKでもあります。
ロシアW杯にイタリア代表が出場できなかったことで、プレーオフのスウェーデン戦が代表最後のキャリアとなりました。

GKの寿命は長いと言ってもこれだけ欧州の第一線で活躍し続けた人はいませんでしたね。
現代サッカーに代表されるような足元の技術に優れていたわけではありませんが、

    ・ピッチを俯瞰して味方に適切な指示を与えることができるコーチング力
    ・優れた状況判断から繰り出される1対1の強さ
    ・ポジショニングの良さや反応の速さによって生まれるセーブ力

など、ホントに古き良きGK像を常に示していた選手でもあります。

今シーズンからは新天地のPSGに活躍の場を移していますが、PSGの躍進によってはブッフォンがビッグイヤーを掲げる日が来るかもしれませんね。

デルピエロ


ユベントスのレジェンドとしてかなり有名なアレッサンドロ・デルピエロ。
この人もブッフォン同様にセリエB降格の中でもチームに残留しています。

イタリア代表の点取り屋としても有名だったデルピエロですが、ボックスの左斜め45度からのシュートでゴールを奪うことが多かったため、そのエリアは彼への尊敬の念を含めて「デルピエロゾーン」と呼ばれていました。
体格に恵まれていたわけではありませんでしたが、足元の技術やシュートセンス・視野の広さなどもあって、誰しもの記憶に残る名選手となった人です。
セリエAやセリエBでも得点王に輝いており、その当時は僕の周りでもかなり人気が高かったFWの選手でしたね。

ユベントスでは背番号10を着用しており、いわゆるファンタジスタタイプの選手で攻撃に違いを生み出せる選手でもありました。
ボールを預ければとりあえず何かをやってくれるかもしれない、、、っていう期待感を持たせてくれる選手であり、実際にそれをユベントスで体現してきた選手でもあります。

ホントにこの選手はシュートが上手かったですね。
やっぱりサッカーの基本は「ボールを蹴ることだ」っていうのを改めて感じさせてくれる選手でもあります。
当時の僕はミランファンだったからデルピエロのことは嫌いだったんですが、今になって振り返ってみるとすごい選手だったな~って感じますね。

ジダン


誰もが知ってるスーパーレジェンドのジネディーヌ・ジダンです。
(とりあえずハゲてる先生がいれば”あだ名”がジダンになるぐらいチョー有名な選手でしたね)

レアル・マドリードのイメージの方が強いかもしれませんが、彼は1996-2001年までユベントスに在籍していました。
ポジションは現在で言うところのインサイドハーフになりますが、彼は典型的な司令塔タイプのプレイヤーでもありました。
(ユベントスではデルピエロとインザーギの2トップを操るトップ下の司令塔)

ボールが彼を経由することでチームの攻撃が始まる、、、っていっても過言ではないぐらいに攻撃センスは抜群だったわけです。
そしてボールを持てばDFとしては対処のしようがないぐらいに足元の技術や体の使い方にも優れておりました。

僕は現役時代のジダンをそこまで見ていたわけではありませんが、やっぱり印象的だったのは2006年のドイツW杯です。
(ジダンはそのW杯をもって現役を引退しています)

決勝はフランス代表 対 イタリア代表というカードでした。
フランスはジダンのPKで先制に成功したものの、CKからマテラッツィにヘディングゴールを決められて延長戦に入っています。
その延長戦の後半でジダンがマテラッツィに頭突きを食らわせた事件のことを今でもよく覚えています。
かなり温厚そうな顔をしているジダンがまさかあんなことするなんて、、、っていうぐらい衝撃的でした。

現役引退後はレアル・マドリードで監督としても成功しているジダン。
今はフリーの身となっていますが、今後はどこクラブを指揮することになるんでしょうかね?

ネドベド


元チェコ代表のユベントスプレイヤーだったパベル・ネドベド。
この当時のチェコ代表も僕は好きだったんでよく覚えている選手です。
(ヤン・コラーとかバロッシュとかロシツキーとかね)

ユベントスの在籍は2001年から2009年までとなっています。
そのため、ブッフォンやデルピエロ同様にセリエA昇格の立役者となっています。
現在はユベントスの役職(副会長?)を務めており、ユーベの試合ではちょこちょこカメラに抜かれていますね。

プレースタイルとしてはいわゆるダイナモ(チームの心臓)的な感じであり、危険察知能力を活かしながらピッチ内を縦横無尽に駆け回っていた選手です。
2003年にはバロンドールやセリエA最優秀選手を受賞しています。

カンナバーロ


ユベントスの在籍期間は短かったんですが、僕の記憶にかなり残っている選手がこのファビオ・カンナバーロです。
2006年のW杯でイタリア代表を優勝に導き、その年のバロンドールを受賞した名DFとなっています。
(ホントにウイニングイレブンでよく使ってましたw)

バロンドールは基本的に”攻撃能力を評価”されて受賞することが多い中、純粋な守備能力で世界にインパクト与えたホントにすごいCBの選手です。
176㎝と小柄な選手ながら、1対1の勝負強さや状況判断(ポジショニング)の的確さでブッフォンとともにユベントスの堅守を支えてきた人物です。

現役引退後の現在は中国やアジアのクラブチームの監督として活躍している方なんですが、近い未来にセリエAで指揮をとる姿が見られるかもしれませんね。

ダービッツ


特殊サングラスがトレードマークのエドガー・ダービッツです。
元オランダ代表でユベントスには97年から04年まで在籍しておりました。
アヤックス時代にチャンピオンズリーグを制覇、その後ミランに短期間在籍した後ユベントスに加入することになっています。

目の病気にかかったことから試合中もサングラスを着用していたことが非常に印象的でしたが、どういうプレーをしていたのか僕の記憶の中にはほとんどありません。
この選手もネドベド同様にダイナモ的な存在の選手だったのは間違いありませんが、何かとクラブ上層部(監督含む)と揉めることが多く、様々なチームを渡り歩くことになっています。

ただ、ユベントス在籍時にはスクデット獲得に大きく貢献した選手ですし、オランダ代表での実績もあります。
ポテンシャルがあった選手だけに世渡りさえうまくしていれば、もっと世間から評価される選手になっていたのかなって考えちゃいますね。
ちなみに現在は何をされているのか不明です。

P.S.
有名チームの試合データ・フォーメーションなどをデータベース化しています。
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