17/18シーズンプレミア第19節のレスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドのマッチレビューです。
最近好調を維持している(前節は負けましたけど)レスターがホームにユナイテッドを迎えての一戦となってます。
まあ、リーグ戦はライバルのシティが連勝を伸ばして独走中ですし、2位以下は混戦になってるんでユナイテッドにはしんどい試合が続きますね。
レスターは岡崎が好調を維持してますが、監督の起用法によってスタメンが定着しない感じになってます。
この試合もベンチスタートでしたし、彼の動きと監督の構想とに若干のズレがあるんでしょうね。
それで試合の方は劇的な幕切れとなりました。
まあ、ユナイテッドとしては悲劇の結末だったわけなんですが、、、
そんな感じで、試合を評価していきます。
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フォーメーション
レスターとマンチェスター・ユナイテッドのフォーメーションです。
特に言うことありませんが、ユナイテッドとしては右SBが人材難ですかね。
試合情報
試合は2-2の引き分けとなりました。
まあ、退場者は出ましたがレスターが最後まであきらめずに戦ったから引き分けになった感じです。
ユナイテッドとしては最後にやられてしまったのは激イタでした。
得点者
前半27分 レスター:バーディ
前半40分 ユナイテッド:マタ
後半15分 ユナイテッド:マタ
後半49分 レスター:マグワイア
この試合で一番気合入ってたマタが2ゴールです。
2点目のFKは見事なシュートだったと思います。
交代者
レスター
後半12分 シンプソン⇒アマルティ
後半22分 イボラ⇒岡崎
後半35分 グレイ⇒チルウェル
*後半28分にアマルティが2枚目のイエローで退場してます
(途中から入ったのに)
ユナイテッド
後半26分 マルシアル⇒ラッシュフォード
後半31分 リンガード⇒エレーラ
後半38分 マタ⇒ムヒタリアン
ちなみにマルシアルとラッシュフォードは途中出場の方がパフォーマンスがいいって有名みたいですなw
(スタメンだと本領発揮しないようです)
ハイライト
全体のハイライトです。
試合の流れと印象
序盤からアウェーのユナイテッドが攻勢に出てレスターをかなり押し込む展開になりました。
まあ、前半の途中まではかなり一方的なゲームでしたし、レスターの方は耐える時間が長かったですね。
それでその攻撃にレスターの方が慣れだしてきて、試合展開的に膠着気味になったところでレスターの方がカウンターから先制することになります。
ロングカウンターからでしたが、スペースに向かってラフに蹴ったハイボールをマフレズがゴール前で収めて、バーディにラストパス。
ユナイテッドの選手もバーディを追いかけてましたが、振り切られててそのままゴールに流し込まれた感じ。
GKのデヘアは相当ユナイテッドを救うセーブを連発してますが、このシュートを止めるのはムリだったと思います。
まあ、試合的にはユナイテッドが追いかける展開の方が面白いんですが、マタのゴールで意外と簡単に追いついちゃいましたね。
それでフラットなスコアに戻って、後半に入ってからも攻勢を続けるユナイテッドがその流れのままに、マタが逆転ゴールを奪えたのは非常に良い展開でした。
まあ、レスターに退場者も出たし、どう考えてもユナイテッドが勝つ流れ、、、だったんですが、最後の最後でクロスボールからマグワイアに決められちゃいましたね。
(ユナイテッドとしては、トドメの追加点を奪わなかったのが原因なんですけどね)
っていうか、レスターはよく追いついたな~って感じです、ハイ。
試合運びは良かったレスター
試合開始直後からユナイテッドが積極的に攻めてきてたこともあって、レスター的には押し込まれる展開でした。
まあでも、レスターはバーディを軸にした堅守速攻のチームなのでその展開自体は問題ないと思いますが、結構ユナイテッドにフィニッシュまで持って行かれてたのが僕としては気になったかなと。
(結局、マタの同点ゴールもありましたし)
ユナイテッドのビルドアップもそこまで妨害デキてなかったし、岡崎がいないとプレッシングの威力も若干下がってくるのかな?と思えちゃいます。
だから、全体的に自陣へ下がりすぎちゃって、ユナイテッドにミドルシュートを打たれるシーンが多かったし、そこで失点しなくて良かったなって感じ。
その甲斐もあって狙い通りにカウンターから先手をとったのは見事でしたけどね。
ただ、思ってたよりも早くに同点にされてしまい、そのアドバンテージは活かせず。
さらに途中出場したアマルティが退場したのは激イタでしたが、そこで諦めずに最後まで踏ん張り続けたのが結果に結びついた感じでしたね。
踏ん張れないユナイテッド
先制した試合にはほぼ勝っているユナイテッド。
この試合も先手を取りたいので積極的な試合運びをしてましたね。
まあ、ポグバが帰ってきてるんで攻撃力は増してると思いますし、序盤からそこそこフィニッシュまでは持っていけてました。
ただ、この試合のユナイテッドはいつもより守備が緩かったような気がします。
それに右SBのリンデロフとCBスモーリングの間をしきりにバーディに狙われてたのは、ここがウィークポイントだって認識されてたからですし、このあたりに最終ラインの脆さがあったのかもしれませんね。
選手個人のパフォーマンスの問題もあるでしょうが、全体的に守備時の集中を欠いてるようなシーンも気になったかなと。
(展開的には押し込んでたんでレスターにボールを運ばれるシーン自体が少なかったんですけどね)
苦しいところからマタの2ゴールで逆転したのにも関わらず、最後の最後で追いつかれてしまったのはこの辺の影響もあるかもしれません。
スモーリングの怪我の影響もあって、最後はマグワイアをフリーにしてましたけど、勝ち点を落としたことを考えると追加点を奪えなかったのが最大の原因かなとおも感じました。
1点差で逃げ切る強さもなかったし、なんか勝負弱かったですね。
まとめ
結果的には引き分けでしたが、レスターとしては退場も出しながら最後に追いついたことで、ユナイテッド相手に勝ったような印象の試合になりましたね。
レスターは頑張ればヨーロッパのカップ戦を狙える位置にいますんで、リーグ戦の後半も頑張ってほしいですね。
それに冬の移籍市場もありますし、プレミアは今後も楽しみですな。
あと、岡崎は途中出場でしたし、今後もこの使われ方は続けられるんでしょうが、それでもなんとか得点数は伸ばしてほしいところですかね。
まあ、そんな感じかな。
ということで、また次回!!
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